サクッ! ふわっ! しゃり!
一口食べて「え!? 何これ!?」となり、興奮しながら食べ進んだ新食感の食べ物。2017年の秋に2号店がオープンした、今、ノリにのっているパティスリーが出しているスイーツです。
しかも、日本未上陸なんですって~。それはパリに来たら食べないわけにはいかないですね!
さて、いきなりですが、ここでクイズです!
これは何でしょう?
ヒント1:卵を使ったスイーツです。
さて、じらしていきますよ?
商品の形としては2パターン。ぷくぷく型ケーキ(左、右下)とベリーヌというカップ型のスイーツ(右上)です。
商品がかわいらしく、見ているだけでもテンションが上がりますね!
ヒント2:まわりのぷくぷくは、生クリームではありません。
まだまだ答えは言いませんよ?
丸型のスイーツのほう、見えるところでデコレーションしていたので、ちょっとヒントです。
ぷくっとしていて白いのに、生クリームじゃないなんて、これはいったい何なんでしょ? ガラス張りになった店内に並んだ商品を、不思議そうに眺めていく人たちもいました。
答えは……
メレンゲを使ったスイーツです!
まずはこちらのぷくぷくケーキ。
定番の味が常時2種類あるほか、季節の商品と週替わりの商品が並びます。パブロワという、オセアニア発祥の伝統メレンゲ菓子からヒントを得て作られたそうです。
切っても食べても興奮!
さてさて、食べるためにナイフを入れましたが、さっそく1回目の「何これ!?」がとび出します。
サクッとナイフが入っていって、ビックリするぐらい気持ちいいです! ぜひこの感覚を味わってほしい~! 私はクセになって、何回もやっちゃいました。
そして食べてみて2回目の「何これ!?」がとび出します。
サクサク! ふわふわ! それでいてちょっとみっちりしてる~! まわりのメレンゲも、ちょうどいい好きな甘さでした。どんどん食べられちゃうから不思議!
メレンゲと言うと、個人的にもっと かっちりとしたかたいものを想像していたので、自分の先入観とのギャップにも驚かされました。
もう1つの定番商品、ベリーヌ
こちらはケーキ型のほうよりも、生クリームが多めに入ったカップ型スイーツです。でも生クリームがあっさりとしていて、牛乳の臭みがなく、一緒に食べた牛乳嫌いな人も食べられてました。
中にはメレンゲが入ってて、これもおいしい! メレンゲの食感と、パッションフルーツやフランボワーズの種のプチプチ触感がおもしろかったです。こちらも定番の2種類と、季節の商品と週替わりの商品が並びます。
ちなみにメレンゲのこの食感、湿気が少ない地域だからできるみたいです。日本じゃ食べられない……かも!? しかも、これだけ繊細なのに時間がたってもこの形を保っていることもすごいです!
お店もかわいいんです!
店内では、職人さんが作業されているところを見ることができました。
生ケーキの他にも、包装されたメレンゲも売っています。
色つきのメレンゲって、なんてかわいいんでしょ! タイミングやシェフの気分(!?)で、並ぶ商品が変わるようです。行くたびに違った商品が並んでいるので、ついつい覗いちゃいます。
現在、お店は2店舗
今回私が行ったのは、La meringaie 1号店です。
この通りはサンドイッチがおいしいパン屋さんがあったり、ハチミツ専門店があったりオリーブ屋さんがあったりと、散策がおもしろくて最近のお気に入りの地域です。
見た目もかわいいメレンゲケーキ、これから日本でも流行るかもしれないですね!
41 Rue du Cherche-Midi, 75006 Paris