第7師団の軌跡を知る! 「ゴールデンカムイ」の世界観を感じながら歴史探索できる博物館「北鎮記念館」

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第7師団の軌跡を知る! 「ゴールデンカムイ」の世界観を感じながら歴史探索できる博物館「北鎮記念館」

2026年3月13日、野田サトル氏の人気マンガ「ゴールデンカムイ」の実写映画第2弾が公開されました。それによって人気が再燃し、これまで以上に注目が集まると予想される同作品の舞台として登場するのが、北海道旭川市にある旧陸軍第七師団(現陸上自衛隊旭川駐屯地)です。

今回の記事では、陸上自衛隊旭川駐屯地に隣接する資料館「北鎮記念館」をご紹介。ゴールデンカムイに関連するグッズを購入できる館内の売店にも注目です♪

「北鎮記念館」ってどんな施設なの?

第7師団の軌跡を知る! 「ゴールデンカムイ」の世界観を感じながら歴史探索できる博物館「北鎮記念館」


「北鎮記念館」があるのは、旭川市春光町にある陸上自衛隊旭川駐屯地の隣。入館料、ガイド料という大サービスでありながら、人気作品「ゴールデンカムイ」にも登場する大日本帝国陸軍第7師団時代からの歴史を知ることができる貴重な施設です。


陸上自衛隊が直接運営する施設ということで、館内にいるスタッフのみなさんはもちろん現役の自衛官。館内での写真撮影はやや制約はあるものの、今回の取材では快くOKしてくださりました。


実は、2000年代初頭にこの旭川市で2年ほど暮らしていたことがある筆者。しかし、当時から施設の名前は知ってはいたものの、その概要や所在地はまったく知りませんでした。地涌は同施設の歴史は古く、1963年には初代の施設が開業していたとのこと。2007年に現在の場所である国道40号線のわかりやすい立地に移転オープンしたとのことなので、筆者が居住していた当時は、周辺エリアを移動していてもその存在を実際に見たことはなかったというわけです。

第7師団の歴史を知ることができる興味深い展示品の数々

第7師団の軌跡を知る! 「ゴールデンカムイ」の世界観を感じながら歴史探索できる博物館「北鎮記念館」


同施設では、ゴールデンカムイの作中でもおなじみの旧陸軍第七師団が活動していたころの詳細な資料や展示物に触れることができます。

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現在ではカーキ色の迷彩柄がセオリーな陸上自衛隊ですが、当時の陸軍のユニフォームは黒地に金ボタンというこれまたおしゃれなデザイン。階段横に立っていたマネキンさんの胸元にはたくさんの勲章がついていたので、きっとこの方は偉大な功績を成し遂げたのでしょう。

第7師団の軌跡を知る! 「ゴールデンカムイ」の世界観を感じながら歴史探索できる博物館「北鎮記念館」


旧陸軍第七師団といえば、ゴールデンカムイの作中でもエピソードが語られる日露戦争での活躍が有名ですよね!


そんな日露戦争当時のエピソードは、館内にあるモニターで流れるムービーからも知ることができます。

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同じように、日露戦争当時の様子は館内に展示されている模型からも詳細を知ることが可能。兵隊さんたちが転んでいたり塹壕に隠れていたりと、当時の様子がよりリアルに再現されているのでぜひ見学しておきましょう。

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この日の取材に同行していた夫が興味深く観察していたのは、実際に戦争で使用された銃やサーベルなどが展示された武器展示エリア。


男の子が小さいころから戦いごっこが好きなように、実際に戦いで使われた武器の数々は大人になっても男心をくすぐるようです。

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軍隊の制服や旭日旗なども展示。それぞれに関連するエピソードの解説ボードがついているので、ガイドをつけなくても当時の様子を詳しくすることができる点もありがたいポイントです。

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旧陸軍第七師団といえば、日本最北の陸軍部隊としても有名。実際に旭川に住んでいたことがあるので、北海道内陸の盆地であるこのまち周辺の雪深さはよく知っています。


年によっては、笑えないくらいの大雪が降って極寒となるのがこの旭川という土地の特徴。訓練の際に当たり前にスキーを利用していたという点も、北国の軍隊ならではですよね!

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そんな、当時の陸軍で使われていたスキー板には、アザラシの毛を用いて滑りをよくする工夫がなされていたようです。たしかに当時は、潤滑用ワックスなんていう便利なものはありませんからね。

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また、陸軍関連の展示品以外に、明治から昭和の時代に使われていた硬貨や紙幣も年代ごとに展示されています。

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ほかにも、戦前(ここでは太平洋戦争以前)の旭川周辺でのくらしや農業、工業の様子がわかる希少な展示物も館内には並んでおり、いつしか陸軍の歴史だけでなく、北海道全体の歴史を勉強しているという嬉しい副産物もありました。

ゴールデンカムイファンは必見! 制服着用&売店での物販サービスも

第7師団の軌跡を知る! 「ゴールデンカムイ」の世界観を感じながら歴史探索できる博物館「北鎮記念館」


ここから先は、陸軍の歴史というよりも「ゴールデンカムイ」の作品に焦点を当てていきたいと思います。


まず注目したのは、館内1階に設けられていたレンタル衣装ブース。ここではゴールデンカムイ作中に登場する衣装をたくようして撮影できるだけでなく、同作品を手掛けた野田サトル氏のサイン入り色紙を見ることもできます。

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館内の売店は第七師団司令部の購買部という設定になっており、陸軍関連のグッズやお土産品がたくさん並んでいます。


筆者が現地を訪れたのは少し前のことなのですが、当時はゴールデンカムイのアニメ作品が注目されており、売店内にもたくさんのアニメ関連グッズが並んでいました。

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ゴールデンカムイのアニメファンであればきっと揃えたくなるぬいぐるみは、主要キャラクターのデザインが揃っています。

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野田サトル氏が描いた各キャラクターのイラストが描かれたサイン色紙のレプリカも販売。これは、推しキャラの色紙を並べて飾りたくなりますね♪

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旭川市は木製品のまちとしても有名なので、キャラクターグッズにも木を使ったものがチョイスされていました。


このウッドクリップは主要キャラ以外のデザインも揃っていてバリエーションが豊富なので、きっとあなたの推しキャラも見つかることでしょう。

旧帝国陸軍時代の貴重な資料見学と推し活をともに楽しめる穴場スポット

第7師団の軌跡を知る! 「ゴールデンカムイ」の世界観を感じながら歴史探索できる博物館「北鎮記念館」


「北鎮記念館」という施設は旧帝国陸軍関連の資料館というのが表向きのイメージですが、実は関連するマンガ作品の推し活もできる大変有意義な施設でした。


陸軍や北海道の歴史を知りたい方はもちろん、ゴールデンカムイのファンのみなさんも一度足を運んでみてはいかがでしょうか。ぜひ注目してみてくださいね!


北鎮記念館

北海道旭川市春光町 陸上自衛隊 旭川駐屯地隣