あと少しで夏休み！　海外への旅行を計画している方も多いのではないでしょうか。海外旅行に行くときの楽しみの1つは空港や渡航先で免税品を買う事、なんて方も多いのでは？　筆者もそんな1人。

そんな免税店、最近では都内にもオープンしており、昨年2016年3月には銀座に大型免税店がオープンして話題になりました。実は、日本人でも条件を満たせばこれらのお店で免税ショッピングできちゃうって知ってましたか？

今回は、免税店を「日本人が利用する方法」についてご紹介いたします！

都内初の大型免税店は銀座に

今回訪れたのは銀座、数寄屋橋交差点にオープンした、東急プラザ銀座のに入っている「ロッテ免税店銀座」。2016年1月末に銀座三越にオープンした「Japan Duty Free GINZA」に次ぐ、東京で2つ目の「空港型市中免税店」です。

1階と3階から直通のエレベーターがありますので一気に向かいましょう。

8階は宝飾品とファッションのフロア。グッチやオメガなど名だたるメゾンが勢揃いしてます。通路も広く、落ち着いた雰囲気でゆっくり見て回ることができました。

では、１つ上のコスメフロアに行ってみましょう。

充実のコスメフロア

9階のコスメフロアは、国内外のコスメブランドが集まったフロア！

コスメ大好き人間としては、品揃えの素晴らしさに大変感動しました！

日本国内には店舗自体も少ないブランドも入っているので、見ているだけでも楽しいです。

外国人観光客だけのもの？

こちらの免税店、利用客のほとんどは外国人観光客ですが、条件を満たせば日本人もお買い物ができるんです！

条件は2つ

こちらの免税店でのお買い物は外国扱いになるので、商品の受け取りは出発当日に空港で、ということになります。また、空港受け取りなので、お買い物のリミットが決まっていて、

・羽田空港出発の場合→14時までの購入品は当日21時以降の出発便で受け取り可能。21時までの購入品は翌日朝5時以降の出発便で受け取り可能。
・成田空港出発の場合→14時までの購入品は当日22時以降の出発便で受け取り可能。 21時までの購入品は翌日8時30分以降の出発便で受け取り可能

となっているのでご注意くださいね。

事前に免税店を利用するメリットって？

事前に市内免税店を利用するメリットと言えば、なんといってもゆっくりお買い物ができるということ！

旅行の出発当日ってなにかとばたばたしてますし（筆者だけ？）、出国手続きや荷物預けに意外と時間がかかって、あっという間に搭乗時間なんてことも。

また、特に羽田空港からの出発は深夜便も多いので、空港内の免税店がその時間には空いていない！なんてことも。なので、時間がある日に事前にゆっくり買い物をしておけば、当日は受け取るだけなので心に余裕をもって旅行にも出発できるんです。

もう1つの大きなメリットは、その空港で取り扱いのない商品も購入できる！ということ。

例えば、今回筆者は羽田空港からの出発でしたが、羽田空港内の免税店では取り扱いのない「ジョー・マローン」の商品をこちらの市内免税店で購入し、空港で受け取ることができました。

空港での取り扱いブランドに関する情報は、各空港免税店公式サイトにも載っているので、買いたいブランド、商品が決まっている方は事前にチェックしてみてはいかがでしょう。

実際に買ってみた

では、実際に購入してみましょう。必要なのは、パスポートと利用便のわかる書類。

Eチケットがまだ手元になくても、予約票でも大丈夫だそうです。今回筆者は、羽田空港からの深夜便を利用。出発日時やターミナル名を間違えると商品の受け取りができなくなってしまうのでご注意くださいね！

商品を購入すると、レシートと、商品の当日受け取り用書類が渡されます。ここで、商品とはしばらくバイバイ。

ちなみにロッテ免税店では、VIPメンバーカードという会員カードを作成すれば、ステータスによって商品が割引になる場合があるので、更にお得にお買い物ができちゃいます。

商品の受け取りは

商品の受け取りは、出国当日。搭乗エリアに受け取りカウンターがありますので、出国手続きを終えてから向かいます。今回筆者は、羽田空港国際線ターミナルより出国。カウンターは114番ゲートの近くにありました。

受け取りの期限は搭乗時間の1時間前までになります。羽田空港の国際線ターミナルは広くて移動の時間が意外とかかりますので、お時間に多少余裕を持ってカウンターに行ってくださいね。

免税店で受け取った、パスポートと受け取り証を提示して、商品を受け取ります。これで無事に完了です。