「ちょっと毎日の生活に疲れてしまった。」とか、「最近良いことがないな。」とか、大きな不幸があるわけではないものの、パワーダウンしていると感じることがありますよね。
そんな時、何か気分転換出来る事をついつい探してみたりしませんか?
自分が幸せに感じられる瞬間を求めて、ぶらり旅をしてみませんか?
「幸せは歩いて来ない、だから探しに行くんだよ。」どこかの歌のフレーズに似たキャッチフレーズを求めて、日常を抜け出して、リフレッシュする瞬間を作りに出掛けましょう。
とこなめ招き猫通り
名鉄名古屋駅から常滑線に乗って、特急で約35分。中部国際空港セントレアがある常滑市は、「常滑焼(とこなめやき)」も有名な街です。
その名鉄常滑駅を降りて、東方向に進むと「とこなめ招き猫通り」が見えてきます。
「ん?見えるのは、コンクリートの壁ですけど。」と思って進んでいくと、壁の端に、よく見かける招き猫が、こちらを向いて手招きしています。
photo by elminium
それに誘われるように歩くと、さまざまな猫たちの陶器オブジェが並んでいます。
photo by Ann Lee
これは、常滑ゆかりの陶芸家の方や、職人さん39人の方によって作られたもので、「健康長寿」、「安産祈願」など、それぞれに託された「御利益」があると言われています。
招き猫生産日本一
photo by Ann Lee
常滑焼は日本六古窯の一つで、実は見慣れた「招き猫」の生産が日本一なのです。
常滑ブランドの招き猫の特徴は、二頭身のふっくらとした体、大きく垂れた可愛い目、しっかりと抱えた小判です。
今や海外でも日本の開運グッズとして人気であり、この常滑焼も多く海外に出荷しています。
招き猫「とこにゃん」
そんな、窯元が点在する小路を上っていくと、思わず息を飲むビッグサイズの招き猫。
顔だけのオブジェ、招き猫「とこにゃん」がお出迎えです。
近すぎて、下からでは見えなかった、その全貌を目の当たりにして、思わず歓喜の声が出てしまいます。
幅が6.3メートル、高さ3.8メートル。すぐ後ろにある、2階建ての住宅がすっぽり隠れてしまうほどです。
招き猫の上げている手には、それぞれの意味があり、とこにゃんは、左手を上げて「千客万来」を表しています。
とこにゃんを楽しんだあとは、常滑焼の招き猫をお土産に買って帰りましょう。
猫の色や上げている手の高さなどでも、そのご利益は違いがあるようで、楽しいひと時が過ごせることでしょう。
有名なパワースポットもいいけど、たまには身近な穴場のパワースポット、遊びに出掛けてみませんか。