世界の大人気ラウンジ・台湾桃園空港「チャイナエアラインラウンジ」徹底解説!
台湾

みなさん、こんにちは! 空港とラウンジが大好きなモチヅキです。
 
先日台湾・桃園国際空港でトランジットした際に時間があったのでチャイナエアラインのラウンジを利用しました。こちらのラウンジ、航空アライアンス・スカイチームの上級会員(スカイチームエリート、エリートプラス)もしくはビジネス・ファーストクラスの乗客が利用できるラウンジなのですが、インテリアが素敵でドリンクやご飯のバリエーションも豊富なことから、他のアライアンスの上級会員もこのラウンジに流れてくるほど人気のラウンジとなっています。
 
今回のレポートが、航空会社ラウンジに興味がある方、スカイチームの上級会員の方でまだこちらのラウンジを利用したことがない方、チャイナエアラインのビジネスクラス・ファーストクラス利用予定の方のご参考になりましたら幸いです。

どこにあるラウンジ?

今回ご紹介するラウンジは、台湾のフラッグキャリア・チャイナエアラインが運営しているラウンジで、チャイナエアラインご利用の方以外にも、スカイチーム加盟航空会社の上級会員の方やビジネス・ファーストクラスのご利用の方ならどなたでも利用できるラウンジとなっています。
 
アクセスですが、まず第1ターミナル(T1)に行く必要があります。
T1のゲートが集まっているエリア(3階)のインフォメーションデスクを曲がると、廊下のエリアが待っています。そのまま真っ直ぐ進みましょう。
TPE T1 CIラウンジアクセス
廊下の終わりに、頭上サインで「航空公司貴賓室」というサインが現れますので、サインに従って進みましょう。
TPE T1 CIラウンジ2
ここでやっとラウンジ階(4階)への階段が現れます。
TPE T1 CIラウンジエントランス
ここを登った一番手前のラウンジがチャイナエアラインラウンジとなっています。
朝5時のラウンジオープン前に到着してしまったため、まだ扉は閉まっていますが、通常時は扉が開いています。

扉近くには入室可能なコードシェア便空港のリストがあります。日本航空やイベリア航空など、スカイチーム以外の航空会社もちらほら。
ちなみに、T1のゲートからはだいたい5分程度、第2ターミナル(T2)からアクセスした際は、ここまで歩いてだいたい15分ほどかかりました。

入室!

入室したら、チャイナエアラインの制服に身を包んだスタッフさんに搭乗券とラウンジチケットを見せましょう。
この時点で次の搭乗便のゲートが変更になっている、搭乗開始時刻が変更されている場合は、提示した搭乗券に変更後のゲート名と新しい搭乗時刻を記入してくれますよ。
TPE T1 CIラウンジエントランス廊下
受付を済ませると、廊下を進みます。
こちら、壁がほぼ全て石とウッドでできています。アジアンモダンテイストでとてもかっこいいんですよね。
すぐ近くにお手洗い・シャワールームと、
TPE T1 CIラウンジエントランス書籍エリア
書籍のコーナーがあります。英米紙・中華圏の書籍・新聞が揃っています。
TPE T1 CIラウンジエントランス睡眠エリア
ラウンジルームへ行く途中はお手洗いや書籍コーナー、ロッカー、授乳室などのほか、このようなスリーピングルームもあります! サイドテーブルとコンセント付き、ドアも閉められるため完全プライベート空間が楽しめますよ。
こちらは2室のみのようでした。
TPE T1 CIラウンジエントランスビジネス入り口
廊下を進み、突き当たりを右折するとビジネスクラスラウンジにアクセスできます。
 
チャイナエアラインファーストクラスを利用される方、チャイナエアライン・ダイナスティメンバーのエメラルド・パラゴン会員の方はこのお部屋の手前にある「ファーストクラスラウンジ」ルームにご案内されるようです。

気になるインテリアをチェック!

TPE T1 CIラウンジ席
ビジネスクラスラウンジはとても広く、全て落ち着いたカラーと装飾、暗めの照明で統一されています。
入室してすぐ、このような座面低めのソファーエリアがずらり。
 
朝5時のオープンと同時に入室したためガラガラですが、朝7時以降はかなり混み合います。ソファでのんびり過ごしたい方は、空席を見つけたらお早めにキープしておくことをおすすめします。
TPE T1 CIラウンジ席3
ちゃんとコンセント・サイドテーブルが付いていますよ。
TPE T1 CIラウンジ席4
各席ごとに、こんなガラスウィンドウにちょこんと台湾のアンティーク品が飾られています。
席によってディスプレイされているものが全く違いますので、訪れる度にいつもわくわくしています。
TPE T1 CIラウンジ席7
しばらく奥へ進むとダイニングテーブルのエリアが出現します。
丸テーブルや、
TPE T1 CIラウンジ席5
スクエアテーブルも。
商談をされている方やPC作業をされている方はこのエリアに多かったです。
TPE T1 CIラウンジ席6
ロングテーブルエリアもあり、座る場所はかなり多いです。
こちらのラウンジで使用されている家具はほとんど天然木でできているようで、高級感だけでなく、木ならではのぬくもりが感じられます。

ホテルのバイキングみたいなご飯!

ここで気になるのはご飯や飲み物ですよね!
お部屋の外周がシーティングエリア、中央がキッチンとブッフェエリアになっています。
TPE T1 CIラウンジ食事2
ソファエリアの近くには、サラダバー、
TPE T1 CIラウンジ飲み物
ドリンクが並びます。
ビールはサッポロ(台湾版)、台湾ビール、ハイネケンが並んでいます。
ソフトドリンクはシュウェップス(トニックウォーターと炭酸水)、コカコーラなど。
 
烏龍茶や台湾のドリンクもあります。変り種のちょっと大きめの台湾版ヤクルトも!
こちらのラウンジ以外でヤクルトを置いているところはまだ訪れたことはありません。
台湾ではヤクルトが人気なのでしょうか?

キッチン近くに行くと、肉まんや野菜まん、あんまん、焼売などの点心エリアが並びます。
TPE T1 CIラウンジ食事7
台湾名物・茶葉蛋(チャーイエダン)を発見! 台湾のコンビニでもよく見かけますが、八角の香りはコンビニのものよりは優しかったです。

朝訪れたためか、ハッシュドポテトやソーセージなど朝食メニューが並んでいます。
以前夕方に訪れた時は揚げ物やご飯モノが充実していました。
時間帯によって並んでいるメニューが結構変わっています。
TPE T1 CIラウンジ食事6
台湾料理はちょっと……と感じる方は、キッチンの後ろ側のカフェコーナーがおすすめです。
いつも美味しいパンが並んでいます。
TPE T1 CIラウンジ飲み物3
コーヒーメーカーのブランドは不明でしたが、全てタッチパネルで操作が簡単でした。
こちらのカフェエリアにはジンやウォッカなどの蒸留酒やワインなども並んでいますよ。

台湾麺をオーダーできる!

TPE T1 CIラウンジ麺
料理やドリンクがたくさんあり、ご紹介を忘れるところでした。
こちらのラウンジには、台湾を代表する麺のオーダーができます! 牛肉麺や野菜麺、タンツー麺などが選べますよ!
麺を作ってもらえる早さは混雑具合にもよりますが、キッチンの方に希望の麺を伝えると、今回は1分たらずでいただけました。

麺を戴いたら、お盆に載せ、カウンターの近くにある薬味コーナーでお好みの味に整えることも可能。
私はチリインオイルをプラスしてみました。
オイルの他にも、ゴマや刻みネギなど、6種類程度の薬味が並んでいます。
TPE T1 CIラウンジ麺2
私が選んだのは牛肉麺。
結構たくさん入っているように見えますが、1人前にしてはライトな量で、軽食として食べるには最適な量です!
お肉が見えにくいですが、やわらかい牛肉がゴロゴロと入っていましたよ。
 
ビールと一緒に味わうと最高でした!

目と胃袋を楽しませてくれるラウンジ

今回訪れた桃園国際空港のチャイナエアラインラウンジは、台湾のアンティークやバリエーションに富んだお食事や飲み物、モダンインテリアで目も胃袋も楽しめる豪華なラウンジです。

これまで国内外様々な航空会社ラウンジを訪れてきましたが、ここまでインテリアに統一感があり、食事が充実しているのは今の所こちらのラウンジがダントツです。季節ごと、時間帯ごとにご飯の種類が変わりますので、何度訪れても飽きません!

スカイチームの上級会員の方やビジネス・ファーストクラスをご利用される方にイチオシのラウンジです。

この記事を書いた人

モチヅキ アヤノ

モチヅキ アヤノライター

89年生まれのフリーライター。 大学卒業後、アパレルショップのWEB担当を経て、インテリア商社にて商品開発を担当。「女子がときめくもの」を中心にマーケティング・開発してきました。 海外出張や海外旅行の機会が多く、常に海外のおいしいグルメや素敵なインテリア、ライフスタイルのことで頭がいっぱいです♪

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