本場スペインのフラメンコっていったいどんなかんじ?
スペイン

寒い日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしですか? 今回はこの寒い冬にピッタリな、本場スペインの熱い熱い情熱のフラメンコをご紹介いたします!! かわいい女の子が踊りだすと豹変する様子は圧巻です!

本場はアンダルシア地方

スペインといえば思い浮かぶのが灼熱の太陽、地中海の海、ひまわり畑、闘牛、そしてフラメンコなどでしょうか? 実はこれらすべてスペインのアンダルシア地方のイメージです。つまりスペイン全土でフラメンコが盛んに行われているわけではなく、限られた地域でしか見ることができないのです。
 
アンダルシア地方はスペインの南に位置しています。この地方には、セビリア、コルドバ、グラナダなど有名な観光地がたくさんあり、映画「アンダルシア」でも有名になりました。フラメンコの本場もこのアンダルシア地方。2月にはシェリー酒で有名なへレスでお祭りが、4月にはグループで踊るフラメンコが有名なセビリアで「セビジャーナ」と呼ばれるお祭りが行われます。
 
そして、今回ご紹介するグラナダは、ジブシーの人々が洞窟で踊るフラメンコ「ヒターナ」の本場です。

グラナダのフラメンコは迫力がすごい!


フラメンコを見るならおすすめはグラナダ。なぜかというと迫力がスゴイのです! ここ、「Los Tarantos ロス・タラントス」は古くからの老舗といった趣。洞窟風の会場で本場のフラメンコを近くで見ることができます。
グラナダ フラメンコ
場所はこのサクロモンテ地区と呼ばれるグラナダの旧市街。迷路のような入り組んだ石畳の路地と白壁の家並みが残るこのサクロモンテ地区に「ロス・タラントス」があります。場所からして本場!っていう感じです。
グラナダ フラメンコ
昔はこの辺りは洞穴住宅が多くジプシーの人々が住んでいたようです。今はその洞穴を利用してフラメンコのショーを行っています。グラナダのフラメンコはこの洞穴で見るというのが特徴。そして、舞台が真中にありそれを取り囲むように座席が用意されているので、なんといっても踊り手、歌い手がとても近いのです! その分迫力が伝わります!
 
ショーは2部制で21:30~と22:30~。それぞれ1時間で途中少し休憩が入ります。また、こちらではビール、ワイン、サングリア、ソフトドリンクなどのお飲み物が1杯サービスでつきます。
グラナダ フラメンコ
ショーが始まると照明が変わり、さらに雰囲気が盛り上がっていきます!

フラメンコは踊り手、歌い手、ギターの3つの要素から構成されていて、踊り手は女性、男性がいます。普段はニコニコしながら会話しているかわいい女の子も踊りだすと豹変! このギャップがすごいんです! 魂の叫びというか、この表現力は、日本人にはマネできませんね……。

最後のほうに男性の踊り手が出てきます。これがまた迫力満点。汗のしぶきがかかるくらいの距離で見事な足さばきを堪能することができます。

男性のフラメンコは直線的な動きで、とにかく足さばきの動きのキレが素晴らしい! カッコイイですよ! ショーが終わったのは23時半過ぎでしたが、眠気も飛び、この日は興奮してしばらく寝つけませんでした!!

Los Tarantos ロス・タラントス
Camino de Sacromonte 9, Granada
Los TrantosのHPはこちら

この記事を書いた人

小春日和

小春日和旅行コンシェルジュ 現役添乗員

これまで約200回、50か国以上を旅してきた大の旅好き。社会人になってからスペイン語も習得し、スペインはもちろん、イタリア、ポルトガル、フランス、イタリア、中南米が特に詳しいです。 東京と京都に拠点をおき、国内も時間のある時は車でドライブ。常に何か面白いものはないかとアンテナをはっています!かわいらしい小物やお菓子が大好きです。

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