映画「アイ,ロボット」の世界が現実になるかもしれない。そんなことを思わせるニュースが飛び込んできました。
このたび老舗百貨店の三越伊勢丹新宿で、AI利き酒師による、アナタにあった日本酒を提案してくれるサービスが楽しめるとのことです。2016年9月14日からはワインバージョンも行われるとのこと。
今話題の人工知能ですが、人の味覚をデータで蓄積して、イチオシの日本酒をレコメンドしてくれるなんてことが本当にできるのか?
実際に体験してきました!
人口知能アプリSENSY
伊勢丹とファッション人工知能アプリSENSYのコラボレーションなんですね! ご覧のようにカウンターにはiPadが並べられています。どうやら、3つの日本酒のサンプルを飲んで、データを分析するようです。
元Cancam専属モデルが挑戦!
まずは今回、プロモーションで来ているモデルの方から試飲会がスタート。彼女は元CanCam専属モデルの梨衣名さん。モデル業界でも大の日本酒好きということで駆けつけたとのことでした。
日本酒好きだという梨衣名さんですが、果たして人工知能知能接客はいかがだったでしょうか。
3つのサンプルを飲み終え、iPadからレコメンドされた日本酒を注いでもらうと「うん、これだ!」と深く納得した様子を見せていました。
「これ、わたしの好きな旨味が利いている日本酒の味とぴったりです」とご満悦の笑みを浮かべました!
日本酒好きの彼女を唸らせるなんて人工知能接客もなかなかのものですね!
実際に体験!本当にぴったりのお酒を選んでくれるのか
試飲して、iPadを操作してみよう
さあ、続いては自分の番です!
実際の画面はこのようになっており「甘味」・「酸味」・「旨味」・「余韻」・「コク」・「好み」の6項目から5段階評価で点数をつけていく形式です。
全て評価し終わるとチャートが表示されます。自分は「旨味」と「酸味」に鋭い感覚を持っているとのこと。なるほど、あまり気にしていなかったですが、確かに当たっているかも!
次に日本酒と合うおつまみを選択する項目があり、ここは焼き鳥にしてみました。すると……
AI利き酒師が新潟の八海山をレコメンドしてくれたのです!
おすすめの「八海山」をテイスティング!気になるお味は?
店員さんが八海山を注いでくれ、ひと口飲むと「うん、確かに飲みやすいかも」と思いました。
正直、あまり味にこだわってお酒を嗜んだことがなかったのですが、人工知能が利き酒してくれたという新鮮さと、飲みやすさを感じました。
「AI利き酒師はお求めやすい価格帯の、厳選された全国の日本酒30種類からお客様の味覚にあった日本酒を選んでくれます。日本酒好きな方はもちろん、普段あまり日本酒を飲まれない方にもぜひ来ていただきたいと思っています」と伊勢丹担当者。
その正確性については、人工知能利き酒師がその人の味の分類や好みをあらかじめ把握し、そこからおすすめの日本酒を導きだしてくれるため、なかなか外れはしないのだと思います。
近未来の接客スタイルを少し垣間見た、そんな不思議な体験ができました!
日本酒の利き酒体験は終了しており、2016年9月14日からはワインのAI利き酒も開始とのこと。今後のAI技術の発展に目が離せません!
伊勢丹新宿店の公式HPはこちら