都内にはたくさんの図書館がありますが、ここ「旅の図書館」は普通の図書館とは違います。館内には旅行や観光に役立つ書籍・資料が取りそろえられており、研究や実務に携わる方を中心に利用されています。今回はリニューアルでより専門書に特化された「旅の図書館」の利用方法や取り扱い書籍について紹介します。

細い裏道にあるビジネス風な建物

10月に南青山でリニューアルオープンした「旅の図書館」は青山一丁目駅から徒歩3分のところにあり、駅近なのがうれしいポイントです。都内の図書館って意外と駅から歩くことが多いんですよね。

ギャラリーでは研究成果や古書の展示がされています

入り口から入ってすぐのところでは図書館を運営する(公財)日本交通公社の観光文化の振興に向けた様々な活動を記載する企画展示が行われています。観光業に携わる方はぜひ閲覧してみてください。

まずは受付カウンターで利用者証を受け取りましょう

これが館内での移動パスになります。地下に行く階段やエレベーターを使うときなどに必要なので常に首から下げておきましょう。

パンフレットが貰えます

館内はリニューアルされたこともありとても綺麗です。スタイリッシュなデザインで居心地の良い空間が広がっています。また、ふた付きの飲み物だったら飲んでもOKなので長時間居られます。

１階は雑誌や新着図書などが提供されています

1階は旅行に関するガイドブックや新着情報が集められており、ガーデンラウンジなどでゆっくり閲覧することができます。ちなみに「旅の図書館」では本の館外貸出は行われていませんが、20円からコピー機が利用できますので必要な部分はコピーして持ち帰れます。※著作権法に定められた範囲のみコピー可能です。

地下１階は観光研究や地域資料など専門書を収蔵

地下1階がメインライブラリーになります。旅行に関する基礎文献や財団関係・海外の地域研究までディープな本が揃っています。大学の先生や研究機関の方などが多く利用されるようです。

一人でゆったり座れる椅子もあります

図書館で知らない人と相席するのも気を使いますよね。こちらの図書館では椅子とテーブルが合体したお洒落な椅子が設置されています。窓側を向いているので人目を気にせず集中して本が読めそうです。