皆さんは「マカオ」と聞いてどんなものを想像しますか? ポルトガル風の建物やカジノ、派手なホテルでしょうか。今回、私はそれらとは全く違う、マカオの人々の台所とも言えるローカルな市場「レッドマーケット」に潜入しました!
超ディープ! 真っ赤なマーケット
レッドマーケットとは、「紅街市」と表記される市場で、赤い建物の中で様々な生鮮食品が売られています。半地下の部分では主に野菜や乾物、1階では魚、2階ではお肉を売っています。
強烈な「赤」
レッドマーケットで驚かされたのは、外観だけでなく中も全体的に赤いということ。照明の赤や血の赤が印象的で、日本ではあまり見られない刺激的な光景が目に入ります。最初こそ少し驚いたものの、実際に入ってみるととても清潔で、周りやすかったです。売っているものは基本的に量り売りです。
実際にその場で魚や鶏をさばいています。マカオの現地の方は、基本的に生鮮食品に関してはスーパーではなくこちらで買い物をすることが多いそうです。私が行った日も、平日の昼間でしたが現地の方でとても混んでいました。
こちらは穀物です。こちらも量り売りで売られています。この時も現地の方がたくさん購入されていました。日本でいうと築地のような感じでしょうか? 築地は一般人というより業者の方が買いに行くイメージもありますが、レッドマーケットはより一般人の方が利用されているなという印象を受けました。
レッドマーケットの外もすごい!
こちらはレッドマーケットの外にある屋外マーケットで、「義字街」と呼ばれるエリアです。路地全体が市場のようになっており、露店で埋め尽くされていました。こちらは築地の場外市場に似た雰囲気があり、中と同様とても活気にあふれていました。実はマカオは世界で最も人口密度の高い地域だとされています。そのためか、マカオの中心部に位置するこちらのマーケット周辺は本当に混んでいます。私が行ったのは10月末でしたが、それでも気温が30度近くありました。真夏に行かれる方は熱中症対策をした方がいいかもしれません。
初めて本物のドリアンを見ました! かなり大きかったです。とにかく商品がいろんなところに所狭しと並べられてて圧倒されます。日本ではなかなか見られない珍しい食べ物もたくさんあったので、すごく面白かったです。
現地の生活を知るには外せないスポット
名所を観光するだけではわからない、生のマカオの人々の生活が垣間見ることができるディープスポットなので、現地のことを知りたい方にはうってつけの場所です!
レッドマーケット
協力:マカオ観光局
URL www.macaotourism.gov.mo