• バングラデシュ・ダッカに出現した、全部「手動」の遊園地 | TRIP'S(トリップス)

    バングラデシュ・ダッカに出現した、全部「手動」の遊園地
    バングラデシュ

    ダッカ動物園の記事に続いて、私がバングラデシュのダッカ訪問中に偶然発見した全部手動の遊園地の紹介です!
    おまけとしてダッカのデートスポットかはわかりませんが、濁りまくったボート乗り場も紹介します。

    全部手動の遊園地があった場所はGoogle mapによるとTアンドTプレイグラウンドと書かれているので、おそらく普段はグラウンドのような施設に、私が滞在していた時に移動式のサーカスと遊園地のようなものが来ていたのではないかと予想されます。

    TアンドTプレイグラウンド

    この遊園地は、ダッカに住む外国人のほとんどが住むBanani(バナニ)やGulshan(グルシャン)といった、東京で言えば広尾のような「高級住宅街」エリアからほど近くにありました。
    とは言っても、これらのエリアもかなり広い範囲で道路が舗装されていなかったり、物乞いが歩いていたりと、単純に日本と比較するのは難しいです。
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    すぐ隣のエリアにを目を向けるとスラム街も存在しています。

    肝心の遊園地はどこに?

    当時友人のオフィスがあったビルの屋上から周りの景色を眺めると、いかにも怪しげな施設が偶然目に入りました。
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    おんぼろ掘っ立て小屋と、いかにも壊れそうな遊具、そしてそれに群がる人々。
    何かが起こる予感がしてきました。
    もうこれは突入するしかないでしょう!
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    実際に入り口前に来てみると思った以上に怪しい雰囲気が漂っていますが、意を決して中へ。

    死を意識するほど怖い観覧車

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    いきなりメインイベントの観覧車がお出迎えです。
    スカスカの骨組みにグラグラのかごが4つ付いています。
    係員なのかその辺にたまたまいる人なのかわからない大勢の皆さんの激しい売り込みを受けて、早速乗り込みます。
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    乗ったその瞬間から恐ろしく不安定なかごに座っていると、急激に不安がこみ上げてきました。
    すると、何の前触れもなく黄色いタンクトップの青年が紅白の支柱をするすると駆け上り、私の乗っているかごと正反対の位置のかごにぶら下がります。
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    その瞬間猛烈な勢いでこの不安定な観覧車が回転を始めました。

    「あ、死ぬな」

    久しぶりに死に少し近づいたように感じました。
    外からだとそこまで大きく見えなかった観覧車ですが、実際に頂上に到達するとかなり高く感じます。
    また、骨組みがほとんどない観覧車で、ブランコのように横に揺れるかごに揺られていると、何か一つタイミングが狂うだけで観覧車が空中分解して外に投げ出されるだろうという恐怖と常に向き合わないといけません。

    しかも外国人が全く来ない施設なので、面白がっていつもより余分に激しく回してきます。
    気付かぬうちに観覧車に乗りながら私は恐怖の叫び声をあげていました。

    次は手動のメリーゴーランド

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    よろめきながら観覧車を降りると、目の前には次のアトラクションが!
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    宙に浮いているタイプのメリーゴーランドです。もちろん手動で回してくれます。
    こちらは観覧車ほどの恐怖感はありませんが、大勢のギャラリーとほぼ目線の高さが同じなのでじわじわと切ない気持ちがこみ上げてきます。
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    もし自分が乗っている木馬が壊れて外で見ている子供に当たったらどうしようという、バングラデシュ以外の遊園地では決して考える必要のない心配が何度も脳裏をよぎりました。

    サーカスはお休みでした

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    私が行ったときはサーカスの扉は閉ざされていたので、中を見ることはできませんでした。
    門のところにライオンや象の絵が描いてあったので、もし空いていたとしてもこちらも恐怖と隣り合わせでの観覧になったことでしょう。

    今はこの場所にあるのかはわかりませんが、ダッカで移動式遊園地を見つけた時には皆さんも果敢にチャレンジしてみてください。
    貧しいエリアだったようで、帰り際に私と友人の足に子供がお金を求めてしがみついてなかなか離れませんでした。
    まあそれもご愛敬でしょうか。

    <おまけ>濁りまくった湖のボート乗り場 目的地はスラム街

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    遊園地があった場所のすぐ近くの橋の横でボート乗り場があったので、こちらも紹介します。
    このボート乗り場はバナニ湖の畔にあるんですが、乗り場の対岸にはスラム街に近いエリアが広がっているので、日常の交通手段として使っている人も多そうです。
    待機しているボートの1台に乗せてもらいました。
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    お兄さんは一生懸命漕いでくれました。
    ただ写真を見てもわかる通り、湖の濁り方が尋常でなく、ゴミも浮いていて異臭も漂っています。絶対に落下だけはしたくない数分間の船旅でした。
    ダッカのデートスポットなのかはわかりませんが、少なくとも私はデートでは訪問する気にはなりませんでしたね。

    この記事を書いた人

    小林将

    小林将

    86年北海道札幌市生まれ。
    学生時代のインド旅行、香港、韓国留学を通して旅の魅力に気付く。
    大学卒業後はマクドナルドでマーケティング業務に従事し、Orange株式会社にジョイン。
    乗り物が好きなので、旅先でも飛行機はもちろん、電車、バス、船、人力車、観覧車何でも乗ります。ダイビングなどのアクティビティも大好き。

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