文京区の根津駅から徒歩5分ほどの場所にひっそりとある都内有数の珍スポットが「お化け階段」です。お化け階段は一見普通の階段なのですが、段数を数えながら進むと、上りと下りで段数が違うという現象が起こる場所なのです。
今回はそんなお化け階段を実際に上って噂の真偽を確かめていきたいと思います。
東京メトロ千代田線根津駅からスタート!
お化け階段の最寄りの駅でアクセスもスムーズな駅としておすすめなのが、東京メトロ千代田線の根津駅です。この駅から歩いて5分ほどの場所に、お化け階段と呼ばれる階段があるのです!
お化け階段に行くときに目印としたい建物が根津神社です。大きなこの神社のすぐ近くにお化け階段はあるので、地図などを見て迷ったときは、ひとまず根津神社方面を目指してみることをおすすめします。
階段近くの道の様子です。手前に見える特徴的なデザインの教会を目印にするとたどり付きやすいと思います。この教会付近から脇道に1本入るとすぐそこに階段が見えてきますよ!
いよいよ到着!「お化け階段」
ひっそりとした路地に階段を発見! これが上りと下りの段数が変わると噂のお化け階段に違いありません。本当にそんなことがあるのか、実際に上っていきたいと思います!
見る限り何の変哲もない階段です。実は昔は手すりもなく、見た目も少しおどろおどろしかったようです。しかし現在は階段も補装され、意外と上りやすくなっています。
途中には踊り場もあるのでひと休みできます。とにかく段数は間違えないように慎重にゆっくり上っていきます。そして頂上に着きました! 気になる段数は40段でした。では下りではどうなるのでしょうか。
今度は下りの段数をチェック!
頂上からの景色はこんな感じです。意外と段数は少ないので体力に自信がない方でも気軽に楽しめますよ! ここから下りの段数をチェックしていきます。
下りの段数が違っていたら怖いなー、と考えながら階段を下っている私。怖いものが苦手な私のような方はお友達と一緒に行くのをおすすめします。
そして気になる段数は……39段なのです! 「えっ!ほんとにお化けがいるの」そんな気持ちになった私は一目散に逃げだしたい気持ちを抑え読者の皆さんのためにこの現象の原因を探りました! そして1つの結論を導き出すことに成功したのです。
段数の違いのトリック見破った!
「よくぞこの私をてこずらせたな」と思うほど見落としがちなトリックがこの階段には仕掛けてありました。お化け階段の正体とは、上るときの1段目にあたる、高さがあまりない段差です!
実は、上るときはこの段差を1段分としてカウントしますが、下りになるとアスファルトと段差の色が同化しているため数えず下りてしまうのです。これがお化け階段を上った私が導きだした答えです。それでも実際に段数が変わる謎に挑戦したい方はぜひこの場所に足を運んでご自分で確かめることをおすすめします!
ドキドキしながら楽しめるおすすめ珍スポットです
文京区の根津駅から徒歩5分の場所にある「お化け階段」。この階段は実際に足を運んで、段数を数えながら上ったり、下ったりするとドキドキしながら楽しむことができる珍スポットです。文京区のHPにも載っている意外と真面目な珍スポットでもあるので、ぜひ興味のある方は不思議な階段に足を運んでみてください。