魔女伝説の残る町。世界遺産ゴスラーで訪れたいスポット
ドイツ

ドイツ北部のハルツ地方。山々が連なる自然豊かなこの地域には、可愛らしい木組みの家々を多く残す町がいくつかあります。
 
そんな木組みの家が残る町の1つがゴスラーです。まだ日本ではあまり知られていない町ですが、その美しい街並みを一目見てファンになってしまう人も多いのだとか。今回はこのゴスラーでぜひ訪れたいスポットを紹介します。

ゴスラーとはどんな町?

古くからハルツ地方の中心的役割を果たしてきたゴスラー。背後にそびえるランメルスベルク鉱山から採掘される銀が町に繁栄をもたらしたほか、そのことからこの町に皇帝の居城が置かれ、神聖ローマ帝国の主要都市としても重要な位置づけにありました。


かつての繁栄の名残りは町の至る所で目にすることができます。豪華な装飾の木組みの家は、まさにその典型的な例です。その美しい旧市街の街並みは世界遺産にも登録されています。

またハルツ地方には魔女伝説の残る町が数多くありますが、ゴスラーもそのひとつ。街を歩けば、魔女の人形や置物がお土産として売られています。

皇帝の居城、カイザープファルツ

かつて皇帝の居城として使われていたのが、ハインリヒ3世によって11世紀に建設されたカイザープファルツです。帝国会議や諸侯会議が開かれていたホールや、ハインリヒ2世の棺がある礼拝堂を、ガイドツアーで見学することができます。

中でも「夏の間」と呼ばれていた、長さ47メートル幅15メートルのホールの壁に描かれている絵画は圧巻です。ドイツを治めてきた皇帝の歴史が描かれており、ガイドの人がそれぞれの画について詳しく説明をしてくれます。
 
内部は写真撮影禁止で写真はありませんが、壁一面に描かれたその迫力ある絵画はぜひ見ていただきたいです。

マルクト教会の塔から眺める街並み


町のどこからでも見えて、ゴスラーのシンボル的存在であるマルクト教会。この塔の上から眺める旧市街は絶景です。

まるで教会とは思えない可愛らしい入り口から入ると、215段の階段が皆さんを待っています。途中では鐘や、その鐘と連動している時計の歯車を覗ける場所もありますよ。

塔の上へ出る階段は階段というよりほぼ梯子でしたが、そこを登り切ればゴスラーの絶景を独り占めできます。

視線を横に移すと、先ほど紹介したカイザープファルツも見えます。

マルクト広場のからくり時計


周囲をカフェやレストランに囲まれたマルクト広場。ここには市庁舎やインフォメーションもあるので、覚えておくと便利です。

そしてこの広場でぜひ見たいのがからくり時計。ランメルスベルク鉱山での採掘の様子を人形たちが演じる……はずだったのですが、筆者が訪れた時はなんと修理中でした。

広場にはからくり時計が動くのを見ようと大勢の人が集まっていますが、皆時計が修理中だということは分からないみたいです。というのも、この広場の噴水のところにドイツ語で張り紙がしてあっただけなので。

筆者がゴスラーを訪れたのは2016年8月だったので、このからくり時計の修理ももう終わっているはずです。

ランメルスベルク鉱山

採掘される銀がゴスラーに繁栄をもたらしたランメルスベルク鉱山。旧市街と同様に世界遺産に登録されています。

1968年から1988年まで採掘が行われた鉱山ですが、現在はその坑道をガイドツアーで見学することができるのです。その様子はまた別の記事で詳しく紹介するので、楽しみにしていてください。当時の採掘の様子や実際の坑道を直に見ることが出来るので、とても興味深いツアーでした。

ゴスラーの観光は1日あれば十分です。ゴスラーまたは周辺の町に連泊しながら、ハルツ地方の町巡りをするのも面白いですよ。

植物園の蘭展へいってきました

フランクフルトにある植物園で蘭展が開催されていたので出かけてきました。ドイツではとくに胡蝶蘭が人気で、どこの家庭でも大体窓辺に胡蝶蘭が置いてあるのを見かけます。

蘭展では初めて見るような面白い形の蘭や可愛らしいミニ蘭など、興味深い蘭の世界を楽しむことが出来ました。毎年開催されているので、また来年見に行くのが楽しみです。

この記事を書いた人

Mops

Mopsドイツ在住ライター/ドイツ語翻訳

2012年よりドイツ在住。現地でパートナーと知り合い、現在はヘッセン州のとある街に2人で暮らしています。旅行と食べる事が大好きで、旅の目的は「地元の名物」を食べること。ドイツを中心に在住者だからこそ分かる便利な旅情報やイベント、穴場スポットなどをお伝えします。

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