【会津若松・鶴ヶ城】歴史を見守る難攻不落の城
日本

以前白虎隊自刃の地、飯盛山をご紹介しました。今回は白虎隊が燃え盛る会津の町の向こうに見た鶴ヶ城をご紹介します。車で行く場合、駐車場は手前にいくつかありますが、最も近いと書かれている駐車場のさらに先にも広い駐車場がありますので奥に進んでみてください。

鶴ヶ城

難攻不落といわれる鶴ヶ城は戊辰戦争で新政府軍からの攻撃に籠城1ヶ月、それでも城は陥落しなかったといわれています。キリシタン大名で知られる蒲生氏の居城となっていました。そのため城内の展示では南蛮人と呼ばれた異教徒の絵や屏風などが飾られています。そのため日本の文化のみならず、異国の文化も入り混じった不思議な空気感を垣間見ることができます。

茶室

茶室

鶴ヶ城の公園内には麟閣と呼ばれる千利休の子・少庵が作った茶室があります。小さな造りでありながら美しくまとまった庭園は都会の喧騒をひととき忘れさせてくれます。鶴ヶ城と緑溢れる広い芝生を挟んだちょうど反対側に茶室はあります。鶴ヶ城の入場料で茶室も見学できますので是非足を運んでみてください。茶室庭園内にある茶屋で抹茶とお茶菓子が頂けるチケットもあります。1セット500円ですから、一休みしたい方は是非どうぞ。

屋上展望台

鶴ヶ城の順路に沿って進み、階段を上がっていくと屋上は展望台になっています。会津の町360度見渡すことができます。展望台から白虎隊が自刃をした飯盛山が見えます。白虎隊の若き隊士たちは、どんな想いで飯盛山からこの鶴ヶ城を見ていたのでしょうか。そんな思いを巡らせながら観光してみると新しい発見があるかもしれません。

会津の名産品

桃ジュース

鶴ヶ城内にあるお土産屋さんでは会津の名産品なども売られています。外の売店では桃のジュースなども売られており、とても美味しいです。白虎隊の刀を模したキーホルダーや折り畳み傘などのほか、会津名産の赤べこグッズや福島牛のお菓子などの旅のお土産を買うことができます。会津へ来たお土産に、おひとつ如何でしょうか。

東山温泉

福島牛

福島県には温泉地がたくさんあります。ここ会津に一番近い温泉は東山温泉でしょう。鶴ヶ城から車を走らせること15分ほどで、東山温泉郷へ入ることができます。日帰り温泉を楽しめるお宿も複数あり、温泉めぐりをすることも可能です。おすすめのお宿の1つが、東山パークホテル新風月さんです。一番のセールスポイントは、宿泊料金が365日同一料金であることです。1泊2食バイキングつきで破格の税別7,800円なのです。プラス2,000円ほどで数量限定の特注料理をつけることもできます。筆者は福島牛ステーキを特注しました。温泉は源泉掛け流しでゆったり入れることも魅力です。

会津へお越しの際は是非、白虎隊の歴史を巡ってみてください。温泉で癒されて帰るも良し、喜多方へ足を伸ばして喜多方ラーメンを堪能するも良し。福島の魅力に触れてください。

この記事を書いた人

Jenica

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 旅行好き、温泉好きOLです。  海外へ行ったら必ずその土地の思い出となるものを買って帰り、その土地での出会いを大切にしています。これからも色んな世界を見てみたいと思っています。  これまでに見てきた素敵な景色をご紹介していきたいです。 

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