5月に入り、全国的にもお花見シーズンは終盤を迎える頃。可愛らしいピンク色の花が咲く桜の美しさは、私たち日本人の心にとても深く刺さり、安らぎを与えてくれます。そんな、日本人が愛でる大好きな花・桜を、お花見シーズンが終わりを迎えてもなお楽しめる場所を見つけました。
この日訪れたのは、北海道旭川市にある「OMO(おも)7旭川 by 星野リゾート」さん。北海道内初のOMOブランドのホテルとして開業した同施設は、5月末日まで、館内カフェで季節限定スイーツを提供しています。
カフェ全体を美しいピンク色に彩る桜の装飾と、フォトスポットとして利用できる桜の木に隠されたユニークな“しかけ”にも注目です。
旭川市役所に隣接する好立地ホテル「OMO7旭川 by 星野リゾート」
「OMO7旭川 by 星野リゾート」の所在地は、旭川市役所に隣接した緑橋通り沿いにあります。
JR旭川駅からの徒歩距離はおよそ13分。市内随一の繁華街・サンロクにも歩いて行ける好立地です。
車で訪問する場合は、ホテル裏の永隆橋通り沿いに提携駐車場があるのでそちらを利用しましょう。
さっそく館内へ入ってみると、エントランスで可愛い動物たちが出迎えてくれました。
旭川市は日本最北の動物園・旭山動物園を擁するまち。北海道のシンボルツリーのひとつの白樺とともに、入口で利用客をおもてなししてくれます。
桜が散ったあともお花見ができる! ピンク色に装飾された館内のカフェへ
今回の目当ては、館内1階の「OMOカフェ&バル」で4月27日から提供されている限定スイーツ「桜香るアフタヌーンティー」。入口から入ってきてすぐ、カフェの前に設置されたアフタヌーンティーの写真が目に入りました。
木目とブラックを基調としたおしゃれな家具が並んでいる通常時。しかし、今回のアフタヌーンティーの開催期間中は、ピンクのアクセントウォールや桜の造花でカフェスペース内が装飾され、とても華やかな印象になります。
カフェの一角に設置された全長2メートルの桜の木は絶好のフォトスポット! 脇に設置された造壁から桜吹雪が舞い、ふんわりと桜の香りがただようユニークな仕掛けが施されているところがポイントです♪
カフェの奥にもたくさんの桜が装飾されていますが、ふと上を見上げてみると、カフェの上部にある2階の吹き抜け部分にも桜を見つけました。
このアフタヌーンティーが開催されたばかりの頃は、旭川市内の桜がちょうど満開に。その桜が散ってしまっても、ここへ来ればまたお花見を楽しむことができるというわけです。見渡す限りの桜色に、思わずテンションが上がってしまうことでしょう。
旭川市内の人気菓子店のスイーツを選んでオリジナルセットをオーダー
一通り場内の桜を堪能したところで、さっそく「桜香るアフタヌーンティー」をいただくことに。アフタヌーンティーのオーダーは1名分からオーダーOK! 事前予約不要なので、気軽に食べに行くことができます。
OMOブランドのコンセプトに「地域密着」とある通り、とても地域に根付いたユニークな内容で展開されている今回のアフタヌーンティー。スイーツはすべて、旭川市内の菓子店のもの。選りすぐった10種類が展開されており、その中からひとり5点をチョイスするシステムです。
つまり、2人以上で来場すると、全種類のスイーツを網羅できるということ! 華やかなスイーツの写真を撮影したい場合やすべてのスイーツを味わいたい場合は、2名以上での来場がおすすめです。
個人的に気に入ったのは、ピンクとブラウンのバイカラーが可愛らしいマカロン。あいだにはガナッシュクリームが入っていて、小ぶりなサイズにも関わらず満足感はかなり高め!
ぜひ、みなさんも自分のお気に入りを見つけてみてくださいね♪
セットの紅茶は、施設の近隣にある紅茶の人気店「石渡紅茶本店」の苺フレーバードティーをはじめとした3種類から選ぶことができます。付属のミルクを加えると、甘酸っぱい香りがただよういちごミルクティーを楽しむことができるので、ぜひ試してみてくださいね!
桜の木の下でゆったりとティータイムを楽しんで
アフタヌーンティーの提供時間は11時から17時の間。この時間内であれば滞在時間の制限はないため、ゆったりと紅茶やスイーツを楽しむことができます。このアフタヌーンティーは5月31日までの提供となるため、気になる方は急いで足を運びましょう。
価格は1名あたり税込3,500円。ホテルの宿泊者はもちろん、一般のお客さんもカフェのみ利用することが可能。美しい桜の下で、ゆったりとティータイムを楽しんでくださいね!