飛行機マニアが「世界最大規模の航空宇宙博物館」に行くとこうなる
アメリカ

ワシントンDCにある「国立航空宇宙博物館」(National Air and Space Museum)は、航空関連の博物館では世界最大規模を誇る施設です。

飛行機マニアじゃなくても十分楽しめるので、全米屈指の人気ミュージアム。入館料が無料っていうのも押さえておきたいポイント!

展示品が非常に多く、全てを紹介しきれないので、今回はほんの一部をお届けしたいと思います。

現代的でクールな外観も見どころ!


ワシントンDCにある博物館の多くは、レリーフを多用したデコラティブな建物が多いですが、こちらの「国立航空宇宙博物館」は非常にシンプルでモダンな外観が特徴です。

なんでも、すぐ近くにあるアメリカ合衆国議会議事堂(United States Capitol)の景観を損ねないよう、配慮されたデザインなのだとか。

しかし、外観と打って変わって、中は展示物が沢山展示されているので、見応えたっぷりです。

宙に浮かぶ飛行機たち


入館してみると、思ってた以上に沢山飛行機が宙吊りにされていることに、まずビックリします! しかもハリボテではなく、実際に飛ばせる飛行機ばかりなので、本物の質感を堪能できますよ!

アポロ月着陸船が!


こちらの施設は「国立航空宇宙博物館」という名前の通り、宇宙に関する展示物も豊富なのが特徴。

エントランスホールには、あのアポロ月着陸船も展示されています! これは実際に月に行ったものではありませんが、同じ仕様のものです。

各テーマごとに分かれた展示エリア


館内は20部屋以上のエリアに分かれており、各部屋ごとに設けられたテーマに関する展示品が散りばめられています。

旅行好きな方には馴染みのある旅客機ボーイング747は、ノーズ部分だけ展示されているので、コックピットを覗くこともできちゃいます!

レアな軍用機も多数展示


宇宙関連の明るい展示品だけではなく、戦争に使用されていた飛行機なども多数展示されています。

こちらの飛行機は、1930年代初めに米海軍と米陸軍航空隊の主要戦闘機を務め、1940年代初めまでは数多くの役目を果たしたBoeing F4B/P-12。米軍が使用した最後の木製翼の複葉機です。

航空母艦を模した「Sea-Air Operations」ルーム


2F北西のルームは、なんと航空母艦をイメージした面白い展示ルームとなっています。

細かな装飾品は、本物の空母艦のパーツを使用されているそうなので、リアリティさや雰囲気は抜群! 階段を登って上から戦闘機を撮影することも可能!

機体だけじゃなく、エンジンやロケット、月の石まで。


その他館内には、アポロ11号の司令船コロンビアや宇宙開発競争時代のロケット、ライト兄弟が最初に運転した飛行機ライトフライヤー号、ゼロ戦など歴史的に有名な飛行機類から、ジェット機のエンジン、月の石などといったものまで、非常に多岐に渡る展示がされています。

その量に圧倒されまくります。飛行機マニアはもちろん、そうでない方や小さなお子さまでも十分楽しめる、無料とは思えない見応えたっぷりな博物館です。

すぐ近くの「国立自然史博物館」と「国立アメリカ歴史博物館」もオススメ!


「国立航空宇宙博物館」の位置する国立公園内には、ほかにも博物館や美術館などの観光スポットが沢山あります。

どれも見ものですが、こちらの施設と同じくスミソニアン博物館群で入館無料の「国立自然史博物館」と「国立アメリカ歴史博物館」も併せて見学するといいかもしれません。場所も近いのでオススメ!

「国立航空宇宙博物館」(National Air and Space Museum)
600 Independence Ave SW, Washington, DC 20560
公式HPはこちら

この記事を書いた人

たむ

たむトラベル・グルメライター/絶景・パン・スイーツマニア

パン・スイーツ(洋菓子)、絶景スポットなどが好きで、主に関西・四国エリアをウロチョロしています。フォトジェニックなスポットや美味しいもの、オシャレカフェなどをお届けしていきます!

    チャンネル

    チャンネルをもっと見る