札幌、小樽などの観光都市、北の玄関的役割として多くの観光客が訪れる新千歳空港を擁する千歳など、北海道内の人口の大半が暮らす道央エリア。この道央エリアの西端に、青い海が広がる絶好のロケーションと美味しいウニの産地として人気が高い積丹町があります。
毎年5月下旬には積丹エリアのウニ漁が解禁。6月に入ると、地元の海鮮料理店ではとれたてのウニを使った料理が続々と提供されます。
今回は、積丹町屈指の観光スポット・神威岬の入口にある「食堂 うしお」さんで提供されている、地元産のバフンウニを使った豪華な海鮮丼をチェック! 夏の積丹ドライブの食事に、ぜひチェックしてください♪
「食堂 うしお」ってどんなお店?
「食堂 うしお」さんがお店を構えるのは、ニセコ積丹小樽海岸国定公園内にある神威岬の入口付近です。国道229号線から神威岬の駐車場へ向かう分岐路のそばにお店が建っているため、積丹を訪れたことがある人であれば一度はその看板を目にしたことがあるのではないでしょうか。
積丹町内の海鮮料理店が賑わう6月中旬から8月中旬。同店は団体用の個室も完備しているため、繁忙期であっても比較的スムーズに入店することができるでしょう。
今回筆者が利用した1階の食堂は、4名掛けのテーブルが10卓程度並んでいました。この日は8名で訪れていたので、ふたつのテーブルに4名ずつ分かれて座ります。
2024年のウニの価格は?
毎年漁獲量により価格が変動する積丹産のバフンウニ。写真は2023年の6月に訪問したときのものですが、2024年はバフンウニがなかなかとれず、昨年の1.5~2倍程度の価格となっているようです。ウニの価格は時価なので、あくまでここに記載した相場は参考程度に留め、実際の価格はお店で直接確認してくださいね!
積丹でとれるウニは、赤みのある見た目と強い甘さが特徴の「バフンウニ」と、くすんだ黄色い見た目をした「ムラサキウニ」の2種類があります。2024年もムラサキウニはほぼ平年通りの価格帯ということなので、バフンウニにこだわるというわけでないのなら、2種類のウニを半量ずつ盛り付けたウニの2色丼をオーダーしてコストダウンさせると若干お財布にやさしくなります。
また、ウニ以外の海鮮もたっぷりと楽しむことができる点も同店の嬉しいポイント。いくら、ほたて、かになど、北海道ならではの美味しい海鮮とあわせてウニを楽しむのも良いでしょう。
この日は8名で各々好きな海鮮を乗せた丼をいただいてきました。それぞれの丼には小鉢、吸い物、たくあんがついてくるので、かなりボリュームがありました。みなさんも現地で自分好みの海鮮丼を楽しんでくださいね!
食後は腹ごなしに神威岬をお散歩
お店から車で5分程度のところには、神威岬へ続く遊歩道の入口と駐車場があります。たっぷりと海鮮丼を食べてお腹がいっぱいになったあとは、遊歩道を歩いて積丹岬を目指してみてはいかがでしょうか? 片道20~30分程度で歩くことができるので、ちょうどいい腹ごなしになりますよ!
積丹周辺の海は夏の天気の良い日は色あざやかなブルーになることで有名。“積丹ブルー”と呼ばれる美しい青い海の景色を、岬の先端からパノラマで楽しみましょう♪
短い北海道の夏を濃厚に楽しもう
北海道に本格的な夏が訪れるのは7月に入ってから。9月下旬には肌寒い日が増えてくるので、「夏」と呼べる季節はとても短いのです。みなさんも夏の北海道を訪れた際には、短い北海道の夏ならではの味覚を「食堂 うしお」さんでたっぷりと楽しんでくださいね!
■食堂うしお
北海道積丹郡積丹町神岬9-1
https://www.ushioshakotan.com/