「屋久杉は見てみたいけど、登山はハードルが高くて…」「楽に屋久島を楽しみたい…」「山じゃなくて、綺麗な海に行きたくて…」
屋久島と言えば、縄文杉を始めとする屋久杉や映画「もののけ姫」に登場する太古の森のモデルになったとも言われる白谷雲水峡が有名です。
しかし、これらの場所を訪れるには本格的な登山が装備が必要になります。
「登山ができないと屋久島は楽しめないのかな…」そんな心配をしてる皆さんに、レンタカーだけあれば楽しめてしまう、屋久島のオススメスポットを紹介します!
屋久島で一番海に近い絶景の秘湯温泉!
自然豊かな屋久島、実は温泉の宝庫でもあるんです。
温泉を併設した宿泊施設や日帰り温泉施設も多く存在します。
その中でも今回特にオススメしたいのが湯泊温泉(ゆどまりおんせん)です。
この温泉の特徴はなんと言っても海のすぐ近くにあるというところ!海から15秒で足湯や湯船に浸る事のできる素晴らしい環境です。
湯船も海沿いの岩をくり抜いたように作られている為、海まで遮る物は一切ありません。広大な海を景色を楽しみながら、温泉に浸かる事ができます。
注意して頂きたいのが、足湯以外の浴槽は水着での入浴は厳禁となっています。海からそのままお湯に浸かる際は、更衣室などを利用しましょう。
また、この湯泊温泉脇の海は、屋久島一と言っても過言ではないシュノーケルポイントとなっています。南国のような青い海と、テーブルサンゴや種類豊富な熱帯魚を楽しむことができます。
サザナミヤッコ / cinz
ちなみに、数多くのシュノーケル経験がある筆者ですが、この湯泊のポイントでは過去最大級のサザナミヤッコを何匹も見かけました。もしかしたら、この屋久島の豊かな環境が魚を豊かに成長させているのかも!?
南国を思わせる青い海と白い砂浜で楽しむ海水浴
宮之浦港や安房港(あんぼうこう)の反対側にあるのが、栗生浜海水浴場(くりおはまかいすいよくじょう)です。
県道沿いにあり、駐車スペースが広く取られているのでアクセスも容易となっています。
サンゴの欠片も混じった白い砂浜と黒潮が直接流れ込んでくる青い海は、沖縄の海岸を想像させるかのような景色です。
この海水浴場は堤防の内側にあるので、外海の影響を受けにくいので、泳ぎが苦手な人でも安心して海水浴を楽しむことが出来ます。
そして、この栗生浜海水浴場はウミガメとの遭遇率も非常に高いようです。今回は残念ながらウミガメの姿は見られなかったのですが、運が良ければ砂浜からひょっこり顔を出してくる可愛いウミガメと遭遇できるそうです。
また、近くにはタイドプール(干潮時にできる潮溜まり)もあるので、生き物を観察したい人も楽しめるはずです!
間近で見る滝は迫力満点!大川の滝
大川の滝は屋久島の最奥部分、栗生浜から北へ数キロ行った場所にあります。
港町から所要時間こそかかりますが、県道から入ってすぐの所に駐車場がありアクセスは容易。滝を間近に見れる滝壺も駐車場から舗装された通路を歩いて1〜2分という場所にあるので、気軽に楽しむ事ができます。
その日の天候によって滝の水量が変わるようで、訪れた日は比較的水量が少ないとの事でしたが、それでも滝壺から見上げる滝は迫力満点!屋久島の自然が織りなすスピリチュアルパワーを肌で感じる事ができるでしょう!
レンタカーで楽しむ屋久島ドライブ
屋久島観光において、レンタカーはほぼ必須と言えます。
レンタカー業者の数はそこそこありますが、余裕を持った予約お勧めします。
値段は全国の平均と大差はなく、コンパクトカークラスを24時間レンタルで5000円程度となっています。
ただし、ガソリンは離島価格になっているので走りすぎには要注意。スタンドの数も多くはないので、給油のタイミングは確保しましょう。
島内のメインストリートになっている県道は道幅も広く、きちんと整備されているので安心して運転する事ができます。沿道からみる景色もダイナミックな自然が広がっているので、ドライブしているだけで楽しむことができます。ただし、脇見運転だけは絶対にやめましょう!
欲張りなあなたにお勧めな屋久島
屋久杉や渓谷など山に目が行ってしまいがちな屋久島ですが、今回の旅行では海沿い中心で屋久島を楽しんできました!
特に海沿いの景観は沖縄にも劣らない、南国らしい雰囲気を感じることが出来ました。海に山に滝に温泉と欲張りな楽しみ方ができる屋久島へ皆さんも是非行ってみてください!