Photo by Guilhem Vellut
都心から約1時間でSLに乗れる秩父鉄道の旅
紅葉シーズンを迎え、関東の数ある紅葉スポットから今年はどこに行こうと色々検索しているあなた。秩父方面に行きましょう。
東京都心から1時間あまり、埼玉・熊谷駅を始点として秩父鉄道が蒸気機関車、”SLパレオエクスプレス”に乗って出発することをオススメします!
もちろんSLに乗らなくても電車でもいけますが(むしろ電車の方が速い)、旅の始まりがワクワクウキウキします。
熊谷から1時間半、ゆっくりと車窓からの眺めを堪能すると長瀞駅に到着。
私が訪れた日、長瀞駅に到着すると弱そうなご当地ヒーローが迎えてくれました。ゆるいです。
長瀞(ながとろ)周辺
長瀞駅
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駅周辺散策(旧新井家住宅・宝登山神社など)
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長瀞ライン下り
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月の石もみじ公園
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阿左美冷蔵 金崎本店
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上長瀞駅
長瀞駅周辺散策
Photo by TANAKA Juuyoh
駅から徒歩10分、江戸時代の名家・を復元した旧新井家住宅。国の指定重要文化財がこんなところに。
もう少し奥に行くとパワースポット、宝登山神社も。
駅前から広がる商店街も都心ではお目にかかれない野菜が売っていたりしてそぞろ歩きを楽しめます。
長瀞ライン下り
長瀞駅周辺では”長瀞ライン下り”と掲げる旗が目に入ります。駅近くの川岸をスタート地点とした川下りは長瀞の美しい景色を堪能できるので特に紅葉シーズンは必ず体験しておきたいところ!
船は約10分毎に次から次へと出るので順番に乗り込みます。
Photo by TANAKA Juuyoh
船着場の近くは岩畳が連なる独特の地形が広がっています。
船頭さんとの小気味良い会話を楽しみながら荒川を下ります。東京の荒川と同じ川とは思えないくらいキレイ。川下りが終わるとシャトルバスで駅まで戻してくれます。
紅葉シーズンには外せない、月の石もみじ公園
名前に”もみじ”が入っちゃってる、見てくれと言わんばかりの紅葉スポット、つきの石もみじ公園。
Photo by 長瀞町観光協会HP
今年は2015年11月14日(土)~11月29日(日)にライトアップされるようです。
公園以外にも紅葉スポットが点在しています。詳しくは長瀞町観光協会HPにて。
ここでしか食べられないかき氷・阿左美冷蔵
少し足を伸ばして上長瀞駅まで行くと、夏には行列ができるという氷屋の名店・阿左美冷蔵の本店が!今年、テレビでも取り上げられていましたね。マツコ・デラックスもご満悦でした。
定番から季節の味まで。悩みに悩んで栗あん白玉。白玉は予想外にとろける食感!ぜひトッピングを。
お店の雰囲気もレトロで素敵。カメラ女子が好きそうなお店です。
長瀞のキャンプ場でお泊まり
見どころたくさんの秩父鉄道沿線。できれば宿泊して堪能したい!沿線にはキャンプ場が多数あります。手ぶらもOKな長瀞オートキャンプ場のバンガローでお泊り。
気持ちの良い川沿いでキャンプ。旅がより思い出深くなること間違いなし。
他にも長瀞キャンプ村では温泉が併設されていたりマスのつかみ取りができたりして楽しそう。露天風呂もあります。
今話題の”霊場巡り”もできる
秩父三十四ヶ所観音霊場巡りとは
私の雰囲気理解では、有名な四国お遍路の関東コンパクト版です。ちゃんとした説明はこちらから↓
秩父札所連合会HP「秩父三十四ヶ所観音霊場とは」
朱印帳に御朱印をもらって気軽にスタンプラリー感覚で楽しまれている方が増えているようです。
何回かに分けて訪問してもよし、1回でストイックにまわるもよし、昨年12年に一度の秘仏観音さまの総開帳があったこともあり、最近じわじわ人気が出てきているそうです。
中でも、徒歩で回る長尾根みち(札所二十番から札所二十五番まで)が人気。
女子的おすすめの札所はここ!穴場感100%!第28番札所…の近くにある鍾乳洞とカフェ
秩父鉄道の浦山口駅から15分程歩いたところに、第28番札所の石龍山橋立堂があります。
神秘的な道を歩いていると心が洗われるようです。おいしい水が湧き出てます。
到着!反り返った岩に圧倒されます。奥に鍾乳洞への入り口があります。鍾乳洞の中は撮影禁止の為写真は撮れませんでしたが、冒険心を掻き立てられる、おすすめスポット!
こんな辺鄙なところになんておしゃれなカフェ、JURIN’sGEO。
コーヒーには詳しくないけど何やらこだわってそうなコーヒーを淹れてくれる本格的なカフェです。オリジナルアイスはなんと22種類も。”カモミールの花”や”とうもろこし”など変わり種が多いです。こちらも悩みに悩みます。
紅葉シーズン以外でも年中楽しめる秩父鉄道沿線
”埼玉”と聞いて侮るなかれ。秩父鉄道の旅は紅葉の時期でなくとも何度も訪れたい見どころがたくさんでした。