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    ボートで国境越えはできるけど、イレギュラーが多すぎた。
    コロンビア

    世界で一番美しいとも言われているカリブ海。そこに面する国境「パナマーコロンビア」を【節約旅マニア】の私たちはボートで越えました。その時の過酷な体験をレポートします。

    国境越えするルートは3つ

    パナマーコロンビア間を国境越えするルートは3つあります。

    ◆飛行機で越えるルート
    ◆フェリーまたはボートで越えるルート
    ◆陸路で越えるルート

    一般的かつ安全なのは飛行機またはフェリーです。

    なぜボートを選んだのか


    以前までは、フェリーで国境越えするのが1人99ドルで一番安く安全でした。しかし、そのフェリー会社がなんと廃業。

    陸路での国境越えは、ゲリラが出没すると言われている無法地帯のジャングル「ダリエンギャップ(ダリエン地峡)」を抜けなければならずとても危険です。もしも、本当に陸路で行くのであれば専門のガイドを付ける必要があるでしょう。

    でも、国境は越えなければならない。そこで、飛行機よりも多少安かったボートで国境越えをすることにしました。

    ボート国境越えにかかったお金

    ボートの手配は宿泊していた「Hostal Casa Areka」でお願いしました。事前に言われなかったお金がちょこちょこかかるのも旅ならではです。以下は2名分の料金です。

    ・手配師代 25ドル
    ・コロンビアまでのボート 230ドル
    ・クナ入域料(クナ族に払うお金) 44ドル
    ・ピックアップドライバー代 25ドル
    ・入港料 4ドル(事前に言われていない)
    ・ボート代 10ドル(事前に言われていない)
    ・プエルトオバルディア―カプルガナ 30ドル(事前に言われてない)
    ・カプルガナ―トゥルボ 48ドル(事前に言われてない)

    合計 392ドル

    国境越えのスケジュール

    ・朝5にホステルにてピックアップ
    ・カルティという港よりパナマの国境の村「プエルトオバルディア」へ。
    ・パナマを出国し、ボートに乗り込みコロンビア側の「カプルガナ」へ。
    ・「カプルガナ」では手配師さんの旦那さんの家に1泊。
    ・翌日、トゥルボ行の船に乗りコロンビア本島へ(別料金で48ドル)。

    これは、手配師さんから言われたスケジュールです。何度も何度も確認しました。ですが、さすがは中南米。予定通りにはいきませんでした。

    いざ、ボートで国境越えへ


    当日は快晴で海は荒れておらず、絶好の国境越え日和でした。世界で一番美しいと言われるだけあって本当にとっても綺麗。最初はわたしたちもワクワクしていました。

    しかし、楽しかったのは最初の1~2時間ぐらいでした。海は何も遮るものがありません。強烈な日差しがわたしたちを襲います。そして、ありえないくらい跳ねます。

    こんなにもお尻を打ち付けたのは人生で初めての経験でした。跳ねればもちろん濡れます。びっしょり濡れます。この、濡れては乾いての繰り返しがさらに余分に体力を奪います。

    ボートはいろんなところにお酒を届けながら国境に向かったため、予定の時間よりかなーり遅く「プエルトオバルディア」に到着し、出国手続きを受けに行きました。

    まさかの野宿


    出国手続きからもどってくると、カプルガナまで運んでくれるはずのボートがありません。送ってくれたボートも忽然と姿を消していました。

    国境を守っている軍人さんにカプルガナへの船はあるかと聞いてみたら、今日はもうカプルガナに行く船はないと言われました。わたしたちは人生初の野宿をすることになりました。

    町の中心の広場には、国境越えをするたくさんの現地の人々が同じように野宿をしていました。アジア人はおろか欧米人さえも1人もいませんでした。最初は怖かったですが、誰もいないよりは安心して野宿できたと思います。

    さらなる足止め


    朝を無事に向かえることができ、もう一度港に向かい1~2時間ぐらい待っていると、小型ボートを押してるおじさんを発見。

    カプルガナに行くのか聞いたところ1人15ドルで乗せていってくれることになりました。カプルガナには1時間ほどで着きました。

    すぐに入国手続きを行い、次の目的地であるトゥルボ行の船を手配しに行きました。

    船の手配所(写真の白い門)にはスタッフはおらず前で待っていると、同じくトゥルボに行こうとしているコロンビア人のカップルが声をかけてきてくれました。

    そのカップルが拙い英語で「1時間後に来ればたぶん手配できるよ。」と教えてくれました。1時間後に戻ると本当にスタッフさんがいました。

    スタッフに「ちょっと待ってて。」と言われたので、さきほどのコロンビア人カップルと話して待っていると「今日はもう出ない。」と言われました。

    またまた足止めを食らってしまい、結局「カプルガナ」でも1泊することになりました。ただ、カプルガナは国境の小さな町として少し栄えており、ちゃんとホステルに泊まることができました。

    ボートでの国境越えはイレギュラー多し


    翌日、無事にトゥルボ行きの船に乗ることができ、ようやくコロンビア本島に上陸することができました。

    あまりおすすめはしませんが、もしも、パナマーコロンビア間をボートで国境越えしたいということであればイレギュラーを楽しんでください。

    かなり過酷でしたが、いろいろと楽しい部分もあったりするのでとても良い経験になると思います。

    国境の小さな村「プエルトオバルディア」と「カプルガナ」

    ▼プエルトオバルディア
    パナマ側のイミグレーションのある小さな村。宿は1つしかなく、多くの人は外で野宿をしている。私たちも野宿をしました。たまたま時期にあたったのかはわかりませんが、夜になると蛍が見れるんですよ! ヤシの木にチラホラと蛍の光。とても綺麗でした。

    ▼カプルガナ
    コロンビア側のイミグレーションのある村。こちらはパナマ側とは違ってちょっとしたリゾート地のようになっています。宿はピンからキリまでありました。私たちはツインで1部屋15,000ペソで泊まりました。目の前はすぐカリブ海なので海がキレイで眺めも最高でした!

    この記事を書いた人

    たぬきタミー

    たぬきタミー

    たぬき(旦那)と私(サムライ子)。
    1986年生まれ。
    東京で出会い、エクアドルで結ばれる。

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