日本のTV番組で見てずっと気になっていた台北の餃子店「東門餃子館」。2016年1月にやっと訪れることができました。餃子から火鍋までメニューも豊富で、3泊4日のうち2回も訪問!人気店なので混雑具合も含めてレポートします。
「東門餃子館」
「東門餃子館」は台北一有名な小籠包のお店「鼎泰豊(ディンタイフォン)本店」がある永康街にあり、地下鉄「東門駅」から徒歩5分ほどとアクセスも便利です。外観もきれいだし、店内もおしゃれなので新しいお店なのかと思いきや、実は50年以上もの歴史があるとのこと。中国山東地方の味が楽しめるお店なのですが、餃子館というだけあって、焼餃子・蒸餃子・水餃子と餃子の種類の豊富さはもちろん、餃子以外のメニューも大充実!お店の入口にメニューがずらりと並んでいます。
ショーケースに小皿料理がずらり
平日の13時頃で店内はほぼ満席でしたが、8人掛けの大きなテーブルに家族づれらしき4人と私たち2人、相席でなんとか座れました。
小皿料理が並んだショーケースがあり、どれもおいしそうです。
地元のお客さんらしき人たちは自分で小皿を選んで、席へ持って行っていましたが、初心者の私たちはシステムがよくわからず、とりあえず席についてメニュー表からチョイス。メニューは日本語表記もあるのでわかりやすいです。大や小など、サイズが選べるのも嬉しいポイントです!
まずはやっぱり焼餃子「鍋貼」
焼餃子は中国語で「鍋貼」と表記されています。
▲豚肉入り焼餃子
お目当ての焼き餃子は定番の豚肉をチョイス。日本人好みの安心できる味です!1皿で10個、思ったより1個が大きく食べ応えがあるので、お得感もあります。
▲季節野菜の炒め物(小)
野菜はほうれん草だったと思います。かなりにんにくが効いていますが、かき油とにんにく風味は間違いない美味しさです。
▲炒飯(小)
餃子をはじめ、青菜炒め、炒飯どれも美味しく、大満足でした!しかも3皿で合計350元(≒1200円/2016年2月)ほどで、お酒をオーダーしていないということもありますが、とてもリーズナブル。ただ、心残りが2つありました。相席の家族が食べていた火鍋が美味しそうだったこと、思ったより大きな餃子でおなかいっぱいになりショーケースの小皿料理が食べられなかったこと、です。
再び「東門餃子館」へ!火鍋にチャレンジ
どうしても火鍋が気になり、別の日に再訪!この日は日曜だったので早めに行きました。11時すぎに到着するとまだ席に余裕がありましたが、あっという間に満席。その後は番号札らしきものを配布していました。
▲酸菜白肉火鍋(小)
見てください、このインパクト!鍋の下に炭?が入っているので、ずっと熱々です。真ん中の筒の上にある蓋で火加減を調節します。
アサリや豚肉、肉団子、海老、豆腐(高野豆腐に近い)など具だくさん。これでもサイズは小です。鍋の底も深く、下の方は春雨と白菜がぎっしり。酸味のあるスープなのでさっぱり食べられますが、鍋だけでおなかいっぱいになってしまいました。もう一つの楽しみだったショーケースの小皿料理はまたもや断念…。他のメニューはリーズナブルですが、火鍋は小850元(≒3,000円/2016年2月)でやや高価かなと感じました。
「東門餃子館」は、2人なら餃子や小皿料理を楽しむ方がオススメです。4人以上いれば、火鍋と餃子が両方楽しめると思います。 そしてぜひ、ショーケースから小皿料理を選ぶ楽しみも味わってください!