冬の繁忙期の賑やかさが去ったグリーンシーズンのニセコは、のんびりと北海道らしい景色を楽しめる絶好の旅先。ニュースで大々的に報じられている高額なホテル料金や食事代金もそのほとんどはスキーシーズンのものなので、実は、夏のニセコは比較的リーズナブルに楽しめるんです。
せっかくの夏のニセコなら、サイクリングを楽しんでみては? しかもパワフルなアシスト付きの「e-Bike」なら疲れ知らずでおすすめです!
e-Bikeが借りられる場所は?
e-Bikeをどこで借りるか問題については、宿泊しているホテルで借りられるのが一番ラクチン。
おすすめは、人気のニセコビレッジ内にありながらも、グリーンシーズンは非常にリーズナブルに泊まれる「ザ・グリーンリーフ・ニセコビレッジ」。ここにはニセコビレッジ宿泊者のみが利用できるe-Bikeの受付カウンターがあります。
しかも朝8時から借りることができるので、朝の清々しい時間を大切にしたい人には超おすすめ! このe-Bikeはスポーツ用なので、一度の充電で50Km走行可能。その気になれば羊蹄山を一周できるくらいのパワーがあります。
安全のためのヘルメットをかぶって、早速出かけましょう。
ニセコビュープラザ
ニセコビレッジからニセコビュープラザまではひたすら下り坂。電動アシストもあるので体力を温存したまま到着できるはず。でも水分補給は忘れずに!
お酒の好きな人ならここはビールでシュワッといきたいところでしょうが、e-Bikeの運転があるのでノンアルコールでお願いします。
おすすめは店内の冷蔵庫で冷えている「HAKKOGINGER No.1」。ニセコにあるジンジャービア醸造所『HAKKO GINGER』が作っているドリンクです。
かなりパンチの効いた味で、シュワシュワ感もハンパなし! 喉を潤すだけではもったいないクオリティなので、お土産としても良さそうですよ。
農産物などが売られているフリースペース棟の隣の情報プラザ棟には観光案内所が入っていて、こちらもぜひ立ち寄ってほしいスポット。地元の“イマ”の情報が得られます。
掲示板は地元の事業者さんによる情報の宝庫!今回は数あるスポットの中から、ランチに「バーチツリーカフェ」(右)、食後の観光に「ダチョウ牧場」(左)を訪れてみることにしました。
バーチツリーカフェ
バーチツリーカフェはニセコビュープラザからe-Bikeで5分ほど。かわいらしい一軒家カフェで、ご夫婦で営業されています。
サイクリングの後だから、ガッツリとお肉! でも、ニセコの新鮮なお野菜もたっぷりだし炭水化物少な目なので、ぜんぜん重くない。複数種類から選べるランチセットは1500円。スープとドリンクもついてかなりお値打ち!
「ニセコは高い!」なんてニュースに踊らされて敬遠している人、夏のニセコは空いてるしリーズナブルだし、本当におすすめですよ!
だちょう牧場
バーチツリーカフェからe-Bikeで約20分。続いてはニセコ第二有島だちょう牧場へ。
牛とダチョウのコラボはなかなか目にすることはないのでは? ちょっと珍しい光景ですよね。
ダチョウたちは人に慣れているのか、人の姿を見ると近寄ってきます。エサやり体験をする観光客だと思われているのかも…。
ユニークな表情で、ずっと見ていても飽きません。併設のカフェも人気で、大きなダチョウの卵を使ったスイーツを楽しめますよ。
高橋牧場 ミルク工房
そろそろニセコビレッジへと帰りましょう。ここまで下り坂だったので、帰りはほとんどずっと上り坂。かなり気が重いのですが、予想に反してペダルは軽い!想像以上にe-Bikeのパワーが強力で、のんびり漕いでいてもグイグイ押してくれます。上り坂ではe-Bikeのパワーをレベル3に設定しましょう。
途中で高橋牧場ミルク工房に寄り道してソフトクリームを食べることをお忘れなく!
高橋牧場はニセコでは外せないテッパン観光スポットなので、写真撮影やお土産購入にもおすすめですよ。
高橋牧場からニセコビレッジまではe-Bikeで5分ほど。ザ・グリーンリーフ・ニセコビレッジにe-Bikeを返却して、お疲れさまでした!
今回の訪問スポット
●ザ・グリーンリーフ・ニセコビレッジ
https://www.niseko-village.com/ja/stay/the-green-leaf-niseko-village/
●ニセコビレッジ
https://www.niseko-village.com/ja/
●ニセコビュープラザ
https://www.niseko-ta.jp/about/michinoeki/
●バーチツリーカフェ
https://www.instagram.com/birch_tree_cafe/
●ニセコ第二有島だちょう牧場
https://ostrichfarm.mystrikingly.com/
●ニセコ高橋牧場