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    せっかく九份まで観光に行くなら立ち寄ってほしいスポット、厳選しました
    台湾

    台北から比較的行きやすく、異国情緒が味わえることで人気観光スポットの九份(きゅうふん)。

    しかし行きやすいと言えど台北駅から片道1時間30分くらいはかかるため、それだけのために九份へ行くのはやや勿体ないとも言えます。

    そこで今回はついでに寄れる九份周辺のおすすめスポットを2か所紹介します。

    ソクたびソクたび

    金瓜石(ジングゥワシー)


    1つ目は九份行きのバスで目にする「金瓜石(黄金博物館)」という行き先で、九份と同じく日本統治時代に金鉱山として栄えた街です。全盛期は日本の金需要の大半を占めていたとか。

    アクセスは台北市内や瑞芳駅から九份の先、金瓜石(黄金博物館)の停留所で下車します。

    ほとんどのバスはこの金瓜石で終点ですが、一部の便はさらに先まで行くものもあるので降りそびれないように注意してください。金瓜石より先は運行本数が極端に減るので戻ってくるのが大変です。

    金瓜石老街

    台灣の老街というとレトロな商店街というイメージが浮かぶとは思いますが、商店は少ないです。郵便局や派出所、食堂やベンチがあるため休憩するには良いスポットでしょう。

    日本統治時代に役所として利用されていた建物。

    こちらも古い木造家屋を利用した食堂。

    ステンレスの弁当箱に入った鉱山弁当。休日は行列ができる上に、売り切れていることも。

    金瓜石老街
    Qitang Road, Ruifang District, New Taipei City, 台湾 224

    四連棟日式宿舍


    1930年頃に鉱業会社の職員の宿舎として建てられ、中華民国政府に接収後も閉山まで利用していたとされています。

    建物内部の見学も可能ですが、一度に入れる人数が制限されているため休日だと見学は難しいかもしれません。

    四連棟日式宿舍
    No. 69號, Jinguang Road, Ruifang District, New Taipei City, 台湾 224

    太子賓館


    1922年、当時皇太子だった昭和天皇の視察に来るということで、皇太子を迎えるために建てられた邸宅ですが、結局皇太子が訪れることはありませんでした。

    第二次大戦後、台湾の統治を始めた蒋介石が一時的に居住したともされています。

    池には鯉が泳いでいたり、かなり本格的な和風庭園になっています。

    太子賓館
    No. 8號, Jinguang Road, Ruifang District, New Taipei City, 台湾 224

    黄金博物館


    金鉱山時代の資料館です。館内では本物の金塊に触れることもできます。ちなみに敷地内のあちこちに展示施設がありますが、黄金館だけは80元(約1,300円)の入場料が必要です。

    歴史資料を展示している博物館ではお馴染みの当時の作業風景。

    実際に触れることのできる金塊。現在の価値がリアルタイムで表示されています。

    黄金館周辺は線路が当時のまま残っていたり、トロッコがベンチになっていたりします。

    黄金博物館
    22450 新北市瑞芳区金瓜石金光路8号
    開館時間:
    平日(月~金)9:30~17:00      
    休日(土・日および祝日)9:30~18:00
    公式HPはこちら

    黄金(金瓜石)神社跡


    鉱山発展を願って1905年に建立、1933年に現在の場所に移設された神社です。台湾では数少ない、鳥居が現存している神社跡です。

    ただ、登山道を15~20分くらい登ることになるので結構大変です。軽装でもそこまで問題ありませんが、流石にサンダルやヒールだと厳しいです。

    本殿の支柱らしきものが残っています。

    黄金神社(金瓜石)神社跡
    224 台湾 New Taipei City, Ruifang District, Jinguang Road, 8號黃金博物館

    猴硐(ホウドン)


    こちらはかつて炭坑街と栄えた街。駅周辺ではあちこちで猫が歩き回っているのを目にします。アクセスは瑞芳から平渓線もしくは宜蘭線で2駅です。運行本数は10~15分に1本程度はあります。

    バス停も猫。

    猫飛び出し注意の交通標識。

    猴硐猫村


    炭坑街として栄えていた時代ではネズミ退治として猫を放し飼いにしていたものの、閉山して人だけではなく猫も失職してしまいました。

    しかし人は住処を変えることはできますが、放し飼いの猫はそうもいきません。

    そこで猴硐に残った人々が野良猫の世話をするコミュニティを形成。それがソーシャルネット上で話題となり一躍有名となりました。

    ただ猫は気まぐれなのでほとんどいないこともあり、駅反対側の煤礦博物園側に集まっていることもよくあります。

    駅から連絡デッキが繋がっています。この通路に猫が集まっていることもあります。

    植え込みの隙間でくつろいでいたりすることも

    猴硐猫村
    224 台湾 新北市 瑞芳区

    猴硐煤礦博物園


    炭坑資料館及び喫茶店があります。


    敷地内には廃墟と化した工場がそのまま残っています。

    猴硐煤礦博物園
    224 台湾 New Taipei City, Ruifang District, 猴硐柴寮路42號

    猴硐神社跡


    こちらも台湾では貴重な鳥居の残っている神社跡です。ただ、あまりメンテナンスがされていないようで足元がかなり悪いです。

    休憩所になっている本殿らしき建造物。

    猴硐神社跡
    No. 61, Houdong Road, Ruifang District, New Taipei City, 台湾 224

    歴史を知ると違う風景が見えてくる……かも?

    九份や金瓜石、近くにある平渓は日本統治時代に鉱山や炭坑として急激に栄え、その後閉山し衰退、経緯はそれぞれあれど観光地として再び注目を集めるようになったという共通点があります。また、台湾各地には似たような成り立ちの街がたくさんあります。

    その街の成り立ちを知ってから訪問すると、同じ風景でもまた違った形で見えてくるかもしれません。

    この記事を書いた人

    Yuichi Chiyatani

    Yuichi Chiyatani

    空港やバスターミナルなどの交通拠点に用もないのに足が向いてしまう1985年生まれ。旅行スタイルはとりあえず現地入りしてから考えるタイプ。最近は台湾や香港の産業遺産が気になっています。

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