「鈴虫寺」鈴虫の音色が響き渡るお寺と洛西巡り
日本

心地の良い虫の声が聞こえてくる季節になりましたね。そんな秋の虫の代表ともいえる、鈴虫の声を一年中聞くことが出来るお寺が京都の洛西にあります。今回はそんな素敵なお寺と、その周りの見どころをご紹介します。

鈴虫寺

鈴虫の声がいつも響いているお寺で、正式な名称は「妙徳山 華厳寺(みょうとくざん けごんじ)」といいます。江戸時代中期の1723年に、華厳宗(けごんしゅう)の復興のために鳳潭上人(ほうたんしょうにん)が建立し、現在は臨済宗に属する禅寺となっています。

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沢山の鈴虫を温度管理をしながら飼育されているようで、そのため一年を通して音色を聞くこが出来るのです。このお寺では、そんな鈴虫の音色が響き渡る中で、お坊さんの説法をきくことが出来ます。説法というとどこか堅苦しいようなイメージもありますが、そのようなことはなく、とてもわかりやすくて、ユーモアも交えながらのお話で、約30分程度の時間ですがいつまでも聞いていたいような気持ちになります。ちなみに、このときにはお茶とお菓子もいただくことができます。美しい鈴虫の音色と、ありがたいお話、とても癒される時間を過ごすことが出来ると思います。

 

また、鈴虫寺には願い事をひとつだけ叶えてくださるという、「幸福地蔵さん」もいらっしゃいます。日本で唯一ワラジを履いたお地蔵様で、願い事をする際に住所を伝えることで、願いを叶える為にお地蔵様が歩いて来てくださるといわれています。

 

更に、お寺の庭も素晴らしく、和の気分にひたることができ、ここでもまた癒されます。街の風景を一望出来るポイントもありますので、時間があればお庭もゆっくり周って見られることをお勧めします。

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京都駅からのアクセスは、京都バス73号で約50分、バス停『苔寺・すず虫寺』下車で、そこから歩いて約5分です。

 

 

地蔵院

鈴虫寺の近くにあるお寺で、「一休さん」のモデルになった一休禅師が幼少期を過ごした場所といわれています。

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境内にある竹林が美しいことから「竹の寺」とも呼ばれているようです。また、素晴らしいのは竹林だけでなく、絨毯のように広がる苔や季節毎に色を変える楓、そしてその時期その時期に咲く花々等、一年を通して色んな景色を堪能することができます。

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最寄りのバス停は鈴虫寺と同じく『苔寺・すず虫寺』で、鈴虫寺とは逆の方向に歩いて約5分です。

 

 

松尾大社

鈴虫寺から約1kmのところにある神社です。701年に創建された、京都最古の神社の一つで、本殿は国指定の重要文化財です。

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酒造りの神様としても信仰を集めていて、敷地内には「お酒の資料館」もあります。資料館では、酒ができるまでの行程をわかりやすく解説してあったり、古くから伝わる酒造りの道具が展示してあったりします。また、酒造り職人のモデルとして置かれている人形が外国人というのがなんともインパクトがあり過ぎて、でもそのおかげで展示物を見るのも楽しめると思います。お詣りの後は、是非イケメンマネキンに会いに行ってはいかがでしょうか?

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鈴虫寺からは歩いても20分程度で行くことが出来ますが、バスであればバス停『松尾大社前』で下車してすぐです。

 

 

おわりに

これらの他にもう一つ、鈴虫寺から徒歩7~8分のところに「古都京都の文化財」のひとつとして世界遺産に登録されている『西芳寺』というお寺があります。約120種類の苔が境内を覆い、緑のじゅうたんを敷き詰めたような美しさから「苔寺」とよばれているようです。ここは、拝観する為の予約を事前にハガキでしておかなければなりませんので、突然思い立って出かける旅では立ち寄ることができません。早いうちに旅の予定を決められる場合は、予約してみられてはと思います。予約方法等はこちらのページで確認をしてください。【こちらをクリック

 

これらの場所は、京都市内の中心部から少し離れていますが、京都バスの利用で気軽に行くことが出来ます。【京都バスのホームページ

 

見どころたっぷりの京都、市内中心部だけでも満足度は高いと思いますが、たまには少し足をのばしてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

Atsumi

Atsumi

旅好きな管理栄養士です。広島で、food arranging room Sheilaを主宰しており、美味しいお菓子を楽しく作る教室「おいしい!たのしい!お菓子の時間」を開催しています。その他、外部からの食に関するお仕事も承っています。旅先で出会った食べ物も新しいメニューを考える際のヒントになっています。

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