2025年1月、大阪・関西万博会場の最寄り駅「夢洲」まで乗り換えなしでアクセスできる本町駅周辺に、3つの「ガーナーホテル(Garner Hotel)」が誕生。IHGホテルズ&リゾーツが展開するカジュアルなホテルで、エネルギッシュに大阪を楽しむ旅人にぴったり! 万博のための宿泊にもおすすめですが、オシャレなホテル、新しいホテルに目がない人にもおすすめです。
3つのガーナーホテル
同時開業したのは、ガーナーホテル大阪本町駅、ガーナーホテル大阪本町御堂筋、ガーナーホテル大阪本町北船場の3軒。「Timeless Osaka」がデザインコンセプトで、それぞれが過去、現在、未来の大阪をテーマとしています。
ガーナーホテル大阪本町駅
今回は、本町駅に最も近いガーナーホテル大阪本町駅に宿泊してみました。ここでは「現在」をテーマにしたデザインが楽しめます。
スタイリッシュなエントランスとレセプション、その奥にはエネルギッシュな大阪の街のイメージにぴったりの空間が広がっています。モノトーンの幾何学模様にカラフルでポップなデザインを合わせてくるなんて、大阪の持つ“なんでも受け入れる”懐の深い文化にぴったり! ミラーが吹き出しの形になっているのが、SNSで繋がりが広がる今の時代を象徴しているようです。
ここはゲストが自由に利用できる「ソーシャルハブ」。コーヒーマシーンも備わっているので、コーヒーを飲みながら休憩する人や、パソコン作業をする人の姿も。24時間営業のマーケットプレイスも便利ですよ。
マーケットプレイスではドリンクやスナックの他に、たこ焼きや出し巻き卵が缶詰で売られていたり。特に海外からのゲストにとっては、気軽に地域の食に触れられるのは楽しい体験ですね。
楽しいデザインが魅力のゲストルーム
部屋にアメニティはありませんので、必要なものを必要なだけピックアップして持って行きましょう。アメニティはエレベーター前のワゴンに用意されています。
各フロアのエレベーターホールにはユニークなアートが飾られているので、こちらも要チェック。これはDJでしょうか。私が泊まったフロアはお相撲さんでした。
部屋タイプは、ダブルとツイン、ガーナーホテル大阪本町駅にだけクイーンの部屋もあります。ダブル12㎡、ツイン15㎡とコンパクトですが、日中は賑やかな大阪の街をアクティブに動き回るなら問題のない広さ。
上)ツインルーム 下)ダブルルーム
壁紙は大阪を象徴するデザインで、じっくり見るのが楽しい! 御堂筋、道頓堀、大阪城の3パターンあって、道頓堀のデザインにはどこかの野球チームが胴上げされているイラストも! さすがに道頓堀に飛び込んでいる人の姿はありませんでした(笑)
よく見ると、一枚の壁紙の中に、大阪の今と昔が混在していることに気がつくと思いますが、大阪の街のごちゃごちゃと賑やかな様子の中では全く違和感がありません。
枕はしっかりとしたタイプと、ソフトなタイプの両方があらかじめ用意されています。ルームウェアはワンピースタイプ。スキンケア用品は部屋にもアメニティワゴンにもないので、普段使い慣れているものを持って行くといいでしょう。
3階にはコインランドリーもあるので、長期滞在にも便利そうですね。
朝食はお弁当スタイル
私が宿泊したタイミングでは、朝食は2種類のお弁当から選べました。お弁当だと、ソーシャルハブでも部屋でも好きな場所でいただけるからいいですね。
京都・太秦の撮影所のロケ弁です! インバウンドになんて説明するのでしょうか? 太秦は日本のハリウッド? なかなかユニークな朝食です。
ガーナーホテル大阪本町御堂筋と大阪本町北船場
徒歩圏内に他の2軒もあるので、パブリックスペースを見学させていただきました。
大阪本町御堂筋は、大阪の過去をイメージしたデザイン。
大阪本町北船場は、大阪の未来をイメージしたデザインでした。
ソーシャルハブやマーケットプレイス、コインランドリーは3軒全てに備わっていて、部屋のサイズ感も同じなので、一番駅に近いガーナーホテル大阪本町駅が満室でも、大阪本町御堂筋や大阪本町北船場の空室を探してみると空室が見つかるかもしれませんよ。
ちなみに大阪本町駅は駅から徒歩3分、他の2軒は徒歩6分なので、どこもアクセスが良いことに変わりありません。
大阪・関西万博会場最寄り駅の夢洲へは
ホテルから大阪・関西万博会場最寄り駅の夢洲へは、地下鉄中央線の本町駅から乗り換えなしでアクセスできます。
夢洲までは中央線を利用して7駅20分で到着です。一本でアクセスできるのは嬉しいポイントですよね。ガーナーホテルは万博会場だけでなくキタやミナミへのアクセスが良いので(御堂筋線)、大阪観光では何かと動きやすいですよ。
取材協力:ガーナーホテル大阪本町駅
大阪府大阪市中央区北久宝寺町4-4-10