暑い夏、涼しげな景色を求めて滝を見に行くのはいかがでしょうか?
数ある滝の中から、日本三名瀑のひとつ、茨城県の「袋田の滝」を紹介します。
(ちなみに、三名瀑の後の2つは栃木県の「華厳の滝」と和歌山県の「那智の滝」です。)
袋田の滝は高さ120m、幅73mの大きさで、滝の流れが大岩壁を四段に流れ落ちることから、「四度の滝」とも呼ばれています。
「袋田の滝」の見どころ
滝までは長さ276mの観瀑トンネルを歩きます。トンネル入り口で施設利用券の料金(大人300円)を支払ったら出発です。トンネル内はイルミネーションが施されており、そのキラキラ感が滝へのワクワク感を更に盛り上げてくれます。ちなみに、イルミネーションは四季をイメージしてあり、季節にあわせて色が変わるようです。
トンネルの奥には観瀑台が設けられていて、第一観瀑台からは滝を間近に見ることができます。流れ落ちる滝の迫力を全身で感じることができるといっても良い場所です。
更に、エレベーターでもう一つの観瀑台、第二観瀑台に行くと、滝の最上段を望むことができ、自然美を堪能できます。
滝の傍には吊り橋があります。橋の上から見る滝の姿もまた素晴らしく、また、離れた場所から、橋と滝を同時に眺めるとまるで絵ハガキのような景色です。
生瀬滝
吊り橋を渡ると月居山ハイキングコースというのがあります。約1.6kmの距離を登っていきますので、少ししんどいかもしれませんが、「生瀬滝」という滝を見ることができます。木々の間から見えるこの滝は、大迫力の袋田の滝とは違い、癒しの雰囲気も感じます。
名物「けんちんそば」
散策の後は、名物の「けんちんそば」を是非味わっていただきたいです。夏は、ざるそばタイプのものがお勧めです。
袋田駅
袋田の滝へのアクセスは、JR水郡線袋田駅からバスで「滝本」下車です。
袋田駅はなかなか風情のある作りになっています。
JR、バス共に本数はあまり多くないので、行き帰りの時刻を調べて計画を立てた方が良いかもしれません。
下記の時刻表のサイトを参考にしてください。
http://www.daigo-kanko.jp/?page_id=2838
袋田の滝は流れ落ちる迫力からパワーをもらったり、マイナスイオンを浴びたりすることができるお勧めの場所です。春夏秋冬、どの季節もそれぞれ素敵な景色を見ることができるので、時期を変えて何度も訪れたい場所の一つです。その中でも、夏は緑の森の間を流れる滝の姿を見ることができ、その色合いの美しさと滝つぼで飛び散る水しぶきは一瞬暑さも忘れさせてくれるような気がします。暑い夏、袋田の滝で涼を感じ、元気をもらい、まさに夏バテ予防にいかがでしょう!