「チェコ共和国の都市・プラハ」。
そこに降り立てば石畳の道と茶色の屋根を持つ統一感のある家々。
この統一感のある風景から、どうわくわくせずにいられるであろうか。
ここチェコ共和国のプラハはそんな街である。
プラハといえば、何を思い浮かべるであろうか。
自身、チェコにそこまで知識はなかった。19歳の時に参加したドイツでのボランティアで出会った、チェコ人のとてもきれいな凛とした女の子が、私の歴史の中の初めての”チェコ共和国”であり、その子いわく、「皆、本当にたくさんお肉を食べるのよ!」とニコニコ言っていたのを今でも覚えている。
ちなみにその子はスタイル抜群で、「ほんまかいな!」と突っ込みたくなった。
昼の顔も夜の顔も美しい。
プラハにいくならば、観光客が行くところは”旧市街”となる。石畳の道が広がり、絵本の主人公にでもなったかのような、かわいらしい街並みが広がる場所。
この街並を堪能するために、是非やってほしいこと。それは、プラハの天文時計台「Pražský orloj」(旧市庁舎)の上から町を見下ろすことだ。
旧市街の広場にいくと必ずこの天文時計台の前に人が群がっている。ここは実はからくり時計でもあり、一定の時間になると、キリストの12使徒の像がみれる。9:00~23:00の毎正時にでてくるので、見てみるのもいいだろう。
派手な動きをするわけでは決してないが、趣があり、1865年に創られた、かなり古いカラクリ時計という所が魅力的だ。
そして時計塔の上にあがると、この景色が見渡せる。
高台から見た景色は壮大。茶色の屋根をもった似たような家々が隙間をあまりあけずひしめき合う。
180度見渡せる展望台からはプラハの街をまるで1枚の絵でも見ているかのようだ。
Photo:http://www.czechtourism.com/jp/home/
プラハ城の夜景もここから堪能することができる。
いつのころからか、心から感動するということが少なくなってきたが、
この景色はその複雑な大人心をも一掃してくれる。
わぁ…という一言をくれる、そんな景色だ。