多くの果樹園がある余市の仁木町は、北海道屈指のフルーツの町です。5月中旬からいちご狩りが始まり、夏はさくらんぼ狩りやブルーベリー狩り、秋はブドウ狩りを楽しめます。他にもプラムやプルーン、りんごなど、数多くの果物が栽培されています。今回は6月下旬から8月上旬まで楽しめるさくらんぼ狩りを体験してきました!
仁木町までのアクセス
農園までのアクセスはレンタカーがあれば問題ないのですが、公共交通機関で訪れるとなると少々コツが必要。というのも、都会のように5分毎に電車やバスが来るわけではないので、最初に、何時に農園に着いてどれくらいの時間楽しむかを計画するところから始めます。その上で、帰りの時間に合う電車やバスを探すといいでしょう。
ちなみに電車の本数はかなり少ないので、行きは電車・帰りはバスというルートもおすすめですよ。バスなら30分に1本くらいの割合で走っていますので、小樽や札幌まで戻るのに便利です。
仁木町の観光農園
仁木町にはフルーツ狩りをさせてくれる観光農園が沢山あります。今回はさくらんぼだけでなく、プルーン、ブドウ、ミニトマトなどを育てている今井ファームさんにお邪魔しました。
あいにくのお天気だったので、「全区域雨除け完備」というのが決め手となり、今井ファームさんに決めたというわけです(笑)
訪れるタイミングでどのさくらんぼが狩れるかは違うみたいですね。この日は佐藤錦と仁木ならではの水門という品種が楽しめる模様。ちなみに昨今のインフレの影響で、1300円に値上がりしていますが、お持ち帰り用のお土産も含む(自分で狩る)ので全然お得!
受付でお支払いして、簡単な説明を受けます。来年も美味しいさくらんぼを楽しむために、さくらんぼの樹を傷つけないようによく聞きましょう。
いざ、狩らん!
早速さくらんぼ探しに農園の中へ。着いた時間が遅かったのか、背の低い場所はほぼほぼ食い尽くされていて、脚立を使って樹の上のほうのさくらんぼを採取。
もしかして…、樹の上のほうの実って太陽を沢山浴びてて美味しいのかな?一粒目で驚くほど甘くて感動!
食べたいけど、お持ち帰り用のカップにも詰めなきゃいけないし、悩ましいところ。お持ち帰りカップはフラペチーノカップみたいな形状で、上の穴からさくらんぼを入れられるようになっています。
パンパンに詰めたいけど、佐藤錦って果肉が比較的柔らかめなので、ふわっと詰めるくらいがちょうどいいかも。
バス通りの農園もおすすめ
帰りはバスで小樽方面へ。バス通り沿いにも何軒も観光農園があって、役場前バス停横の安崎園さんの直売所がものすごく安くてお買い得でした!安崎園さんは、さくらんぼ狩りも多くのお客さんで賑わっていたので、次回はここもいいなぁなんて考えています。
下記の仁木町観光協会のサイトは、果物の収穫時期や農園の情報が一覧になっているので、参考になりますよ!
●仁木町観光協会 果物狩り情報