ベトナム旅行の最大の注意点は雷!? 侮ってはいけない自然災害
ベトナム

こんにちは!Halcaです。最近は、日本でも豪雨による浸水・冠水被害が起こり大変だったみたいですね。

私の地元、宮城県にも特別警報が出され、実家に住む家族や友達の事がとても心配でした。この記事を読んでくださっている方は大丈夫でしたでしょうか?

 

ハノイの雷は恐ろしい

たかが雨、されど雨。自然の脅威を侮ってはいけないですね。私が、ハノイに来てから怖いものなんだと肌で実感したのは『雷』です。

 

『地震雷火事親父』という怖いものをあらわすことわざもありますが、私が日本に居た時の雷のイメージって、ピカッと光ってその後のゴロゴロにはビックリしますが、正直そんなに怖いという印象はありませんでした。そして、私の出身地である宮城県では雷がなる事って年に数回しかなく、日本での雷の記憶ってあまりありません。

 

しかし、ここハノイの雷は違います!しょっちゅう雷がなります。

そして、リアルに落ちてきます!

hanoi thunder
photo by Andrew Emerson

旅行中ですと、ついつい「ちょっとの雷雨でも観光しないと勿体ない!」「既に、レストランやツアーを予約しているからキャンセル出来ないし、行かなきゃいけない!」など旅行期間をめいいっぱい楽しみたい!という気持ちになると思います。その気持ちはよくわかります。

 

また、観光しているとベトナムの家々には小さな避雷針が立っているので、「避雷針がある!これなら安心ね!」なんて思うかもしれません。しかし、日本の避雷針の様に雷を呼んで電気を地中に逃がしてくれる様なきちんとしたものはほとんどありません

 

ハノイでは、木に落ちます!電柱に落ちます!地面におちます!

 

雷の後、外に出ると近所の木が真っ黒焦げで倒れていたり、電柱に落ちて電柱が倒れ、辺り一帯停電している事もあります。

私はハノイに来て始めて、雷での命の危険を感じました。

 

ハノイはスリやぼったくりなどはあるものの、比較的治安も良く遅い時間に女性1人で出歩いても、命の危険はほぼありません。(と言っても気を付けてくださいね。)2年間住んでいますが、日本人が事件に巻き込まれたという話も聞いた事はありません。大量のバイクが行き交い、一見渡るのに勇気がいる交差点も慣れてしまえば結構サクサクと渡れるものです。ただし、何度もいうようですが、雷は危険です

 

雷の対処法

もし、ホテルにいる間に雷がなったら、無理せず外出を控えましょう。

もし、外出先で、雷がなり始めたら、無理してホテルに戻ろうとせず、外出先の近くの喫茶店やバーなどで雷がおさまるのを待ちましょう。

 

雷は、一日中もしくは一晩中なっていることはまずありません。大体2~3時間もしないうちにおさまります。

旅行先で、雷に打たれて死んだ。なんて事があったら死んでも死に切れません。2~3時間の辛抱ですので、日本では見られないほどの大きな稲妻を安全な建物の中から眺めて時が経つのを待ちましょう。

 

そして、雷雨の後は

雷のあと

ハノイは基本的にガスがかかっているので、あまり綺麗な夜景が見える日はないのですが、雷雨の後は写真の様にガスが晴れて、道路は水の反射で輝いてとっても綺麗な夜景が見られるんですよ。

ハノイでは、しょっちゅう雷がなりますが、「旅行中なのにガッカリ」と思わず、それがハノイらしさであり、雷雨の後の綺麗な夜景を楽しんでくださいね。

この記事を書いた人

Halca@Earth

Halca@Earthライター

宮城県仙台市出身。現在婚活中。高校生時代に短期留学で訪れた台湾をきっかけに海外生活に興味を持つ。2年間のオーストラリア滞在後、現在ベトナムハノイ在住。趣味は、色々な国で民族衣装を着る事。民族衣装を着こなす為に日々体型維持に取り組んでいる。現在狙っている民族衣装は、シンガポール・カンボジア・台湾。

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