休みの日の早起きほど億劫なものはありません。私は大の苦手です。
そんな早起き嫌いでも「朝から行ってよかった！」と思えたデートスポットのひとつ、上野動物園が朝デートにオススメの理由と見どころをご紹介します。

日曜日のお父さんじゃないパンダが見れる

上野動物園の開園時間は9：30です。そこそこ朝早いですが、何とか力を振り絞って表門より9：30に入園します。理由はただひとつ、動くパンダを見るためです。
パンダは9:30頃に朝ごはんを食べ始めるため開園してすぐに見に行くと、日曜日のお父さんみたいじゃない、動くパンダに出会えます。

▲嬉しそうに笹を食べるパンダ。
もちろんタイミングさえ良ければ日中も動いているパンダを見ることができますが、朝のほうが人も少ないですし、確実に見ることができます。こちらにおしりを向けてぐーすか寝ているパンダを見飽きた人には朝がおすすめです。

ホッキョクグマの飛び込みを激写

パンダだけではなく、普段よく見えない動物たちも朝なら出会えることが多いです。
▲ライオンも。

▲ゴリラも。

▲トラも。

▲ゾウまで！
いくつになっても大きい動物は見ていてワクワクします。ロマンですね。
幸運にも、ホッキョクグマのごはんの時間にも遭遇できました。

▲餌に向かって勢いよく飛び込むホッキョクグマ。
ごはんの時間は動物の体調によって変更があるため、確実にホッキョクグマの飛び込みを見られる時間はないようです。参考までに、今回私がごはんの時間に遭遇できたのは10：30頃でした。水中の写真が撮りたい人は「水と氷の回廊」で待ち伏せしてみてください。

大人だって動物とふれあいたい

西園にある「まがりや」で実施していた動物とのふれあい体験ですが、2017年春にリニューアル予定のため、2016年夏より小学生以下のお子様限定の体験となりました。以前はモルモットをだっこしたり、様々なふれあいができていたのに残念です……。

▲悲しみに暮れる私の心に救世主現る。
ハツカネズミさんです。毎日10：30～11：30の間だけ、大人も参加OKなイベント「さわってくらべてハツカネズミ」が開催されています。ハツカネズミのいる箱にそっと手を入れて待つだけで、写真のようにぞろぞろと集まってきます。そのまま好きにさせていると……

▲肩まで来ます。
白くて小さくてもちもちしていてかわいいですよ。ネズミNGでなければぜひ触ってみてください。もちろん、手を洗う場所も設置されていますのでご安心を。

▲上野動物園の両生爬虫類館にいるイグアナ。
個人的に言えば、この子たちにも触りたいです。

デートの時これだけは気をつけて！

ここまで上野動物園の朝デートについてお伝えしてきましたが、動物園デートは以下の何点か気を付けるだけで何倍も楽しめるため、ぜひ参考にしてください。

苦手な生きものはいないか、事前に聞いておく。

恋人に苦手な生きものがいないか聞いておいてください。大抵の人は檻や水槽の中にいるなら苦手な動物でも見れるかもしれませんが、そうでない人も多くいます。私自身、「アイアイのすむ森」でマダガスカルオオゴキブリを見たときはその場からダッシュで逃げました。苦手な生きものを見ないで済むならそれが一番ですよね。

服装はカジュアル、靴はぺったんこで。

上野動物園ですべての動物を見ようと思ったら、かなりの距離を歩きます。私は動物の説明などを見ながらゆっくり園内をまわるため、上野動物園に来ると毎回3時間半～4時間ほど歩きます。女性が恋人の前でいつも可愛くありたい気持ちはわかるのですが、ヒールのある靴は避けましょう。

あれば便利なもの。

冬以外は基本的に虫よけスプレーをしておくと、蚊に刺されず快適に動物園を楽しめます。虫よけスプレーがあればぜひ使ってください。また、動物とのふれあい体験後などで手を洗う機会が増えます。大きめのハンドタオルがあると便利です。
いかがでしょうか。ちょっと早起きできた休日にはぜひ上野動物園の朝デートを楽しんでみてくださいね。