苫小牧といえばホッキカレー! というのも、苫小牧はホッキの漁獲量が多いというのです。ちなみにホッキ貝のほとんどは北海道で獲れているらしく、そんなわけで関西人の私は今回が初のホッキ体験! 苫小牧の海の駅ぷらっとみなと市場にあるゴーゴー食堂に行ってみました。
苫小牧のホッキ貝
私にとっては、「そもそもホッキ貝って何?」、「ホッキ?ホッケ?」というほど見慣れない貝。それもそのはず、令和4年度の実績では漁獲量の9割近くを北海道が占めているようで、関西人の私が知らないのも仕方がない。
「苫小牧行くならホッキ貝」と言われるのは、北海道の規則では7.5㎝以上のホッキ貝しか獲っちゃいけないらしいのですが、苫小牧漁協組合では9cm以上のものしか獲らないようにしているからかもしれません。それだけ大きければ味も濃くて食感も良さそうですもんね!
ホッキ貝資料館
あまりにもホッキ貝に関して無知だったので、ホッキカレーを食す前にちょっと勉強してみようと、マップで見つけた「ほっき貝資料館」に立ち寄ってみた。
あれ? なんか思っていた外観とちょっと違うかも…。
このカオスっぷりは、いわゆる秘宝館的なB級スポットでは!?
資料室のような部屋に入ると、ホッキ貝漁の道具や貝殻で作られた民芸品が沢山。しかし、これは…、、おそらくホッキ貝のヴィーナス?
ゴーゴー食堂のホッキカレー
展示品がおもしろすぎてホッキ貝の知識があまり頭に入ってこず、とりあえず食べてみることに。
港近くにある「海の駅ぷらっとみなと市場」の中の食堂の多くが、ホッキカレーをメニューにラインアップしてる感じ。今回は賑やかな外観のゴーゴー食堂をチョイス! 港町トマコマイ ゴーゴー食堂の2号店として2023年7月にオープンしたようです。
こちらがゴーゴー食堂のホッキカレー。…なんですが、少食のためご飯を少なくしてもらっています。ゴーゴー食堂の通常のホッキカレーはこれよりもっとボリュームがあるので、その点、お間違いなく!
ひとつ思ったのが、「ホッキ貝そのものの味を知らないのに、一発目にホッキカレー食べちゃ、味わからないじゃないw」ということ。でも、甘い! お店の人に聞いたところ、この甘さはホッキ貝から出ているらしい。お店によって作り方はさまざまですが、ゴーゴー食堂のホッキカレーは、お刺身で出せるくらいの鮮度のホッキ貝を使っていて、最初からカレーと煮込むことはせず、最後にサッと火を通すことで、柔らかい食感と旨みを出しているとのこと。メチャウマでした、これ。
ゴーゴー食堂のメニューには海鮮系の丼も沢山あったので、次回はぜひ生のホッキ貝を使った丼を食してみたいものです。
北海道苫小牧市港町2丁目2-5