インドはかつてほとんどの地域がイギリス領土になっていました。現在もイギリス領土だった時の文化が強く残っているインドですが、旧フランス領の街も数は少ないですが存在します。今回紹介するのはインドに疲れた人にお勧めなインドの中でフランスを感じられる街「ポンディシェリ」(Pondicherry)です。
旧フランス領のポンディシェリは海沿いのお洒落な街
南インドの大都市、Chennaiから車で3時間ほどにある街「ポンディシェリ」は旧フランス領の街。現在もフランス文化を色濃く残す街として有名です。
バススタンド付近は「the インドの街」といった混雑ぐらいですが、街の中心部を離れ海岸沿いを歩くとコロニアル調の素敵な街並みが広がっています。
市民の憩いの場でもある公園にはインドにミスマッチな門も。
飲酒に厳しい州が多いインドですが、このポンディシェリは飲酒にも寛容でフランス式のレストランが多いこともあり、インドに疲れた海外からの駐在員の休息地としても人気があります。
街に残る教会はクリスチャンが多い証!
ポンディシェリ街中の観光名所は3つの大きな教会。クリスマスの時期には立派なイルミネーションで囲まれ、大勢の教徒が訪れます。
ヒンドゥー教徒が多いインドですが、意外にもキリスト教の歴史は長く、キリスト12使徒のひとり聖トマスが南インドまで訪れたという歴史も残っています。
ポンディシェリの魅力は美味しい料理の数々! カレーではなくパンやステーキを!
ポンディシェリの魅力はなんといってもお酒と食べ物!
ヒンドゥー教徒が多く、牛肉をほとんど食べることができない大多数のインドの都市と違って、ポンディシェリでは牛肉のハンバーグやステーキを食べることができます。
また美味しいベーカリーも多く、朝からパンとコーヒーなんていうインドとは思えない優雅な日々を送ることができます。
甘すぎるコーヒーを出すお店が多い中、ポンディシェリは数少ない甘すぎないコーヒーが飲めるエリア。
街の外にはビーチや観光地オーロヴィルも! インドの喧騒に疲れたらポンディシェリへ
ポンディシェリの郊外まで足を延ばせば、スキューバダイビングもできるビーチやエコヴィレッジとして有名なオーロヴィルもあります。
ビーチでのんびり過ごすもいいし、オーロヴィルでエコな生活を体験してみるのもオススメです。
インド、特に都市部の観光地では多すぎる人、牛、騙してくる商売人などストレスを感じることが多いです。そんなインドに疲れた人はぜひポンディシェリを訪れてゆっくりリフレッシュしてください。