先日レポートいたしました渋谷・青の洞窟イルミネーションの元祖は、中目黒で2014年に開催された「Nakameguro青の洞窟」です。しかし、想定以上の人気で連日大混雑し安全確保が難しいため、昨年2015年は開催自体が中止となってしまいました。そんな中目黒のイルミネーションが今年は開催されるとあって、待ちわびていた方も多いのではないでしょうか。
今回は、中目黒よりひと足先に開催されている「目黒川のイルミネーション」、そして「中目黒イルミネーション」も合わせてレポートしたいと思います。

もうひとつの目黒川イルミネーション？

目黒川のイルミネーションといえば中目黒エリアのイルミネーションが有名ですが、大崎・五反田・品川エリアでも目黒川のイルミネーションが行われているんです。
しかも今年で７年目。意外、と言ったら失礼かもしれませんが、毎年行われていたとは、筆者も初めて知りました。
今年のテーマは「冬の桜」だそうで、聞いただけで期待が膨らみますね。

さっそく「冬の桜」を見に行ってみた！

やってきたのは五反田駅

イルミネーションのスタートは五反田と聞いていたのですが、駅に降り立ってみたところ、それらしき人の流れや光は見えません。
少し心配になりながらも公式サイトのマップを頼りに進むことに。
五反田駅西口を出て正面方向に進んでいくと、右手に目黒川の流れが見えてきました。

咲き乱れるピンクの桜

すると、突然目の前にピンクの景色が。

大崎橋の中央から撮った写真です。
暗がりに浮かぶピンク色の光がなんとも幻想的です。

川の両岸の木々に咲くピンクのイルミネーションは本当に桜の花のようです。
このまま、大崎駅の方向に進んでみましょう。
五反田駅から大崎駅にかけての河岸は、オフィスビルや高層マンションが多く、人通りもあまり多くはないので、静かにイルミネーションを楽しみたい方にはぴったり。

水面に反射する光もきれいです。

橋から出る水もアトラクションのように感じてしまいます。

環境にも優しいイルミネーション

冬の桜と言うタイトルに相応しい美しいピンクの並木。今回のイルミネーションでは、オリジナルの桜色のLEDライトを42万球も使用しているそうです！
また、このLEDライトを光らせるための電力は、地域のご家庭や飲食店から使用済みの食用油を回収して、精製したバイオディーゼル燃料のみを使用しているとのこと。

環境に優しい地産地消のイルミネーションなんて、いっそう心温かくなりますね。

大崎駅を少し過ぎたところがイルミネーションのゴール。
五反田からの2.2㎞の距離、ゆっくり見ながら歩いて約20分ほどで到着しました。

船で夜桜を楽しむことも

このイルミネーションの期間中は天王洲や五反田からナイトクルーズ船も出ていて、船でイルミネーション見物をすることもできるそうですよ。
船の上で見るイルミネーションは一段とロマンティックでしょうね！

冬のお花見に

目黒川沿いに続く、ピンクの並木道は本当にきれいで、幻想的でした。

少し背の低い木が続いているところだと、まるで光のトンネルをくぐるよう！
しかもここだけの話、見物客がそんなに多くないので、ゆっくり静かにイルミネーション見物を楽しめますよ。
みなさんも冬の夜桜見物に行ってみてはいかがでしょうか？

中目黒イルミネーション情報！

人気の中目黒エリアの目黒川沿いで開催されるイルミネーション点灯期間は、今年は12月16日～25日の10日間のみ。
今年は「中目黒の街がいつまでも宝石のように輝き続けるように」と願いを込めて、約30万球もの宝石のようなオレンジゴールドのイルミネーションがが使用されているそうで、夜の目黒川に輝きます。
こちらもみているだけで温かい気分になれるような光になんだか癒されました。

木々のイルミネーションと川面に反射する光で、一面光に包まれたようでした！

期間は短いですが、品川エリアと中目黒エリアも合わせて目黒川イルミネーション巡りもいかがでしょうか？