こんにちは! ボリビア在住のZICです。
今や日本でもいつか行ってみたい絶景として知られるようになったボリビアのウユニ塩湖。一面広がる塩の平原をランドクルーザーで快適に走っている様子をTVで見たことがある方もおられると思います。
しかし、ウユニ塩湖だけが見どころだと思っていませんか? 実はこの巨大なウユニ塩湖の先にはまだまだ見どころスポットがあります。まるで地球の神秘を体感できる場所の数々。
そんなウユニ塩湖の最果てに見える景色をご紹介します。
ウユニ塩湖からチリの国境へ向かうツアー
ウユニ塩湖からチリの国境を越えてゆくツアーの事を通称2泊3日ツアーと呼びます。もしくは奥地ツアー。
標高5,000mを超えるような高地にまで行くツアーなのでかなり体力がいります。そして、高山病のリスクがありますので、現地で購入できるソローチェピルという高山病に効く薬は携帯しておいたほうがよいでしょう。
ウユニの町にはツアー会社がたくさんあります。
塩湖のみを見学するツアーはがほとんどですが、2泊3日のツアーを提示しているツアー会社もあります。
ボリビアからチリまでのノンストップのウユニ塩湖の奥地ツアー! ウユニ塩湖自体は知名度が上がり、どんな景色が広がるのか容易に想像できますが、この奥地ツアーで見れる景色はまさに神秘的の一言です!
2泊3日ツアーで見られる神秘的な光景
ウユニ塩湖自体想像を絶するほどの光景ですが、その塩湖を抜けてゆくと高山地帯の砂漠平原が広がってゆきます。
ウユニ塩湖の景色がどんなものだったか忘れてしまうほどの変わりよう。
その砂漠の中の見どころの一つとしてアルボル・デ・ピエドラという奇形岩があります。スペイン語で木の岩と呼ばれるこの岩は文字通り木のように見えます。
標高4,000mの場所で風に吹かれてこのような形になったとも。不思議な光景です。
ウユニ塩湖を抜けてひたすらジープでこのような荒野を抜けてゆきます。その間、標高はどんどん上がってゆきます。
ふと見やる景色はまるで違う惑星に迷い込んだような気持になります。何気なく走っているこの荒野、それもウユニ塩湖を抜けた後に見える絶景です。
澄み切った青い空、4,000mを超える標高。そしてどこまでも続く荒野。まさに奥地ツアーと呼ばれる理由がわかります。
そして、標高4,000mを超える高地に天然温泉が噴き出しています。その名もポルケス温泉。地球の神秘を体感できる場所です。
おそらく世界で一番標高の高い天然温泉ではないでしょうか。
しかし、注意しておきたいのは標高の高いこの場所は時期によってはマイナス10度以下になることもあります。
なので、温泉に浸かるのかどうかは気温次第といったところでしょうか。温度もちょうど40度くらいだそうで快適に浸かれます。
そして奥地ツアーの目玉ともいっていいのが、ラグーナ・コロナダという赤い湖です。
標高4,200mを超えるこの場所にある真っ赤な湖そしてたくさんの野生のフラミンゴ。独特の風景を醸し出します。
たくさんのフラミンゴが生息しています。なぜ、こんな場所にフラミンゴがと謎が深まるばかりですが、それも地球の神秘と言ったところでしょう。
ウユニ塩湖を訪れた友人たちの中でもこの湖が一番インパクトがある光景だったと言う人もいます。なので、体力に余裕があるなら奥地ツアーにはぜひ参加したいものです。
そして、地球の神秘の最たるものはこのラグーナ・ベルデでしょう。
スペイン語で緑の湖の意味があります。エメラルドグリーンの美しい色の湖は本当に衝撃です。こんな美しい景色がまさか標高4,000mを超えた場所にあるなんてと思います。
ウユニ塩湖のどこまでも続く白い平原も魅力ですが、このチリとの国境沿いにあるエメラルド・グリーンの湖も最高です。
もちろん、ここに来るまでには何日もかけてジープで移動しなければならず、その間どんどん高くなる標高に体が悲鳴を上げてゆきますが、それだけの犠牲を払う価値がある景色です。
地球の神秘と偉大さ
ウユニ塩湖の景色だけでも地球はすごいなぁとこんな場所があるんだと思いますが、その奥地にもさらに地球の神秘を体感できる場所があります。
どんどんと上がってゆく標高にどこまでも広がる荒野の景色。そして、どうやって生息しているのかわからない野生のフラミンゴに、真っ赤な湖と美しいグリーンの湖。
写真だけでは伝わりきらない美しさがあります。もちろん、体力が必要なこの奥地ツアーですが参加する価値はあります。
ぜひ、ウユニ塩湖に来られる方はこの奥地にも足を延ばしてください。