歌舞伎の観劇前に、レストラン予約・体験空間で写真撮影・お土産購入等、GINZA KABUKIZA 歌舞伎座タワーでの過ごし方をご提案させて下さい。
歌舞伎座自体も昼と夜のライトアップとで、趣が変わります。
まずは、5階にある「歌舞伎座ギャラリー」で体験はいかがですか?
今開催中の展示は「体験空間 歌舞伎にタッチ-しる・みる・ふれる・やってみる-」です。
その名の通り、実際の舞台で使われている道具が沢山展示されていて、それらを体験できます。入口から早速、写真スポットがあります。
中では、歌舞伎に登場する「馬」にまたがったり、「駕籠」をかついだり、「船」に乗ったり、役者気分を味わえるんです。「実盛物語」のヒーロー!
更に、舞台も再現されています。「寺子屋」や「花道」等、舞台に立った気分に浸れます!
傘や藤の枝の小道具もあり、写真もばっちりです。
表舞台だけではありません。擬音コーナーの音出しが面白かったです。
小道具で波の音を出したり、雨の音を出したり。これを体験しておけば、新たな切り口から観劇出来るかもしれません。
黒御簾へも入れました。和楽器の演奏は、力加減がわからず、大きな音が出てしまい、周りの方に「すみません……」っていう羽目になりましたが(笑)他にも映像や資料もあり、諸々苦労、難しさを知ることが出来ました。
その他にも5階は行くべきスポットが多数あります。
「屋上庭園」があり無料開放されています。
間近で瓦屋根を眺める事が出来ます。また、五右衛門階段も降りられます。
歌舞伎の登場人物にもなりきれるスタジオもあるんです?
私は撮っていないのですが、スタジオアリスがあり「歌舞伎扮装プラン」「隅取化粧体験」等があるようです。
顔はめパネルがあるので、私はそれを楽しんでいます。
場所は、写真館の前だったり、エレベーターホールだったり……。行く度に変わっているので、探してみて下さい。
観劇前に、イヤホンガイドのレンタルは是非! 出来ればあらすじ購入も。
歌舞伎の見どころ・聴きどころを同時解説してくれます。同時解説ってうるさくないのかな?と不安でしたが、1度借りたらわかりやすくて、毎回借りるようになりました。ストーリーや役柄の解説だけでなく、舞台や衣装について、過去との比較について等内容は様々です。
詳しい方は、必要ないかもしれませんが、初心者でしたらあった方が良いと私は思います。更に、私は、あらすじを購入し、開幕前に読んでおきます。
幕間のご飯は、レストラン派? お弁当派?
幕間のご飯も醍醐味だとは思うのですが、ごめんなさい、私は食べるのが遅いので幕間には食べない派です。が、大半の方が食べています。
お弁当は数か所で販売されているので、何度行っても飽きないはずです。お弁当を見ていると「い~な~、買っておけば良かったな~」という気持ちになりますよ。それなりの時間なので、私ほど遅くない方は食べた方が良いと思います!
レストランも数か所あります。予約制なのでご注意ください。時間が心配な方は、お席に近いレストランを予約した方が良いかと思います。
劇場内・場外、多種多様です。ご飯だけでなく、5階に寿月堂、地下2階に歌舞伎茶屋などカフェ的な場所もあり、スイーツも楽しめますよ。
地下2階の「木挽町広場」でお土産購入。
お店がずらりと並んだ広場です。行く度にお店が変わっているような気がします。食べ物から化粧品、小物まで何でもあります。雰囲気だけでも充分楽しめるかもしれません。
ただし、各部開演前はとても混雑しているので「後で」となりがちですが、夜は早めにしまるので、それなりに時間調整してお出かけする事をお勧めします。東銀座駅直結なので、買い忘れても、後日さくっと行くことができます。
木挽町広場が混み過ぎの場合は、5階のお土産処「楽座」へ行っても良いかと思います。時間によりますが、お手洗いも5階は比較的すいています。
それぞれの楽しみ方を見つけてみて下さいね。