高層ビルが建ち並ぶ大都市で、市民のオアシス的スポットとして多くの人がのんびり過ごす公園。今回スポットを当てた「白川公園」も、名古屋市街地のオフィス街、繁華街から近い場所にある大規模な公園施設です。
公園内には科学館や美術館があり、名古屋市民だけでなく観光客の姿もありました。この日は仕事の気分転換の散歩で同公園を訪れていたので、その際に知った各施設の概要や魅力をこの記事で解説していきます。
「白川公園」の立地

「白川公園」があるのは名古屋市中区栄の若宮大通沿い。公園の北側には歌舞伎などの公演が行われる劇場「御園座」があり、北東から東方向には名古屋屈指の繁華街・栄の歓楽街が広がっています。若宮大通を渡った南側には食べ歩きのメッカとしても有名な大須商店街があり、比較的閑静な西側にもマンションや飲食店、オフィスなどが軒を連ねています。
公園内の環境

公園の中央からやや北寄りの場所には「虹の舞・白川」という大規模な噴水があります。夏場は水しぶきで涼感を得られるスポットとして、冬季は雪の降らない名古屋の癒しの場として市民に親しまれている、同公園のアイコン的スポットです。

公園の周囲にはトロピカルな雰囲気を感じさせるヤシの木がたくさん植えられており、三種のヤシのユニークさを楽しめるだけでなく、その木陰は名古屋の強い日差しを遮ってくれる日傘代わりとなっています。

季節ごとにさまざまな花を見ることができる点も同公園の特徴。特に春先に見られる菜の花が筆者のお気に入りです。

公園の東側には子どもが遊べる遊具があり、子どもたちがたっぷりと体を動かせるほか、日陰に配置されたベンチは昼休みのビジネスマンがお昼休憩で利用していることも。名古屋市の中心部に近い立地ということもあり、曜日、季節を問わず、白川公園はいつもにぎわいを見せている印象です。
市街地から見える謎の球体の正体は「名古屋市科学館」

名古屋市街地の広小路通りを歩いていると、南方向に謎の球体を目にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。その正体は、この白川公園内にある「名古屋市科学館」の一部。北側の大通りから遠目で見ると、ビルの隙間に球体のみが浮かんでいるように見えるので、思わず二度見してしまうかも!?
この科学館内には世界最大級のプラネタリウムや極寒ラボなど、ほかの類似施設では味わえない興味深い展示が常設されています。理工館・生命館・天文館の3棟で構成され、「みて、ふれて、たしかめて」を基本に体験型の展示を提供しているため、小中学生の郊外研修の場としても多く活用されているようですよ!

公園側から眺める科学館の球体部分はしっかりと施設の間につながっていますが、北側からの撮影は交通の妨げになるため難しく、この個性的なビジュアルをカメラにおさめるならば白川公園内からの撮影がおすすめ!
今では名古屋のまちにすっかり慣れた筆者も、初めて名古屋を訪れたときにはこのユニークな見た目の建物をしっかりとカメラに納めていました(笑)。最近も、昭和~平成世代にはおなじみの人気マンガ「ドラゴンボール」の“元気玉”のように頭上で持ち上げるポーズで撮影している外国人観光客のみなさんを見かけたので、発想次第で個性豊かな写真撮影を楽しめるひとつのフォトスポットとしても注目されているようです。
カラフルなオブジェが並ぶ「名古屋市美術館」

広場にある噴水「虹の舞・白川」と遊具エリアの間にあるのは、40年近く名古屋の芸術の中心地として親しまれている「名古屋市美術館」。取材に訪れたこの日は休館日となっており施設周辺は静かな印象でしたが、人気の展示の会期中は多くの人がこのエリアへ足を運びます。

美術館の周りにはカラフルなオブジェが配置されており、エリア全体がとてもアーティスティックな雰囲気となっています。
しかし、開館45周年となる2033年度頃を目標に規模を拡大したリニューアル(移転改築)に向けた検討が進められているという情報が出ているため、現在の風景を楽しめるのはあと数年となる可能性も。現在の美術館周辺の雰囲気を楽しみたいという方は、早めに現地へ足を運ぶことをおすすめします。
2026年にリニューアル! 名古屋市電の車両が展示された「電車ひろば」

科学館に隣接するエリアには、入場無料で楽しめる「電車ひろば」があります。2026年3月28日にリニューアルしたばかりのこちらのエリアには、かつて名古屋市内を走っていた路面電車の車両・名古屋市電1401号をはじめ、名古屋の電車の歴史について学べる様々な展示がなされています。
写真はリニューアル前のもので、筆者自身もリニューアル後はまだしっかりとエリア内を見学できていないので、次回名古屋へ足を運ぶ際にゆっくり見学してみたいと思っています。
車でもアクセスOK! 敷地内には有料駐車場を完備

白川公園の敷地内には、南側の若宮大通方向から入場できる有料駐車場を完備しています。市街地の公園ではかなり大規模な駐車スペースが設けられているため、遠方から車でアクセスする場合も安心! ただし、週末やイベント開催時は混雑することが予想されるため、念のため近隣の他のパーキングも調べておきましょうね!
学びの場とレジャースポットを兼ね備えた名古屋市民の憩いの場

白川公園は憩いの場として日常的に利用されるだけでなく、さまざまなイベントの会場となっており、学生の研修の場としても大いに活用されています。この記事を読んで白川公園に魅力を感じた方は、ぜひ一度現地を訪れてみてはいかがでしょうか。ぜひ足を運んでみてくださいね!
●白川公園
愛知県名古屋市中区栄2丁目17



