やっぱり九份は夜景を見たい。じゃあ昼間はどうしたらいいの?
Photo by Jerry Lai
台湾旅行の定番スポットとなった九份。ノスタルジックな街並みが人々を惹きつけています。
九份と言えば、やっぱり温かい光に包まれた夜景を見たいですよね。
じゃあお昼間は?実は九份周辺の町には楽しい散策スポットが盛りだくさんなのです。
おすすめ日帰りプラン
9:05 台北駅発 こちらから台鉄の時刻表検索できます(日本語)
9:59 侯硐駅着
★ねこ村散策12:13 侯硐駅発 平渓線は1時間に1本しかないので 時刻表を要チェック!
12:32 十分駅着
★十分老街
★十分大瀑布15:55 十分駅発
16:15 瑞芳駅着
駅前広場の道沿いから「九份-金瓜石」行きバスに乗る
(所要時間 約20分)
17:00頃 「九份」の次の「九份老街(舊道)」停留所で降りる
★九份散策20:00頃 「九份」または「九份老街(舊道)」停留所から台北「忠孝復興駅」行きのバスに乗る
(所要時間 約90分)
21:30頃 「忠孝復興駅」停留所着
猫好き必見!!あの有名写真家も訪れた猫村
photo by Dickson Phua
NHK BS「岩合光昭の世界ネコ歩き」はご覧になったことはありますか?動物写真家の岩合光昭さんが猫目線で世界中を旅する猫好き垂涎の番組です。旅好き・猫好きの私は録画容量の8割がこの番組になってしまうほど。
実は「今すぐ台湾に行かねば!」と無意識のうちに航空券をポチっていたのもこの番組の台湾編を見たからなのです。
台北から電車で約1時間で猫村へ
平渓線の侯硐Houtong駅を降りるとさっそく猫たちがお出迎えしてくれます。ここは猫で観光客を呼ぼうと地域全体で猫を世話している村なのです。
かつては炭鉱の町として賑わっていたそう。背後に見えるのは選炭場の廃墟。猫好き以外にも廃墟マニアも訪れる。
お土産の上でゆっくりしている看板猫(?)、カメラを向けるとポーズをとってくれる愛嬌猫、無邪気に虫を追いかける猫…。歩いていると色んな猫に会えます。人慣れしているので逃げることもなくシャッターチャンスがたくさん。ゆっくり休めるカフェや猫グッズのお土産やさんもあり村全体が猫愛に溢れています。
十分駅周辺は見どころだくさん
ねこ村で癒されたら再び平渓線に乗り十分駅まで20分。平渓線は1時間に1本しかないので時刻表は事前に確認しておきましょう。
十分Shifen駅。土日は人が多いです。日本の田舎の駅とも雰囲気が似ています。
屋台が続くノスタルジックな道をしばらく歩くと線路で天燈(ランタン)飛ばしをやっていたので、親子でお願い事を書いて飛ばしてみました。
私のお願い事は「腰痛回復」。母は欲張って3つも!「永遠美麗」は台湾の人が書いているのを真似てました。他にも「減肥成功」など、漢字で理解できるので台湾の人のお願い事を見るのも面白い。
photo byタイのコムローイが有名ですが、台湾でも平渓天燈節という旧正月に行われるランタン祭りがあります。タンランを飛ばすだけならお祭りの日じゃなくても体験できますよ。
台湾のナイアガラ・十分瀑布
線路沿いを歩くこと約20分、電車すれすれのスリリングな歩道を進むと台湾のナイアガラ・十分瀑布という滝が見られる公園に着きます。
photo by FrankyChou
圧巻の十分瀑布を堪能したら、十分駅まで戻りましょう。十分瀑布は十分駅と大華駅のちょうど間くらいにありますが、大華駅との間には電車が通れるだけの細いトンネルがあるので歩くのは危険です。同じ道になりますが必ず引き返してください。
クライマックスはやっぱり九份の夜景!
瑞芳駅でおりたら「九份-金瓜石」行きのバスに乗っていよいよ九份へ。もし時間に余裕があればぜひ終着点にある「金瓜石」にも行ってみて下さい。かつて金が採掘できた場所で今では博物館があるのですが、時価にして億を超える金の塊に直接触ることができます。
photo by steven21113
日本統治時代時代に建てられた家屋があり、金瓜石の街並みは昔の日本のようです。
九份から台北への帰りは直通バスが楽ちん
帰りは台北中心地の「忠孝復興駅」行きバスで帰るのが楽ですが、行列でなかなか乗れないなんてことも。その場合は瑞芳までタクシーを使い、そこからバスに乗り換えるのも選択肢の一つです。瑞芳でかなり人が降りるので座れるようになるでしょう。
ポイントはスニーカーと平渓線の時刻表把握!
このおすすめコースのポイントは、ガンガン歩けるスニーカーで挑むこと。そして1時間1本の平渓線時刻表を駅で確認してから散策スタートすること。
スムーズな乗り換えで台湾日帰りローカル旅行を楽しんでみてください!
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