今回は私が羽田空港で実際に体験した機体トラブルによる翌日へのフライト遅延の流れと共にチェックポイントをご紹介します。
突然の点検作業
飛行機への搭乗手続きを済ませ、機内に乗り込むも一向に出発する様子が無く、しばらく経ってから「機体トラブルにより点検作業をしている」というアナウンスが入りました。
翌日への延期決定!
4時間程機内で待機した後、翌日夕方への延期が決定しました。アナウンスでは、夕食券を配る旨と預けた荷物を受取るようにと言われました。
免税品の回収
飛行機から降りたあとに免税品を持っていた人は空港外に持ち出すことが出来ないために一時回収されていました。また外国人の場合は出国カードを再度受け取っていました。
夕食券の配布
持ち歩いているうちに折れてしまいました。
自宅への帰宅を促される
係員に宿泊先について聞くと「日本人の方ですよね?皆さん一度ご自宅に戻られますよ。」と自宅に帰るように促されました。私の場合、自宅はハノイにあり東京にはない為、その旨伝えると相談先のカウンターを指示されました。
再入国審査
係員の支持に従い再入国審査を受けました。パスポートの出国スタンプの上には「出国中止」の判子が押されました。
電光掲示板非表示!
再入国審査はサクッと終わり、預け荷物を受け取る為に、手荷物受取所へと移動。しかし、そこには係員は誰もおらず、更に電光掲示板にも表示はありませんでした。荷物を受取るレーンについて、再入国審査を受ける前に係りの人が呼びかけていた気もするのですが、「電光掲示板見ればよいか!」と考えていた私は、軽く聞き流しておりました。
電光掲示板に表示されないことがあるので受け取りレーンをしっかり確認しましょう。
カウンターの場所がわからない。
「相談がある人は、カウンターへと行ってください。」と言われたのですが、到着ロビーに移動した先に案内してくれる係員は誰もおらず、指定されたカウンターがどこにあるかわかりませんでした。
※空港スタッフを見つけて場所を聞きました。
到着ロビーに出たら誰かしら案内してくれる人がいるだろうと思っていたのですが、そんな事はありませんでした。事前に何階の何処にあるのかも聞いておきましょう。
カウンターにて受付開始
カウンターに到着してから30分後に受付が開始し、ハノイ在住であることを説明し、空港に隣接するホテルを取ってもらいました。
ホテル代は航空会社持ちでした。今回は機体トラブルでの遅延でしたが、自然災害の場合は、自腹になる事もあるようです。
遅延証明書
私は翌日に仕事があった為、「遅延証明書」が欲しいと伝えたところ、明日のチェックイン時までに用意すると言われました。遅延証明書が必要な人は伝えておいた方が良いと思います。
迷子の乗客多数発生!
ホテルの場所を教えてもらいカウンターがあった1階からホテルがある3階(空港内のホテル)に上がると何処に行ったら良いのかがわからない他の乗客が空港スタッフに声をかけていました。しかし遅延は急な決定だったようで、スタッフも状況がわかっておらず、私が声をかけて1階のカウンターに行く必要がある事を伝えました。
急に遅延が決定した場合、必ずしも空港スタッフに状況が伝わっているとは限らないようです。いくら混雑していて確認に時間がかかりそうでも機体を降りてすぐにいる係員に流れを聞いてから進みましょう。
ホテル到着
朝食券
あとから朝食券も配られました。
運行状況の更新無し
会社に飛行機が飛ばなかった旨の連絡をする際、乗り遅れでは無い事を証明したくて空港のホームページ(日本側・ベトナム側両方)、航空会社のホームページを確認しました。しかし、全てのホームページで遅延の更新はありませんでした。
~翌日~チェックイン
交通費!?
チェックイン時に係員から昨日と今日の交通費のレシートがあったら出してほしいと言われました。私は空港内のホテルに泊まる事が決定していた為、説明されなかったのかと思いきや、家に帰った他の乗客にも伝わっていなかったようです。
帰宅する方は、交通費の有無を確認しましょう。
出発!
チケット受け取り→出国審査→出発ロビーと普段通りの流れで進み、出発ロビーにて前日に免税品を預けていた人は返却してもらっていました。
上記のような状況は頻繁に起こることではないものの、いざその状況にあてはまるとどうすればいいのか分からないと思います。
私の経験が同じような状況の方の参考になれば幸いです。