湿原の中を走る電車「くしろ湿原ノロッコ号」をより楽しむコツを伝授します
日本

道東ならではの大自然を感じることのできる釧路湿原。レンタカーで自由に観光するのもいいですが、かわいらしい観光列車で、のんびりと釧路湿原を楽しむのも良いですよね。

今回は釧路湿原の中をのんびり走る「くしろ湿原ノロッコ号」に乗ってみました。終点ではレンタサイクルでの観光がおすすめです!

ノロッコ号の旅は釧路駅から


「ノロッコ号」は釧路駅から塘路(とうろ)駅までを、季節によって1日に1往復または2往復する観光列車。釧路湿原を気軽に観光できるとあって、特に夏休みには予約困難なほどの人気。

お目当ての日の運行スケジュールはホームページで事前に確認して早めに予約をしましょう。予約は1カ月前からの受付です。

釧路駅では3番線からの出発。基本は4両編成。わりと早めに入線しますが、アナウンスがありますので入線したら各車両で記念撮影してみては?

座席はとても狭いので、大きな荷物を抱えての乗車はおすすめできません。駅にコインロッカーがありますので、あらかじめ利用しておくとよいでしょう。

それぞれの車両も楽しみ


1号車が自由席で、2~4号車が指定席。4号車ではタンチョウヅルとエゾシカがお出迎えしてくれますよ。

タンチョウヅルとエゾシカがいるのは4号車だけですが、他の車両のお客さんも早めに乗って4号車で記念撮影されていたりします。

各車両の床にはエゾシカやクマの足跡も……。それぞれの車両で足跡も異なりますし、記念撮影用のパネルがあったり、エゾシカ・タンチョウヅルのお出迎えがあったり、販売カウンターがあったりと様々です。

2号車の販売カウンターでは、ノロッコ号オリジナルの「のんびり弁当」の他、スイーツやいろいろなグッズも購入できます。

ノロッコ号のおすすめ座席


「ノロッコ号」の自由席は1号車だけ。あとは写真のような観光用の車両(指定席)です。自由席(1号車)は普通の車両が使われているので、窓もこんなに大きくはありません。

観光客は、事前に指定席を予約するのがベストです。ちなみにベンチの背もたれは左右どちらにも倒れます。

指定席の車両には6人掛けのBOX席と2人掛けのベンチがありますが、景色が良いのはBOX席の窓側。できれば予約開始と同時に窓側席を押さえましょう。

グループ旅行でもない限り、6人掛けは相席になる確率が大。このBOX席、かなり狭いので、席が一緒になった時点で「よろしくお願いします!」「こんにちは!」などと声を掛けておきましょう。友好ムードを作っておいたほうが後々の居心地が良いです(笑)。

窓はコツが必要ですが開きます。心地よい風が入ってきますし、写真撮影もしやすいので、BOXの相席の方々と相談してできるだけ開けるようにしましょう。

「ノロッコ号」は要所要所で徐行運転をして観光案内もしてくれます。沿線には鹿の姿も。写真には収められませんでしたが、筆者も往路復路ともに鹿に遭遇。

途中、釧路川と並走するポイントでは、タイミングが合えばカヌー下りの観光客と遭遇することも。

塘路駅到着


塘路駅には釧路駅から50分程度で到着。釧路を出てから、時間を感じさせない楽しい景色が続きます。到着した列車はそのまま折り返し釧路へ戻ります。

釧路からの乗客は塘路駅でそのまま折り返し引き返す人が多いですが、時間が許すなら是非レンタサイクルを利用して展望台まで足を延ばしてみましょう。駅で貸出してくれます。

マップももらえますのでおすすめの立ち寄り所を聞いてみるのもいいでしょう。今のところ電動自転車はありません。駅の前には数台しか並んでいなくても在庫は数十台あるそうですよ。

サルボ展望台


自転車でアクセス可能な展望台は「サルボ展望台」と「コッタロ湿原展望台」。コッタロ湿原展望台は道中が舗装されていない砂利道で、距離もあるため、サルボ展望台のほうが気軽にアクセスできておすすめです。

写真はサルボ展望台からの眺め。自転車は麓の駐車場に置いて、展望台まで山道を15分ほど登ります。

サルボ展望台からはサルルン展望台にもアクセスできます。サルボ展望台からサルルン展望台までは山道を更に770mです。時間と体力に余裕のある方は挑戦してみてください。

塘路まで来たなら、是非展望台を訪れて、湿原を上から眺めてみてくださいね。

くしろ湿原 ノロッコ号
公式HPはこちら

くしろ湿原ノロッコ号、事前準備はぬかりなく

観光列車は座席によって楽しさが全然違ってくるのは想像がつくと思いますが、ノロッコ号はそれが顕著。

必ず事前に希望座席を調べて(当然6人掛けの窓側)、予約開始と同時に予約しましょう。6人掛けの窓側と通路側では見える景色が全く違いますし、写真を撮りたい方ならなおさらです。

旅行は出かける前から始まっています。事前準備はぬかりなく!

この記事を書いた人

ヒイラギ

ヒイラギトラベルライター

国内中心に飛び回るトラベルライターです。心に残る風景、注目のグルメ・イベントを中心にお伝えします。

チャンネル

チャンネルをもっと見る