【LCC】ジェットスター便に乗り遅れそう…!そんな時の救済措置をご紹介

Jetstar

(Photo by Jetstar Japan's first Airbus A320 aircraft departs for Tokyo, Japan from Toulouse, France)


※2015.7.30 LCCの乗り遅れ対策をまとめました!(ジェットスター、ピーチ、バニラエア、春秋航空)
LCCに乗り遅れそうな時、すぐに行うべき確認と対策(保存版)


格安航空券として知られるLCC。
そもそも、LCCって何?という方もいらっしゃると思います。
私も最近まで知らなかったのですが、知っておくとかなりお得で便利。
今回はLCCの安さの仕組みと、乗り遅れそうになった私の体験談&救済措置をご紹介いたします!

そもそもLCCって?

LCCとは、「Low Cost Carrier」のこと。海外では「Budget Airlines」「Budget Carrier」と言われることもあります。
Low Costということで、従来の航空会社で行われているサービスを簡素にし、運行費用を大幅に削減しているため航空券の値段がかなり安いのです。
日本でサービスが展開され始めたのは、2007年から。上陸して7年経ち、どんどん知名度も上がって利用者も増えてきているのです!

どれぐらい安いのかというと…

jetkuma

例を挙げてみます。ジェットスターのサイトを見てみると、なんと東京から熊本までなんと6,690円!
新幹線で行ったらどう頑張っても6時間近くかかるうえに(飛行機なら2時間)、お値段は25,460円。LCC安すぎる。これなら絶対飛行機で行きたいですよね。

沖縄までの航空券も、成田から7,490円と信じられない価格で売られています。(12月上旬の価格)
恐るべしLCC。

簡素なサービスって…、実際どうなの?

これだけ安いんじゃ、何か裏があるに違いない…。そう思いますよね。
LCCには、いくつかのデメリットがあるのです。具体的には3つ挙げられます。

1.預け荷物、機内食、飲み物(お水も)、毛布や映画等全て有料
2.フライト欠航の際の手続きや費用は全て自己負担(便振替えは可能)
3.遅延が多く発生する(※会社によって遅延率に差があります)


1に関しては、事前に機内での飲み物や食べ物を自分で用意しておけば大丈夫です。ただし、アルコールとホットドリンクの持ち込みは禁止なので注意。これらは機内で購入しましょう。また、飛行機は席によってかなり寒かったりするので、上着を持参することをおすすめします。
2は、例えば便の振り替えは可能でも手続きは自分でやらなくてはならなかったり、ホテルのキャンセル料がかかっても自分の負担になったり等。大手航空会社だと、ホテルを用意してくれたりタクシー代を出してくれたり等のサービスもあったりしますが、LCCでは一切なし。
3の理由は、LCCの飛行機は電車のように折り返し運転をしているから。1日に同じ飛行機が何度も使用されるため、午前中の遅れを夜まで引きずることになるのです。5分ずつの遅れでも、塵が積もって夜には20分の遅れになったり。
ちなみに安全面は問題なしです。そこは、安いからこそイメージアップのためにむしろ徹底しているそう。

その他にも座席が少し狭めだったり、マイレージがたまらなかったり、他の飛行機と比べると色々なデメリットはあるのですが、これだけ安いのだから仕方ない。と思えるほど本当に、とにかく安い。これに尽きますね。

私が飛行機に乗り遅れそうだった話

さて、先日はじめてLCCデビューした私。利用したのはジェットスター。
席の間隔などは思ったより気にならず、機内では快適に過ごせました。海外までだと辛いかもしれませんが、2~3時間のフライトなら全く問題なしです。
そんな初LCCで帰りの飛行機に乗り遅れそうになり、その時に頭をフル回転させて調べた情報が皆さんの役にも立ちそうなので、シェアさせていただきます。

11月のある日。沖縄に行っていた私は、18時の飛行機で東京に帰る予定でした。
空港によって多少異なるようですが、基本的に国内の空港は出発時刻の30分前がチェックインの締切時間。つまり、17時30分が締切です。
事前に調べた情報から「LCCは1分の遅れでも許してくれない」「時間を過ぎると機械が使えなくなる」等知っていたので、余裕を持って空港に到着するつもりでしたが、渋滞で怪しい雲行きに。
どうやら空港に着くのは17時30分ちょうどくらいになりそう。チェックインカウンターまで急ぐにしても、間に合わないかもしれない…!
どうしてもその日に帰らなければならないという訳ではなかったのですが、色々と手続きが面倒だしやっぱり予定通りに帰りたい!と思い、とりあえずジェットスターの公式サイトにアクセス。

ウェブチェックイン

とりあえずウェブチェックインをしようと考えました。ウェブチェックインは出発時刻の1時間前が締切ですが、私のように移動中でも自宅でもどこでもできるので便利です。(追記:ウェブチェックインをしたとしても、搭乗券を紙で印刷していなければ搭乗できません。詳しくはこちら)予約番号等を入力してチェックインしようとするも、「ウェブチェックインに対応していません」との表示が出るだけ。
なぜ?と思い、空港に直接電話を掛けようと思ったのですが、それらしき番号は載っていません。ここでコールセンターにお問い合わせすることに。
コールセンターは音声ガイダンスがとても長く、係の方とお話できるまで4~5分待ちました。通話料もこちら負担で、結構高めだったと記憶しています。
やっと繋がり、事情を説明し、本人確認をしていて発覚した事実。
なんと代理店経由での申し込みだと、ウェブチェックインはできない!のです。
今回私は代理店を利用しての旅行だったので、自分で飛行機を予約していません。そうすると、ウェブチェックインはできないらしいのです!
個別対応も不可能、空港に直接電話することも不可能とのこと。せっかく問い合わせしたのに…

途方に暮れて「lcc 乗り遅れ」など検索してみると、ジェットスターならチェックインに間に合わなくても救済措置がある!との情報を入手。
藁にもすがる思いで調べると、なかなか良さそうなサービスがありました。

手数料を払えば、飛行機振替が可能!

ジェットスターの場合、チェックイン締切時間に間に合わなくても出発時間に間に合えば飛行機を振替する権利が手に入ることがあるのです!(追記:空港のカウンターによってその対応は異なります。)
つまり、今回の私の場合なら18時までに到着すれば「飛行機振替権」がゲットできるということ。
1人あたり2,500円を払えば翌日以降を含む他の時間の便のチケットを取ることができるのです。
19時発の飛行機などもあったので、もしチェックインに間に合わなければそっちに振替しよう…と諦めることに。
注意しなければいけないのは、この権利をゲットするためには「1.本来の出発時刻までには空港のカウンターに到着しなければならないこと 2.次の便に空席がない場合は翌日以降の便になってしまう」ということです。
かなり嬉しいサービスですよね。

また、同じLCCでもPeach航空ではこのようなサービスは実施していないようです。空港や航空会社によってはチェックインカウンターまでバスで行くところなどもあるそうで、対応がかなり違ってくるので、事前に確認しておくといいかもしれません。ですがやっぱり一番は、余裕を持って到着することですね。このあたりが心配な方は、LCCでなく普通に購入した方がいいかもしれません…。

ちなみに、結局私はギリギリ間に合って予定通りの飛行機に乗ることができました。
ギリギリだと心の余裕もなくなり、せっかくの旅行の締めくくりがイマイチになってしまうので皆さんは気を付けてください。
LCCを利用するなら、デメリットも踏まえたうえでお得に楽しく旅しましょう!

Jetstar
http://www.jetstar.com/

peach
http://www.flypeach.com/

この記事を書いた人

カナ

カナ

93年香港生まれ神奈川育ち。 高層建築物、地下、洞窟などワクワクする場所が大好き!街づくりに興味津々。 夢はテーマパークのような街に住むこと!

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