伊勢神宮「内宮」一生に一度はお参りしたい!
日本

外宮を訪れて厳かな気持ちになっているものの、内宮を訪れてみるとそれ以上に厳粛な気持ちになります。うまく言えないのですが「空気が美しい」ことを体が感じるのです。
日本の総氏神様として崇敬されるという意味をあらためて感じさせてくれるのです。
外宮はこちらから→お伊勢参りは「外宮」から。初詣にも最適な伊勢神宮 | tripro VOICE

日本の総氏神様として崇敬される内宮

正式には皇大神宮といい、最高神・天照大御神をお祭りしております。宇治橋を渡る前の鳥居では多くの人が神域への入口で深々とお辞儀をします。鳥居は神域と俗域との結界(境界線)と言われるためで、軽くお辞儀をしてご挨拶をしているのです。人の家に訪問して挨拶をする感覚です。
木で出来た宇治橋は内宮のシンボルで古来より人々が同じように渡ったのかと思うと、感慨深いものがあります。この宇治橋が俗世と神域をつなぐ橋。そう考えるだけで心躍ってしまいました。渡り終えると、内宮の神域へ入ります。

心あらたまる、内宮・神域へ

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内宮は外宮以上に広く正宮に辿り着くまでの参道の景色も素敵です。実は一年中朝5時から参宮出来る神宮。静寂の参道は美しい、の一言です。


正宮で感謝とお礼を述べた後は順路に従って歩けば、荒祭宮へと向かえます。御稲御倉や外幣殿を超えて石段を下りると、やや小高い所にあります。
実はすでに結構歩いているので、ちょっと疲れもあると思いますが、内宮で唯一個人的なお願いが出来る場所と聞けば行かずにはいられません。
ここは天照大御神の「荒御魂」をお祭りしています。この荒御魂とは神様の荒ぶる魂、活発な御魂であり、何かことを始めるときにお参りされる方が多く「祈願」が出来る宮です。家内安全、夫婦円満、様々な個人的な願いを致しましょう。

せっかくだから参拝の印・御朱印をいただく

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社務所ではお札や御守りなどが売られていますが、最近人気なのが「御朱印」です。御朱印帳は各寺社でオリジナルのものがあり、神宮でも購入できます。他の寺社に比べるとシンプルなデザインですが、歴史を感じられる御朱引張と御朱印です。お土産にも良いかもしれません。

さらに宇治橋を渡る手前には神宮司庁右側に「子安神社」と「大山祇神社」があります。「子安神社」はその名の通り、安産と子育ての神です。大山祇神社は神路山の守り神。内宮内であまり知られていない、最も人の少ないパワースポットです。

おはらい町とおかげ横丁

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宇治橋を渡って神域に別れを告げると、賑やかな俗世が広がります。おはらい町の光景です。江戸時代にタイムスリップしたかのような伊勢特有の切妻・妻入りの町並みを歩くだけでも、沢山のお土産や食事処が並んでいてワクワクします。そして伊勢名物は本当に多いことに気付かされます。
歩くとお腹もちょうどいい具合に空いてきますよね。伊勢うどんや松阪牛、伊勢海老など何を食べようか思案するのも幸せです。さらに赤福本店の前には、招き猫が出迎えるおかげ横丁も広がります。沢山お土産を買うなら宅配便がオススメです。

一生に一度はお伊勢参り

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今も神話が息づく「伊勢」。来て良かったという気持ちにさせてくれる聖地です。また三重県ではお得なガイドブックが作られていて、お土産屋や食事処で割引券としても利用できます。駅や外宮や内宮の観光案内所にもあります。
内宮エリアはゆっくり周りたいところ。出来れば半日は予定して出掛けましょう。
貴方の一年が素敵な年になりますように。
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この記事を書いた人

メグマグ

メグマグライター

「お出掛け」の言葉が大好きです。欲張りに、アクティブに、とにかく、楽しいことを求めて、あちらこちらに動き回っています。 日常の些細な中でも、ハッピーを伝えられる・届けられる、そして元気を差し上げられる、そんな記事を書いていくことを、心掛けています。まずは、覗いて見て下さい。

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