マレーシアでは昔、ポッキーは「ロッキー」だった
マレーシア

マレーシアにも日本のお菓子が売られています。そのうちの1つが、私たちにとってもお馴染みのポッキー。実は数年前まで「ポッキー」は「ロッキー」として売られていました。

なぜ「ロッキー」だったのか?「ポッキー」として売られるようになってからの経過についてもお伝えします。

グリコの「ロッキー」?

マレーシアでは多くの日本のお菓子が売られています。普通にスーパーマーケットで見かけることができます。

グリコの「ポッキー」もそのうちの1つです。以前はチョコレート味とイチゴ味くらいしか見かけなかったのですが今では色々な種類のフレーバーのものも見かけるようになって来ました。

私たちにとってもお馴染みのグリコの「ポッキー」ですが、実は数年前まで「ロッキー」という名前で売られていたんです。ロッキーという名前で売られている理由については、以下のような憶測が飛び交っていました。

ポッキー偽物説

日本製のものは良い!というイメージが強いマレーシア。そんなマレーシアでは、変な日本語が書かれたパッケージのお菓子など、たくさんの「なんちゃって日本」のお菓子が売られています。

私たち日本人から見るとすぐに変だとわかりますし、日本のものでないことはわかりますが、マレーシアの人からすると日本語で書かれたパッケージは魅力に映るのだと思います。

なので、グリコのロッキーもそんな「まがい物商品」の1つなのではないかという疑いもありました。

ポーク説

ポッキーをアルファベットで表すと「Pocky」となります。これは豚肉「pork」と発音や綴りが似ています。マレーシアの国教であるイスラム教は、豚肉は不浄のものとして食べることができません。

豚肉を連想させる「ポッキー」を販売してしまったら、売れ行きが怪しいどころか、怒らせてしまうのではないかとグリコ側が懸念し、「P」に線が一本加えて「Rocky(ロッキー)」として販売したのではないかという説です。

思わぬところで知ることになった真実


どちらにしても私もロッキーは大好きで、一時期ロッキーのイチゴ味ばかり食べていたこともありました。そのうちついに、事実を知る機会が訪れました。

2014年にグリコが商品名を統一し、マレーシアでも「ポッキー」として売り出すと発表したのです。この時のニュースから、グリコ側はイスラム圏の国に配慮して「ポーク」を連想させないために「ロッキー」という名前にしていたとわかりました。

これがきっかけで、「ポーク説」が正しかったことが証明されることなりました。

冷蔵庫には1年前までロッキーが……

実は、1年前まで私たちの家にはロッキーが冷蔵庫に入ったままになっていました。とっくに賞味期限が過ぎていたのですが、もう売り出されないと思うと、開けようにも開けることができず、捨てようにも捨てることができなかったからです。

「ポッキー」になって4年経った今……


今ではすっかり、ポッキーは「ポッキー」として店頭に並んでいます。

結構目立つ位置に配置されていることも多く、フレーバーもどんどん増えて来ていることからも、「ポッキー」の名前に変更されても、腹を立てるお客さんはそれほど多くなかったように感じます。

名前が変わっても味は変わりません。マレーシアで親しまれているお菓子には変わりないようです。

話の種としてお土産にしていた

夫はポッキーが「ロッキー」だった時代、「ロッキー」を日本へ帰る際のお土産にしたり、日本から遊びに来た友達に勧めたりしていました。話の種となって面白かったからです。

「ポッキー」になってからは、そんなこともなくなりました。店頭に売られている「ポッキー」を見ると、時々「ロッキー」が懐かしくなることもあります。
話の種としてお土産にしていた

この記事を書いた人

yazu

yazu

九州出身です。
今はマレーシアに住んで数年になります。旅行も大好きでマレーシアを拠点に、東南アジア周辺の旅行にもよく出かけます。

マレーシアで、夫と共に、発展途上国ならではの思いがけないハプニング満載の生活を送っています。そんなことをしていたら、段々たくましくなってきました。東南アジア旅行では、いろいろな文化の違い、食事、地元の人との出会いを楽しんでいます。

そんな中で、自分たちが経験したこと、感じたことを記事にしたいと思います。だれかに楽しんでもらえたら嬉しいです。

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