2016年も暦の上ではもう十分に秋めいてきています。みなさんの地域は涼しくなってきましたでしょうか? 東京はまだまだ残暑が厳しいところです……。
しかしながらこの魚が焼ける香りが立ち込めれば、自ずと秋を実感してしまうに違いありません。そう、それは「秋刀魚」! 名前に秋が入っているくらいですので、秋ならではの味覚と言って過言ではないでしょう。そして、もちろんその豊漁に感謝して我々が開催を楽しみにするのが、そう、「さんま祭り」でございます。
私のように、毎年最低1箇所は「さんま祭り」を訪れたい人間全員に重宝されると思われるのが、この「全国さんま祭りリスト」……そう信じて、こんなリストを作り続けて早3年目となりました。
2016年も素敵なさんまに出会うべく、全力でリストアップいたしましたので、どうぞご査収くださいませ!
2016年9月4日(日) 目黒のさんま祭り
さんま祭りの大筆頭といえば、「目黒のさんま祭り」ですよね。ニュースでも一番良く流されるのが、この「目黒のさんま祭り」になります。実は目黒では年に2回さんま祭りを開催しますので、このさんま祭りを逃してしまった! という方は、ぜひ下記で紹介します「目黒区民まつり」をチェックしてみてください。
詳細:目黒のさんま祭り
2016年9月17日(土)・18日(日) 根室さんま祭り
ずっと遠征したいと思っているさんま祭りです。北海道出身の私ですが、根室などの道東ではこの時期の海の幸イベントは本当に豪勢! それでいて味はもちろん間違いない、そして何よりコストパフォーマンスに優れているというのが特徴です。こっそりとこの時期の道東イチオシのイベントもシェアさせていただきます。
詳細:根室さんま祭り
2016年9月18日(日) 目黒区民まつり(目黒のSUNまつり)
毎年「目黒のさんま祭り」から2週間後に開催されているのが、「目黒区民まつり(目黒のSUNまつり)」です。
こちらも目黒で行われるさんま祭りで、これがまた大変な人気となっておりまして、ちょっと寝坊して行ってみると長蛇の列に出くわして驚くことでしょう……(私がそうでした)。10時から配布開始ということですので、なるべく早めの来場を心がけたほうが、すんなりとさんまにありつける、かも。なお、物産展も同時開催しているので、昼食はこの会場内で一通り楽しむことができます。
炎天下の中並ぶことも予想されるので、日焼け止めや熱中症対策もしっかりと! そうして並んだ先にやっと出会える、お祭り会場で食べるさんまと言ったら、これがまた格別なんですよね……!
詳細:第40回目黒区民まつり(目黒のSUNまつり) 目黒区
2016年9月22日(木・祝) 三陸・大船渡 東京タワーさんままつり
昨年私のリストからこのお祭りを見つけて出かけた友人によりますと、こちらもなかなか激戦だったとのことです。朝7時半から配布される「さんま引換券」が勝負の行方を左右するとのことで、なるべく早く出かけるに越したことはありません!
そして「さんますり身汁」「大船渡さんまバーガー」の販売も押さえておきたいところ。当日はさんまだけでお腹いっぱいになってしまうことでしょう……!
詳細:三陸・大船渡 東京タワーさんままつり
9月下旬からは、怒涛の東北「さんま祭り」!
たくさんあって目移りしてしまいますね……!
■2016年9月25日(日) 宮古秋刀魚フェスタ
詳細:一社)宮古観光文化交流協会
■2016年9月25日(日) おながわ秋刀魚収獲祭
詳細:宮城まるごと探訪
■2016年10月8日(土) 大船渡サンマまつり
大変おいしそう、やっぱり本場は違いますよね……。この時期めがけて東北探訪もアリですね!
詳細:大船渡サンマまつり(船場まつり)
■2016年10月8日(土)・9日(日) 気仙沼サンマフェスティバル
詳細:気仙沼サンマフェスティバル
実は毎月さんま祭りを開催する団体もあります
以前、季節を問わずさんまを焼く団体について取材をさせていただいたことのある本メディアですが、こちらの「愛と勇気とさんま実行委員会」さん、もちろんこの本格さんまシーズンも焼きに焼いている模様です。脂の乗り切った秋こそ最も楽しめるイベントかもしれません!
詳細:愛と勇気とさんま実行委員会
2016年はさんま不漁の予想。一尾一尾をありがたくいただきます
さんま祭りで楽しくたくさんさんまをいただきたいところなのですが、なんと今年はさんま不漁の予想が出ています。さんま一尾一尾を美味しくありがたくいただいて、予想と反する大漁となることを祈願しながら食したいところです。
ぜひ週末のお出かけに、このリストをご活用いただけますと幸いです。