みなさんが日常生活の中で食べているチーズやマーガリンなどの日配品。当たり前のように口にしているため、それらの製品がどのような場所でどんな工程を経て小売店の店頭に並んでいるのかということには、あまり気に留める機会はないのではないでしょうか。
今回は、そんな日配品の製造過程を学ぶべく、「マリンフード(株)」の長浜工場見学ツアーに参加してみました。工場近隣の魅力あるスポットとあわせて、さっそくレポート形式でご紹介します。
「マリンフード(株)長浜工場」ってどんなところ?
この日工場見学に訪れたのは、「マリンフード(株)」の長浜工場。同社はスーパーやコンビニなどの店頭に並んでいるチーズやマーガリンなどを製造する会社で、大阪市豊中市に本社を、大阪府泉佐野市、滋賀県長浜市、埼玉県狭山市に製造工場を構えています。
JR北陸本線の田村駅のそばの長浜バイオ大学内にある長浜工場では、主に4Pチーズやストリングチーズなどのプロセスチーズを製造。また同工場では、年に数回工場にて直売を行う「ふれあいセール」などのイベントも開催されていますよ!
また、工場のすぐそばには琵琶湖が広がり、ふれあいセールや工場見学などの開催にかこつけて琵琶湖見物も楽しむことができる好立地となっています。
いざ、工場見学ツアーへ出発! 工場内は撮影NG
見学ツアー当日はたまたま取材旅で名古屋に滞在していたので、まずは工場最寄りの新幹線停車駅である米原駅へ向かいます。集合時間は午前10時。ここでマリンフードの社員さんやPR会社のスタッフの方々、ほかの参加者のみなさんと合流しました。
その後、アンバサダーとメディア関係者の2チームに分かれて長浜工場まで移動。工場に到着すると、マリンフードのキャラクター「牛丸」が元気に出迎えてくれました♪
工場見学の前に、まずは全員で会社の概要について工場内の会議室で解説を受けます。そして、各々白衣や帽子を着用してしっかりと手洗いをしてから、ようやく待ちに待った工場見学ツアーへ出発!
工場内では衛生的観点から見学者はスマホやカメラの持ち込みが一切できず、同行するPR会社の方々が工場内の撮影を一挙に引き受けてくれました。
写真はストリングチーズの製造エリアの様子。思っていたよりも検査基準が厳しく、各工程で担当者が目視で商品にならないものをひとつひとつ手作業ではじいていく様子に少し勿体なさを感じつつも、製品がどのような行程を経てお店に並ぶ商品になっていくのかということを知ることができました。
自社製品を使った特別メニューを堪能! 工場見学終了後はホテルでの会食へ
工場見学を終えたあとは、琵琶湖のほとりにある「北ビワコホテルグラツィエ」にて会食がありました。
今回ご馳走になったお料理は通常ホテルのレストランで提供されているものとは異なり、マリンフードのみなさんが自社製品を使ったコース料理をレストランスタッフと話し合って作った特別メニューとなります。
普段は北海道で暮らしている筆者。その地域柄、どうしても地元企業の商品がスーパーの店頭に並んでいることが多く、これまであまりマリンフード社の商品を食べたことがなかったこともあり、普段あまり手に取る機会のない商品をじっくりと味わうことができる良い機会となりました。
特に気に入ったのは、ジューシーなひき肉の中にストリングチーズを閉じ込めたチーズインハンバーグ。コースの内容がボリュームたっぷりだったので半分ほど食べきれずに残してしまったのですが、このハンバーグはとても好みな味わいだったのですべて完食しました♪
食後は「黒壁スクエア」を散策
会食後は、希望者のみで「黒壁スクエア」の散策へ出掛けました。ここは長浜市を代表する観光スポットのひとつで、ガラス工芸品を販売する専門店や飲食店などがレトロな街並みの中に点在しています。
今回は工場見学ツアーの中のオプションとして立ち寄ったので、わずか1時間ほどの散策となりましたが、時間が許すのであればじっくりと散策を楽しみたい、とても魅力的なスポットでした。
製造工程や商品へのこだわりを知る良い機会に
筆者が今回参加したツアーはメディア向けのPRツアーだったのですが、同社が募集するアンバサダーへ就任すると、今回のような工場見学ツアーへ参加するチャンスがあるかもしれません。詳しくは、マリンフード社の公式サイトを確認するか、同社の広報担当者へお問い合わせください。
これまではあまり手に取る機会のなかったマリンフード社の商品。しかし、今回工場見学ツアーへ参加したことにより、同社の製品へのこだわりやその製造工程を詳しく知ることとなり、商品へ興味を持つ良いきっかけとなりました。ぜひみなさんも、小売店でマリンフード社の商品を見つけたら、ぜひその美味しさを体感してみてくださいね。
マリンフード株式会社・長浜工場
滋賀県長浜市田村町1291番1