「買1送1」「85折」…知るだけでお得!台湾のディスカウントワード
台湾

みなさん、こんにちは! モチヅキです。

わたしは台湾が大好きで、これまで何度も足を運んできました。何度も台湾を訪れるうちに、あることが気になるようになったのですが、それは……

「台湾のディスカウントワード」!

台湾のコンビニやローカルスーパーに行くと、「買1送1」や「85折」など、四文字熟語のような単語が様々な商品名タグや値札に付いていることが多いのですが、これらの言葉たちが、知ってるととても得する言葉だったことを、つい最近知りました。

もっと早く知っておけば、もっとお得にお買い物できたのでは?と思ったほど。

実際に、台湾のショッピングシーンでよく見かけるメジャーなディスカウントワードにはどのようなものがあるのか、写真とともに振り返ってみます。

1. 買1送1


「ん?? 買ったら1個送る??」と考えてしまいがちなこちらのワード。

こちらは「1個買ったら1個ついてくる」という意味です。「買2送1」なら、「2個買ったら1個ついてくる」という意味に。

「買大送小」なら、「大きいのを買うと小さいのが付いてくる」という意味にもなります。

初めての台湾出張の際、台北の空港でフェイスパックを購入したのですが、会計時にショップのお姉さんに「このパック! もう1つ! あるよ!」とカタコトの日本語で伝えられ驚いたことがあります。

当初訳が分からず、「え、ダブルプライスになるの?! お金はどうなるの??」とワタワタするわたし。日本ではこのようなタイプのディスカウントは体験したことがなく、訳が分からなかったんです。

そんなわたしを見たお姉さんの熱量も増し、「イイエ! もう1つはプレゼント! タダ! ゼロエン!」と2回目の説明を受け、やっと理解しました。もうちょっと早くこのワードを知っていたら、混乱しなかったのですが……(笑)。

ちなみに、「買1送1」の広告がある商品は、

・レジカウンターに2つ持って行っていく
・1つ持って行き、店員さんにもう1つ取って来てもらう

といった方法で購入可能でした。

セブンイレブンなどのコンビニの場合は、ディスカウントキャンペーン中の商品はすでにレジカウンターにおまけ分商品がすでに一定数用意されている場合もあります。

購入時に、店員さんが「これ、サービスね~」と袋に入れてくれることが多かったです。

2. 加○元多○件


こちらもなんだか難解に見えますが、どんな意味だと思いますか?

こちらは、「10元払ったら、1個おまけ」という意味なんです。

写真のスニッカーズを例にすると、「スニッカーズを1本買う際に10元(約30円)プラスして支払うと、対象のスニッカーズが1つおまけされる」という意味になります。

ちなみに、台湾ではスニッカーズ1本あたりの価格はだいたい30元(約110円)。10元プラスしてもう1本もらえるなんて、お得ですね!

わたしは台北のとあるコンビニでのど飴を買った際にこのワードを知り、ちょうど2個目ののど飴を超格安でもらえました。

当時、花粉症による喉の痛みでずっと苦しんでいたのですが、このディスカウントワードのおかげで、毎日なめていたのど飴が超格安で手に入って嬉しかったです!

3. 第2件○折


「ん?? 折る??」と、こちらもわたしはすぐに理解できなかったのですが、店員さんのお話を聞いて納得したワードです。

こちらは、「2個買う場合、2個目が40%引きになる」という意味になるそう。ちなみに、1個目の商品は割引対象外です。

「え? でも6って書いてあるよ?」と思った方もいらっしゃるかと思いますが、台湾の場合は、「割引されたあとの率」が書かれています。つまり、4割引後の率(6掛け)です。

こちらのエムアンドエムが10元としたら、2個目のエムアンドエムが10×0.6=6元となりますね。

「85折」なら「15%引き」
「70折」なら「30%引き」
「5折」なら「50%引き」
「8折」なら「20%引き」

……となるように、割引系ワードは日本の感覚とは異なる表示・計算で、やや紛らわしいため注意が必要かもしれません。

4. 2件特価○元


こちらは、「2個買ったら表示価格に値引きする」という意味です。ちなみに、3個買う場合は3個目は値引き対象になりません。

台湾でのショッピングをもっと楽しく!

割引表示方法が日本と逆、割引の種類が豊富すぎる……など、日本と異なる点が多い台湾のショッピングシーンですが、意味がわかると台湾でのお買い物がより楽しめるでしょう。

私も当初はちんぷんかんぷんでしたが、聞けば聞くほどお買い物がより楽しくなってきました。台湾でよりお得なお買い物をするなら、これらのワードは覚えておいてまず損はしないはずですよ!

この記事を書いた人

モチヅキ アヤノ

モチヅキ アヤノライター

89年生まれのフリーライター。 大学卒業後、アパレルショップのWEB担当を経て、インテリア商社にて商品開発を担当。「女子がときめくもの」を中心にマーケティング・開発してきました。 海外出張や海外旅行の機会が多く、常に海外のおいしいグルメや素敵なインテリア、ライフスタイルのことで頭がいっぱいです♪

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