登別温泉行くなら周辺観光も!宿から行ける絶景スポット盛りだくさん
日本

大湯沼川

北海道生まれ北海道育ちの私ですが、本州に巣立って以来さらに北海道への愛が深まり、帰省するたびに長期旅行に出かけております。
今回は「登別温泉」周辺の見どころを本腰を入れてまわりました。
温泉地というのはもれなく大自然の脅威を確認できるスポットが点在するものなのですが、中でも登別温泉のありのままの自然の壮大感には圧倒されっぱなしとなること間違いありません。
温泉地に来たら温泉に入るのは当然として、ぜひ周辺の観光スポットにも足を運んでいただきたいのです。そこに広がる地球の息吹を体感すれば、このあたたかな温泉によりありがたく入浴することができるようになるでしょう。

登別温泉の周辺観光地は、足腰に自信のある方であれば徒歩で2時間程度で周ることができます
事実、私は朝5時に起きて宿を抜け、以下に書かせていただく勇壮な自然に約2時間もまれたのち、7時に宿に戻り朝風呂へと直行するという優雅すぎるプランを実行しました。
ぜひみなさんも登別温泉にいらっしゃった際は実行してみてくださいませ!

泉源公園で8mの「間欠泉」に遭遇せよ

温泉街を北に抜けると見えるのは、「泉源公園」と呼ばれる公園です。
ちょうど、滝本インの隣にあります。
蒸気がもくもくしていたり、大音量の轟音が聞こえてくるかもしれません。
この蒸気の先から、大量のお湯が噴き出ています。

登別温泉・泉源公園間欠泉

私が通りかかったときは、ちょうど間欠泉が噴出しているときでした。
お湯が噴き出るという視覚的な迫力はもちろんのこと、お腹に響くような重低音がさらに威圧感さえ感じさせてくれます。

登別温泉・泉源公園間欠泉

天然ジェットバスのようですが、どうやら80℃近くある熱湯らしいので、残念ながら触ることもままなりません。
実際に行くと恐ろしいくらいの勢いですので、畏怖の念さえ感じるかもしれません。

名所中の名所・登別地獄谷へ

登別地獄谷

登別温泉の供給源ともなっている、地獄谷。
爆裂火口の跡ということなので、まさに火口の中に足を踏み入れることになるということ。
至る所から蒸気が噴出し、硫黄のにおいが立ち込めます。
まさに地球の躍動をこの目で確かめることができる場所で、緊張感さえ漂っています。

登別地獄谷

山肌から絶え間なく噴出する蒸気。

登別地獄谷

朝6時ころ。朝日が顔を出す時間に訪れることができました。

登別地獄谷と朝日

遊歩道に沿って歩くと、その先には「鉄泉池」と呼ばれる間欠泉があります。

登別地獄谷・鉄泉池

ちょうど噴き出しているときに到着。

登別地獄谷・鉄泉池

近くに寄って写真を撮影しようとすると…なんと小康状態に。
この鉄泉池は、分刻みで噴出したり休止したりを繰り返しているので、噴き出ているのを見たいという方も少し待てばすぐに蒸気が湧いてきます。

登別地獄谷・鉄泉池

原生林の中の遊歩道を歩く

鉄泉池を見たあとは、遊歩道に沿って歩き「大湯沼」を目指します。
「登別原始林」と呼ばれるこの周辺は、原生のままの状態で木々たちが保存されている場所。足場もそこまで悪くないので、気軽に散策ができてしまいます。

登別温泉・遊歩道

坂もありますが、階段として整備されている場所が多いので安心です。

登別温泉・遊歩道

蒸気もくもくの大湯沼

遊歩道の先に広がるのは、圧倒的な広さを誇る湯の沼、「大湯沼」です。

登別・大湯沼

湯気がもくもくと現われ続けています。

登別・大湯沼

こんなに広大なお湯の沼があるのなら、いっそ露天風呂にしてほしいと願うのは私だけではないはず。
しかしこの大湯沼、現在でも約130℃の硫黄泉が激しく噴出し続けているようで、水面の温度でも50℃あるとのこと。ちょっと入れそうもありません。
大湯沼の湯には浸かることができない…と諦めるのはまだ早い! 後述する「大湯沼川天然足湯」はこのお湯の川に浸かることができる大変嬉しい足湯スポットなのです。先を急ぎましょう。

日によって色が変わる大正地獄

さっそく足湯に向かって遊歩道を進むのですが、途中「大正地獄」と呼ばれるスポットが存在します。

大正地獄

その名の通り、大正地獄の小爆発によってできた沼だそう。
この沼、日によって色が刻々と変化するそうです。今日は鉛色っぽい色ですね。

大正地獄

たしかに、前に来た時は白っぽかった気がします。爆発して枯れたり、透明な湯が張ったり、様々な変化をするそう。ぜひこの目で確かめていただきたいです。

大湯沼川天然足湯で自然に浸る

遊歩道沿いにひたすら歩くと、大湯沼と大正地獄から流れ出ている湯の川が散策者を歓迎してくれます。

大湯沼川

大湯沼川と新緑の共演は、それだけで見応え十分。

大湯沼川

大湯沼川を下流へ下流へと進んでいくと、ついに辿り着くのは最終目的地、「大湯沼川天然足湯」!

大湯沼川天然足湯

まったく人工的な湯温調整などありませんし、川岸を丸太で補強しただけのワイルドな設計となっています。したがって、大湯沼と大正地獄のその日の状態で湯温がかなり変化するので、熱湯となっていることもあるそうです。

大湯沼川天然足湯

足を浸ける際は、湯温に十分注意してください。特に大正地獄が爆発している時には、入るのは困難だそうです。
ちなみに私が行った日は、大雨の翌日だったこともあってか、お湯がぬるくて少し寒かったため、足を浸けるのは断念しました。
以前訪れたときは、ちょうど良い湯温でホカホカ気分になれたのに、残念……でもこれも、自然の摂理です。また訪れれば良いだけのこと!


これだけの大自然をたった2時間で満喫できてしまう、登別温泉。
その後の朝風呂が格別だったことは言うまでもありません。
ぜひ登別に訪れてみてください、そして散策もお忘れなく!

この記事を書いた人

春菜 由香(コロポン)

春菜 由香(コロポン)TRIP'S編集長

87年北海道名寄市生まれ、旭川市育ち。名古屋大学文学部を卒業後、しばらくゲームを作ってました。Webメディアを作る上でも、とにかく面白いと心から思えるコンテンツだけを出していきたいです。ひがし北海道マニア(自称)、旅ラン専門家(フルマラソン経験あり)、写真家(名乗れるようになりたい)

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