今回は千葉県成田市にある、成田山新勝寺への参拝、しかも空港へ行く前にキャリーバッグを引いて参拝するという試みにチャレンジしてまいりましたのでレポートいたします。
スタート地点は
成田山新勝寺は千葉県成田市に位置し、なんと平安時代から続くという由緒ある寺院。
最寄り駅は成田駅で、成田駅は電車はJR線と京成線が走っています。京成成田駅から成田山入口まで周回バスも出ていますが、徒歩でも約10分。
こちらの看板を頼りに進んでいきます。
この近道ルートですと、住宅街を抜けてゆくようになるのと、少し下り坂が続くのですが、
時間がある方、またなるべく緩やかな道を行きたい方は、上の大通りの入り口からお進みください。
今回はキャリーバッグを引いていたので、表通りから進むことにしました。
道中も楽しい
新勝寺にまでの道中、いわゆる「表参道」もお土産屋さんや休憩処もたくさんあり、見ながら進むのも楽しいです。
道路もきれいに補正されているので、キャリーバッグはもちろんベビーカー、車いすの方にも優しいですね。
案内図を見るとこんなにお店があるんです!
平日でしたが、それぞれのお土産屋さんは、たくさんの方でにぎわっていました。
食べ歩きも
散策の楽しみの一つと言えば食べ歩き!
新勝寺参道にもたくさんの食べ歩きできるお店がありますよ。
まずは焼き団子!
お店の周りには醤油の香ばしい香りが漂っていて吸い寄せられてしまいました。
串にささっているので、片手がキャリーでふさがっていても片手で食べることができるのでうれしいですね。
たこ焼き屋タコせんも。
筆者は大好きな甘酒をいただきました。
地元の蔵元さんの自家製甘酒です。
甘酒で体を温めながら進みましょう。
ここまできたらあと半分です!
ここからは「成田山」の名前に違わない、急な下り坂になりますので、心の準備を。
昔ながらの街並み
新勝寺に近づいてくると、歴史を感じさせる建物が更に多く見受けられます。
昔ながらのの街並みと言うこともあってか、ここからかなり急な下り坂、そして道幅も狭くなりますので、今回のキャリーでの参拝の一二を争う難関と言えるでしょう。
食べ物やお土産の誘惑に誘われながら歩いていると新勝寺入り口に辿り着きました。
境内はまだ新春ムードたっぷりで出店も出ておりました。
キャリーでの参拝路は?
出店を抜けると目の前にそびえ立つこの石段。キャリーバッグを引いてなくてもめげてしまいそう。
でも大丈夫! 成田山新勝寺はバリアフリー対応もバッチリなのです!
石段の下に案内が出ておりますので、案内に順って進みましょう。
階段を正面に見て左手方向に進みますと、白い建物があり、奥にエレベーターが2台。
これに乗ればキャリーバッグと一緒でも楽に上まで行けます。
境内は
上の階に到着すると、右手に本堂が現れます。
敷地内には砂利が敷かれていますが、参道の中央は石畳で補整されていますので、キャリーバッグも引いて歩くことが可能です。
そしてこちらが、かの有名な新勝寺の本堂!
って参拝するのにまた階段が……。
もちろんノープロブレム! 本堂の左手にエレベーターが設置されているのです。
本堂内は写真撮影が出来ませんのでお写真はありませんが、無事にお参りが出来ました!
ちなみにお参りには直接的には関係ありませんが、境内にはおみくじの自動販売機なんてものも。
もちろん、通常のくじタイプのおみくじも販売していますよ。
例外も
ほとんどのお堂はスロープやエレベーターが設置されていて、キャリーバッグで参拝できましたが、出世の神様「出世稲荷」は階段以外のルートは見つけられませんでした。
やはり立身出世の道はそんなに甘くないということなのでしょうか。筆者も意を決してこの階段を昇ることにしました。
大変な思いをして上った後の景色は格別でした!
大変な思いをした分きっとご利益もあるはず!と一生懸命お参りしてきました。
まとめ
今回の参拝、お土産屋さんなどの寄り道などを含めても2時間かからないくらいで出来ました。
キャリーバッグを持ったままでも参拝や散策を十分楽しむことができますので、夕方以降出発の便や、朝成田に到着の便を利用する方は、海外旅行に行く前や行ったあとなどにお参りに行くことが出来そうです!