ソメイヨシノ発祥の地・駒込で開運! 日本武尊ゆかりの妙義神社と異世界の富士神社

東京
ソメイヨシノ発祥の地・駒込で開運! 日本武尊ゆかりの妙義神社と異世界の富士神社

物価高、不安定な政治・・・そんな混乱の時代だからこそ、都内にある勝負強さのご利益をいただける神社へ参拝を! 一見穏やかな雰囲気の文京区駒込―そこには日本神話のヒーローとも呼ぶべき日本武尊ゆかりの妙義神社が鎮座しています。真新しい拝殿から湧き出る力強いエネルギーをいただきにいざ、駒込へ!

さらに併せてお参りしたい厳かな異世界のような駒込富士神社もご紹介しますので、駒込神社巡りの参考になればと思います。

その歴史はなんと1000年以上!? ―妙義神社

ソメイヨシノ発祥の地・駒込で開運! 日本武尊ゆかりの妙義神社と異世界の富士神社


駒込に勝負運を授けてくれる神社があるらしい―そんな情報を耳にした筆者がリサーチしたところ、JR駒込駅の近く、大通りから細い道を入ったところに妙義神社が鎮座しているとのこと。妙義神社といえば群馬県にある同名の神社が有名ですが、直接関係は無いようです。


駒込の妙義神社は豊島区で最古の神社と言われ、その歴史はなんと1300年以上。ご由緒によれば、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の東征の際、陣営を構えた場所に社を建てたことに始まるそうです。また、古い時代には「白鳥社」と呼ばれており、「日本武尊が白鳥に生まれ変わり飛び立った」伝説にちなんでいるのだとか。

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ご祭神

・日本武尊(ヤマトタケルノミコト)

・高御産霊神(タカミムスビノカミ)

・神功皇后(ジングウコウゴウ)

・応神天皇(オウジンテンノウ)

日本武尊が主祭神ですが、ほかにも天地開闢の三神の一柱でもある高御産霊神、そして八幡神社でおなじみの神功皇后と応神天皇も祀られています。

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歴史ある神社ですが、真新しい木造の社殿とモダンなデザインの境内に驚きました。それもそのはず、経年劣化のため氏子の方々からの寄進により、2020年に再建されたばかりとのこと。しかもお隣には教会があり、異なる宗教観が混在する不思議な空間でもありました。

「勝負の神様」の由来とは?

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末社には「太田道灌霊社」江戸城を築いた立役者でもある、室町時代の武将・太田道灌を祀ったお社もあります。道灌がこの神社を参拝し戦に勝ったことから、この妙義神社が「勝負の神様」として知られるようになりました。

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さらに「導きの猫」の伝説も忘れてはいけません。厳しい戦いを強いられピンチに遭遇していた太田道灌が、出会った黒猫に手招きされるまま進んだところ、無事に逃亡が叶い、その後勝利を収めたというのです。この駒込の妙義神社のご利益の表れともいわれ、現在境内では「導きの猫」のおみくじもあるので、猫好きの方には特にオススメです。

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駒込妙義神社で有名なのが「勝守」。文字通り勝負運のお守りです。社務所のお休みと重ならないよう、お参りの際は事前に確認すると良いでしょう。

東京駒込 妙義神社

東京都豊島区駒込3-16-16

異世界へ瞬間移動―駒込富士神社

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駒込は都内でも歴史ある町ですが、都心とは思えないほど静かで落ち着いた空気に包まれています。歴史好きの方はもちろんですが、パワースポット愛好家にとってもお散歩がしやすい穴場と言えるでしょう。ですから妙義神社参拝で終了、だなんてもったいない! 筆者オススメの神社をもう一社紹介させてください。


455号線を地下鉄南北線本駒込駅方面に歩くこと20分ほど。大通りから左折した一角に、何やら小高い丘が見えてきます。冬でも葉を落とさない常緑樹の森に包まれた神々しい空間・・・この正体こそ駒込富士神社の冨士塚です。妙義神社とはまた違った世界観にあっとうされながらも、境内へ入っていきます。

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ご由緒

富士神社の社名からもわかるとおり、こちらは富士山の神様を勧請した神社です。16世紀に当時の村の名主が駿河(現在の静岡県)の富士浅間神社を勧請したのがその始まり。その後前田家により現在の地に移築され、立派な富士塚も建てられたといいます。

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江戸時代には富士山を模した「富士塚」を参拝して、富士参拝のご利益をいただく信仰が流行したことから、都内には数多くの富士塚が残されています。過去に筆者の記事でもご紹介してきましたが、駒込富士神社の富士塚は格段に迫力が違います。階段を上る前に、思わず深呼吸で気合いを入れて「登山」に臨みました。

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富士塚の頂上に社殿があるため、参拝客は自ずと模擬・富士山に登頂したことになります。


頭頂エリアは思いのほか広く、森のような空間が広がっています。そんな神秘的な雰囲気の中で、魂を清められた心地がしました。

ソメイヨシノ発祥の地・駒込で開運! 日本武尊ゆかりの妙義神社と異世界の富士神社


すぐ先は車が行き交う町中だというのに、富士神社の境内だけ時が止まったかのような、まさに駒込の異世界が広がっています。


●駒込富士神社

東京都文京区本駒込5-7-20

駒込は「女神の花」ゆかりの地!?

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JR山手線と地下鉄南北線の駅を擁しながらも、大型商業施設もなく「地味」と言われがちな駒込ですが、その歴史は古く、地名自体も日本武尊が放った言葉に由来するほど。そのため今回ご紹介した妙義神社や駒込富士神社のような歴史ある神社が鎮座するのも納得がいきますね。


ところで今回のパワースポット探訪の際、駅前で画像のような桜のレリーフを発見しました。調べてみると、駒込と桜には深い繋がりがあることが判明。

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日本人が愛する桜、なかでもソメイヨシノはこの駒込が発祥の地だったというのはご存知でしょうか。19世紀に駒込染井村の職人が古来桜の名所・奈良県吉野山にあやかり、「吉野桜」として売り出したのがその始まり。他の桜に比べ成長が早く、花の見栄えの良さから「ソメイヨシノ」として人気が出たと言います。


桜は富士山の女神として名高い木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)を象徴する花でもあります。六義園など駒込各地にはお花見の名所も多いので、桜の季節にお花見と併せて神社巡りをするのもオススメです!