イエローナイフの観光はオーロラだけじゃない!夏も冬も楽しむ方法
カナダ

cover photo

「オーロラって冬しか見られないんでしょ?」

そんなことはありません!オーロラ観賞には″夏シーズン″もあるんです。これからやってくる夏シーズンの魅力、そしてイエローナイフの街、それ自体の魅力をご紹介します。

 

夏は寒さ知らずで快適にオーロラ観賞!

オーロラ観賞には8月下旬から10月上旬までの‘夏シーズン’というのもあります。
冬シーズンは11月下旬から4月上旬まで。このシーズンとシーズンの間、例えば冬と夏の間は夏至を中心に日が沈まなくなるため夜が訪れずオーロラ観賞ができません。
また、夏と冬の間は季節の変わり目で天候不順が多く観賞には不向きです。この2つの期間はいわゆるオフシーズンになります。

さて、そんな夏シーズンの利点。
なんといっても寒くない!ということです。日中は30度近く気温があがることもしばしば。夜も長袖一枚羽織れば大丈夫な寒さです。分厚くて動きにくい防寒着を着ることもないので快適にオーロラ観賞ができるのが魅力。その分、費用も抑えられますね。
また冬には凍っている湖が融けているので、そこにオーロラが映し出され、空と大地が対象に見える「逆さオーロラ」もこの時期しか見ることができません。

ただ冬に比べて夜が短いのでその分オーロラ観賞の時間が減る、つまりオーロラを見られる確率が減るというデメリットもありますが、せっかくの夏のカナダ、すぐそこでロッキー山脈が見られるバンフや、ナイアガラ、バンクーバーといった夏だからこそ楽しめる観光地といっしょに満喫してみるのもいかがでしょうか。
「オーロラ見たい!でも寒いの嫌い!!」という方には見逃せないシーズンです。

 

オーロラだけじゃない。イエローナイフの街を楽しむ!

オーロラ観賞はもちろん夜です。
じゃあお昼は何をしようということになりますが、もちろん朝方までオーロラ観賞をしていると日中はホテルで静かに過ごされる人もいます。でもせっかくなのでお昼のイエローナイフも楽しんでしまいましょう。
冬は犬ぞり体験などの北国ならではのアクティビティが楽しめますが、これからは夏。ハイキングなんかを実施しているツアー会社もありますが、ご自身で街中を散策してみるのもいいのでは。。。ということでイエローナイフの食事も含めて観光スポットをご紹介!

Northern Frontier Visitors Center

Visiter Center
イエローナイフの街の観光案内所。
イベント、ツアーなどの情報が手に入るほか、ちょっとしたお土産物コーナー、この地方の動物の剥製が置いてある博物館のようなコーナーもありお得感もあります。
そしてここのポイントは北緯60度到達証明書が発行してもらえるところ。自分の名前もいれてもらえることができ、カップルなど連名でも可能。発行料は3ドル(2015年冬現在)イエローナイフを訪れた証に。
VS
Inside of Visiter Center

Prince of Wales Northern Heritage Centre

Museum
イエローナイフの博物館。
先住民の歴史や北国ならではの動物、自然といった生態系に関する展示。
さらにはこの街、以前はゴールドラッシュで栄え、現在もダイヤモンドが採れることもあり、そういった軌跡もみることができる。入場料はなんと無料。
ここで注目したいのが2階にあるカフェ。博物館のカフェだと侮るなかれ、平日のお昼しかオープンしておらず近くにビジネスビルもあることから多くのイエロナイファー(イエローナイフに住んでいる人のことをこう呼びます)であふれかえっている。
名物のバッファローバーガーも比較的リーズナブルな料金で食べることができる。
Inside of M

Bullocks Bistro

Burcks bistro

検索エンジンで「イエローナイフ ご飯」で調べると最初に出てくるような有名店。
まずはお店の内観に驚かされると思います。いつも地元の人と観光客でにぎわっており、ここでは、ホワイトフィッシュ、極北イワナなどこの地方で獲れる魚を好みの調理法で食べることができる。付け合わせのサラダのドレッシングも絶品。
訪れた際は自分の名刺など訪れた証を壁に残すのも忘れずに!
Bs
Inside of BS

Black Knight Pub

Brack night
ダウンタウンの中心地にあるパブ。イエローナイフのパブには火曜日にチキンウイングデーと題していつもよりお安い価格で提供しているところがあるがここもその一つ。
バッファローバーガーをはじめフィッシュアンドチップス、プーティンなどイエローナイフ、カナダの料理が一通りお酒とともに楽しむことができる。
BNP
Inside of BK

Traders Grill (The Explore Hotel内)

Traders grill
かのエリザベス女王も宿泊したホテルの中にあるレストラン。バッファロー、ホワイトフィッシュ、カリブーなどを使った高級な極北料理が食べれるだけあってお値段も高め。
ここで注目したいのが日曜日のサンデーブランチ。そんなレストランの料理がビュッフェ形式で食べられてしまうこともあり毎週大人気。
足を運ばれる際は予約いれることをお勧めします。
Tg
 

いかがでしょうか。前夜のオーロラ観賞の疲れでちょっと重たい体をひきずって行けば、疲れを癒してくれるような出会いがあるかもしれませんよ。
ゴールデンウィークを満喫できなかったという方も、これからの夏休みの計画の候補にしてみてはいかがですか?

この記事を書いた人

SHUTA

SHUTAライター

85年宮崎県育ち宮崎県生まれ。地元マスコミでアナウンサー職などに従事していたが、突然、約28年過ごした宮崎を離れカナダへと渡る。「ナイアガラ」「イエローナイフ」でツアーガイドを務め、現在はトロント在住。夢は世界平和。

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