観覧注意!?なアート展示会が2017年5月に2つもあるので紹介します
日本

美術展201705

今回は型破りな「珍スポット」とも言える展示会をご紹介!

破壊力抜群かつ危険!だけれども、なぜかそそられてつい行ってみたくなる2つの展示会です。マニアから見たおすすめポイントを教えちゃいます!

あの大人気展示会「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展・痛(もうどく展2)」がパワーアップして帰ってきた!!


まずは、池袋のサンシャイン水族館特別展会場にて6月25日(日)まで絶賛開催中の「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展・痛(もうどく展2)」。

2014年夏に開催し94日間で約20万人が来場した、知る人ぞ知る大人気展示会「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展(もうどく展)」が、たくさんのラブコールに応えて、第2弾がパワーアップして帰ってきました!!

会場内は、さっそく異彩を放っているポルカドットスティングレイがお出迎え。

その華麗な姿とは裏腹に、尾の先にはタンパク毒を分泌する毒針を隠し持っています。刺されると激しい痛み、さらには呼吸困難、痙攣等を引き起こすことも!

会場内は、展示している生物の毒レベルやその毒による症状などついての説明もされてます。忘れずにチェックしないと取り返しがつかないことになるかも!?


壁などに飾られた毒キノコの模型や標本なども注目。まるで怪しい実験室にいるみたいな感覚になりますよ。

このチョウセンスズガエルは5cmくらいの大きさですが、背中は緑色、お腹は赤色で全身に広がる毒々しい斑模様の皮膚には刺激性の強い毒が。毒に触れた手で目などをこすると激しく痛むので要注意!

ちなみにこのカエルの毒レベルは危険度MAXの“不明”です!!



模様が綺麗と思う人もいれば、気持ち悪いと思う人もいますよね?

ここだけ! プロの手によって実現した貴重な体験コーナー!


今回は見るだけでなく、触れる、嗅ぐなどの体験型の展示もあり五感で「毒」を体感できる内容となっています。最大の目玉はスカンク! 1km先まで臭うと言われているおしりから出る強烈な臭いは、一時的に失明してしまうほど危険。

会場では、その強烈な臭いを嗅げる範囲まで抑えて再現された臭いを嗅ぐこともできます。嫌だとは思いますが、せっかくの貴重な機会ですのでぜひ嗅いでみましょう!!

死亡例のある生物が集まる「レッドゾーン」は要注意!


人を死に至らしめることもある危険な毒生物を展示する「レッドゾーン」には、触れるだけでも危険なイソギンチャク、毒針を持つエイなど、最恐レベルの毒生物たちが勢揃いします。

特別な免許がないと調理できないフグも改めて見ると奇妙に感じます。

よく耳にするハブの毒レベルは5! ハブ毒は出血毒で、噛まれると患部は出血し激痛が走ります。

今回は展示生物を全て一新しているとのこと!! 普段目にする生き物からめったに見られない貴重な生物まで幅広く展示されています。観覧の際は、毒にかからないようくれぐれも注意してください(笑)。

毒毒毒毒毒毒毒毒毒展・痛(もうどく展2)
東京都豊島区東池袋3丁目3-1 サンシャイン水族館
開催期間: 2017年3月16日(木)~ 2017年6月25日(日) 10時 ~ 20時
公式HPはこちら

アートに昇華されたのは、ふともも!「ふともも写真の世界展 南国編」


もうひとつは5月14日まで浅草橋のTODAYS GALLERY STUDIOで開催中の「ふともも写真の世界展 南国編」。

2015年7月に写真家のゆりあさんが初個展を開催し、2016年のゴールデンウィーク、シルバーウィークの開催、2016年年末年始の開催で総来場数は2万5千人を超えたそうです。

フェティシズムの追求からアートへと昇華した「ふともも写真の世界展」は、性別や嗜好を超えて楽しめる内容になっており、“フェティシズムアートのニューウエーブ”を巻き起こしています!

実に1,000脚のふとももが会場を埋め尽くす異空間!!


展示内容はすべて新作で作品数は500点以上! 実に1,000脚のふとももが会場を埋め尽くす異空間が繰り広げられています。


壁一面をふとももで埋め尽くした約5m四方の“ふとももの壁”を目の当たりにしたらもう何も言えません!


「ねこもも写真館」と題した、ネコとふともものコラボレーション写真もありました。

夏を先どり! ふとももと一緒に南国気分を味わえる!


GWも終わってしまい少し憂鬱な気分になっていませんか? 今回の「南国編」はグアムで撮影を行っているので、ここに行けば一足先に真夏の気分も味わえますよ!


白い砂浜に透き通るような海、夕焼けなどの日本とはまた違った景色が、健康的なふとももと融合した姿を堪能できます。

チケットも航空券をイメージしたデザインで、ちょっとした旅行気分に。

取れ高が凄すぎてシャッター音が鳴り止まない!?


会場内はなんと全て撮影可能!

なので、皆さん遠慮することなくどんどん撮影しています。私が行った時は終始シャッター音が鳴り止まず、一種のBGMみたいになっていました(笑)。

展示スペースは、決して大きいとは言えずこじんまりとしていますが、それをまったく感じさせない破壊力! 取れ高が凄くて「ふとももだけでこれだけいけるのか!」って思い知らされました!



ちょっとエッチなゾーンも出現。もちろんこちらも撮影OKです!

クリアファイルやポストカードなどのオリジナルグッズも必見! 数量限定の公式図録は南国編の新作の他、過去の公式図録も限定再販もされています。

人気の「ももみくじ」は普通のおみくじの内容に加え“ふともも運”という項目が。私は大吉でした!

ふともも写真の世界展 南国編
東京都台東区浅草橋5-27-6 5F

破壊力抜群の2展示です

この2つの展示会は「とにかく現地へ行って自分の目で確かめてくれ」って言いたくなるようなぶっ飛んだ内容です。
恥ずかしがっていたらダメですよ。自分の素直な感情に従って展示を堪能しましょう。

この記事を書いた人

Katsutoshi

Katsutoshiフリーランスライター・編集

専門学校卒業後、いくつかのアパレル企業を経て、現在はフリーランスと して活動中。ネットで色んな情報が手に入るこのご時世ですが、直接現地 へ出向き自分の目で確かめる「一次情報」を大切に生きています。

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