• フィンランドのサウナは伝統的なクーシヤルヴィへ!湖にも飛び込める! | TRIP'S(トリップス)

    フィンランドのサウナは伝統的なクーシヤルヴィへ!湖にも飛び込める!
    フィンランド

    日本でも愛好家の多いサウナは、実はフィンランドが発祥だということはご存知でしょうか?
    フィンランドのサウナの歴史は1000年以上もあると言われており、今でも各家庭にサウナの設備があることは不思議なことではありません。種類も電気サウナやスモークサウナなどがあり、細かく分けると星の数ほどあるとも言われています。
    最近人気上昇中のロウリュ(焼いた石に水をかけてサウナ内の体感温度を上げる)もフィンランドから持ってこられた入浴方法です。

    ソクたびおうちソクたび

    せっかくフィンランドに行ったのであれば、フィンランドの伝統的な入浴方法に則り、地元の人たちと男女混合で入り、水風呂の代わりに湖に飛び込んだり雪で転がったりしたいですよね。
    そんな要望をかなえてくれる魅力的な施設がヘルシンキからアクセスの良い場所にあります。

    大自然に囲まれた場所で入ることができるサウナ

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    今回ご紹介するクーシヤルヴィは国立公園の麓に位置しており、公共のサウナとしてフィンランド人からも愛されているサウナです。
    ヘルシンキ市内からも、ヘルシンキ空港からもアクセスは良く、飛行機の乗り換えでヘルシンキ空港で時間を持て余している方にもおすすめです。

    公共スモークサウナは、ヘルシンキ周辺ではここだけ!

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    クーシヤルヴィにあるサウナの種類は電気サウナと昔ながらのスモークサウナです。ヘルシンキ周辺では、公共のサウナ施設でスモークサウナがあるのはここだけのようです。
    各サウナ間の移動も可能で、サウナで温まった体を冷やすための湖やプールも用意されています。
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    体が温まっていればたとえ氷点下であってもあまり寒さを感じず、何度かサウナと外を行き来すると本当に体の芯から温まるのが分かります。
    勇気のある人はサウナで十分温まった後に、雪の上で転がってみたり、凍っている湖に穴を開けた場所に浸かってみたり、プールで泳いでみたりすることも挑戦してみてはいかがでしょうか。
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    地元の人曰く、何度もやっているうちに体が麻痺してきて気持ちよくなるのだそうです(ツッコミどころはありますが、実際に私も鼻詰まりが解消されました。健康な体であれば良い効果が得られる、と地元の人は言っていました)。
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    また、注意点としては、スリッパなどの履物を用意していくこと。冬は特に、外に出るときや湖に行く際に、雪が冷たすぎてろくに歩けなくなります。

    フィンランド料理を味わえるカフェも!

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    サウナだけでなくカフェも併設してあります。
    体が温まったらここでゆっくりフィンランド料理を味わうことも一つの楽しみですね。
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    △サーモンの切り身の入ったシチューのようなスープ

    アクセスについて

    クーシヤルヴィはヘルシンキ市内からバスで約40分、ヘルシンキ空港からも40分ほどで行くことができます。バスで行く場合、ヘルシンキ駅からは731N、738K 、739いずれかのバスに乗ります。バス停は少し分かりづらい場所にありますので気をつけましょう。特に冬などは長時間極寒の中で迷うと大変です。
    もし迷ってしまったときでもWiFiが繋がっていれば、すぐに何でも検索ができるので、環境が厳しい場所にこそ下記のようなポータブルWiFiを持っていくと良いと思います。
    海外で高速インターネット|グローバルWiFi
     
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    クーシヤルヴィは空港に近いせいか、国籍も人種も入り混じり、老若男女様々な人が訪れます。一緒にサウナにいると不思議な一体感が生まれ、知らない人といつの間にか仲良くなることができます。
    フィンランドではサウナの中でビジネスの話をまとめる風習があるそうですが、確かに人間関係に良い影響をもたらしてくれそうです。

    Kuusijärvi/公式サイト(英語)
    ※予約必須
    電話番号:+358 10 322 7090
    レストランは9:00-21:00
    電気サウナ:9:00-20:00/6ユーロ
    スモークサウナ:13:00-20:00/10ユーロ
    ※混浴なので水着着用となります(貸出もあります)。

    この記事を書いた人

    甲斐 大輔

    甲斐 大輔

    平成元年宮崎生まれ。南国出身よろしく寒いと身体機能が低下する習性を持つ。都内の大学を卒業し、国会議員の公設秘書を務めた後、半年間海外に留学。冬のはじめの11月に成田空港に降り立ってはじめて、夏を南国で過ごしてしまったことに気付き愕然とする。
    魅力ある地域にスポットライトを!が人生のテーマ。

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